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2011年4月21日(木) 19:20 |
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介護保険認定の手続きは行われず
笠岡市で、寝たきり状態だった妻に十分な介護をせずに放置し死亡させたとして、夫とその長男が逮捕された事件です。 その後の警察の調べで、妻の介護保険認定などの手続きは行われていなかったことがわかりました。
岡山地検に身柄を送られたのは、笠岡市広浜の警備員・東山広和容疑者と長男で無職の晃三容疑者です。 2人は今年1月に、足が不自由で寝たきり状態だった広和容疑者の妻はるみさんに対し、十分な介護をせずに放置し死亡させたとして、20日保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されたものです。 警察の調べでは、はるみさんの介護保険認定の手続きなどは行われていなかったということです。 はるみさんの部屋からは、コンビニの袋などが見つかっていて、警察では、はるみさんの食事の状況などについても慎重に調べています。 また、この家には広和容疑者の両親と長女も同居していて、警察では3人からも事情を聞くなどして事件の全容解明を進める方針です。
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