04/21 19:32 更新
発覚したのは、アメリカ側の文書からでした。アメリカ軍普天間基地の移転問題で21日、日本政府が今年秋にもキャンプシュワブで本格的な工事を始める方針であることがわかりました。先月24日付のアメリカ海兵隊の文書によりますと、普天間基地の代わりにキャンプシュワブに新たな滑走路を建設するため、日本政府が今年の9月から10月ごろに、本格的な工事を計画しているとしています。アメリカ側は、滑走路のV字案を日本側に強く要望し、今年春の合意を期待している、とも記されています。枝野官房長官会見は「推測で書かれたのではないか。文書自体を確認していない」と述べました。アメリカ海兵隊の担当者は「検討途中のものが誤ってネットに掲載された。正式見解を表明したものではない」と説明しています