2011年4月21日11時55分
児童ポルノを掲載しているサイトを強制的に遮断する「ブロッキング」について、大手プロバイダー9社が21日朝から順次始めた。関連企業などでつくる一般社団法人・インターネットコンテンツセーフティ協会(本部・東京都千代田区、事務局・ヤフー)が同日発表した。スタート時の対象サイトは百数十サイトだという。「最初なので慎重に選び少なめになった」という。
ブロッキングを始めた社は、NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンクBB、ニフティ、NECビッグローブなどで、9社合計の普及率は6割を超える。対象サイトを見ようとすると、画面に「ブロッキング対象サイト」と表示される。このほか、グーグルやヤフーなどの検索システムでも、表示されないようにした。