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「おひさま」の畑が消えた シカ食害で菜の花全滅 長野(2/2ページ)

2011年4月22日7時32分

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写真:一面緑のはずの菜の花畑は全滅。根だけ残った菜の花を確認する竹折敬喜・菜の花農業生産組合長=20日、長野県大町市中山高原拡大一面緑のはずの菜の花畑は全滅。根だけ残った菜の花を確認する竹折敬喜・菜の花農業生産組合長=20日、長野県大町市中山高原

写真:残雪の鹿島槍ケ岳と菜の花畑の景観で知られる長野県大町市中山高原=2008年5月12日拡大残雪の鹿島槍ケ岳と菜の花畑の景観で知られる長野県大町市中山高原=2008年5月12日

 信州大農学部野生動物対策センター長の泉山茂之教授によると、シカ1頭は1日5〜6キロのえさを食べる。当面考えられる対策は、金網の柵や電気柵の設置。県は年間約1万9千頭を駆除しているが、被害は減る様子がない。

 泉山教授は「立山黒部アルペンルート入り口の扇沢でもシカを目撃した。南アルプスのお花畑は10年で壊滅状態になった。北アルプスも危ない。駆除をはじめ、様々な対策を組みあわせてやるほかない」と語る。(山田新)

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