|
|
|
|
|
<大阪>薬事法違反の疑いで、枚方の薬局を強制捜査 |
|
(4/22 00:34) |
|
対面販売が必要な医薬品をインターネットで販売したとして、大阪府警が枚方市にある薬局を強制捜査していたことがわかりました。ところが、薬局側はこの「薬の対面販売」の定義について、真っ向から対立の構えです。
「光漢堂」の三牧剛太郎社長は、「こんなことで規制されるのはあほらしい」と語りました。薬事法違反の疑いで捜索を受けたのは、枚方市の「三牧ファミリー薬局」を経営する「光漢堂」です。刑事告発をした大阪府によりますと、この薬局は、風邪薬や発毛剤などの1類や2類の医薬品をインターネットを通じて販売していました。しかし、これらの薬は薬剤師などによる対面販売が義務付けられているため、大阪府はネット販売をやめるよう改善命令を出していましたが、薬局側は従いませんでした。三牧社長は、「ネット上の対面販売ですよ」「常にネットで問診票と病歴と今までのメールのやりとりをチェックして出すようにしている」と話しました。つまり、薬局側はネットで注文を受ける際、客に問診票を提出させているので対面販売と変わりないと主張しているのです。これに対し、告発をした大阪府の薬務課は、「薬局という場所において直接購入者を前において販売するのが対面販売という規定。それが守られていない。より安全な方法を一番に選択すべきだ」と話しました。医薬品のネット販売をめぐっては度々議論に。政府の行政刷新会議の中でも一般の医薬品について対面販売の義務付けがどこまで必要か議論が集中しました。三牧社長は、「我々は16年間、安全に売ってきた、これは証明されているということではないのかと、こんなことで規制されるのはあほらしい」と話しました。大阪府警は、社長の立件の可否について検討を進めています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|