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旧エクセル東急を避難所に 日本生命、県に提供打診

 昨年11月に営業を終了した旧仙台エクセルホテル東急(仙台市青葉区一番町)が、東日本大震災の被災者の2次避難場所として利用される見通しとなった。建物を所有する日本生命保険(大阪市)が21日までに、県に提供を申し出た。
 県によると、旧ホテルの客室と宴会場、大広間が利用可能で、収容人数は最大500人。電気、水道、ガスが使え、入浴はできるが、食事の提供は難しいという。
 県は日本生命の申し出を受け、1次避難者が最も多い石巻市に情報提供した。市は受け入れる方向で検討を進めている。
 県は「石巻市には職場や学校が仙台にある被災者も多い。震災で仕事を失った人にとっては就労先を見つけやすくなる」と感謝している。
 仙台エクセルホテル東急は1980年に開業。市中心部の青葉通沿いに位置し、100万都市のシティーホテルとして都市機能の一翼を担った。施設の老朽化や事業の将来性の厳しさを理由に昨年11月30日、閉館した。


2011年04月22日金曜日


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