■■■ データの読み方について ■■■

放射能については、様々な単位が沢山出てきて、何が何だかよくわからない人も多いと思います。
また、自分にとってどんな害があるのか? も、すぐにはよくわからないと思います。
そこで出来るだけわかりやすくなるように、このページにデータをまとめました。

■放射線量 【シーベルト】
放射線は、一時的な物ですが、放射性物質を体内に入れると、長期間被曝し続けます。
 その地域で放射線が観測されていると言うことは、その場所に放射性物質があるということです。
 吸い込んだり、口に入れたり、傷口などから体内に侵入させないようにしましょう。
・放射線の影響はいくら弱くても蓄積し続けます。( 1 μSv/h を1時間被曝 = 0.1 μSv/h を10時間被曝 )
・日本では、自然からのもの(日本 0.13μSv/h)+人工物からのもの(0.114μSv/h)=0.244μSv/hが、トータルで被曝して良い量の上限です。
放射線量 人体への影響 備考
  6 Sv/回   100%急性死  
  5 Sv/回   100%不妊  
  4 Sv/回   50%急性死  
  3 Sv/回   脱毛  
  1 Sv/回   ガン死亡率 40%(晩発性)、急性障害発生 ← 福島第一 三号機付近 1.0 Sv(MAX)
0.5 Sv/回   リンパ球の一時的減少 ← 福島第一 三号機付近 400mSv *1
0.1 Sv/回   ガン死亡率4%(晩発性),ガン発生率高,脱毛(6.4%),紫斑(2.2%),嘔吐(2.6%)  
10 mSv/回   ガン発生率上昇  
 4 mSv/回   胃レントゲン ← 茨城県東海村 0.35mSv/h
0.3  mSv/回   胸部レントゲン ← 福島第一 20km地点 0.33mSv/h
0.19 mSv/回   東京-ニューヨーク間飛行 ← 福島市(60km地点) 0.045mSv/h
0.014 mSv/回   玉川温泉(ラドン)に一週間滞在  
0.002 mSv/回   玉川温泉(ラドン)に8時間滞在  
0.005 pSv/回   使用済燃料貯蔵プールで30分泳ぐ  
11.4  μSv/h =100 mSv/年  めだった健康被害出現  
5.7  μSv/h =50 mSv/年  放射線作業者の年間被爆限度規定 ← 福島(50μSv/h)、東京、千葉、栃木、茨城
5.0  μSv/h   飛行機内(高度12000m)相当  
0.27 μSv/h =2.4 mSv/年 自然からの年間放射線量(国際平均値) 食物0.35mSv 空気中1.3mSv 宇宙線0.35mSv 大地0.4mSv
0.2  μSv/h   富士山頂相当  
0.13 μSv/h =1.2 mSv/年 自然からの年間放射線量(日本平均値)  
0.13 μSv/h =1.2 mSv/年 放射線業務従事者の平均被曝量(日本) (自然から以外での制限値)
0.114 μSv/h =1.0 mSv/年 一般人の年間被爆限度規定 (自然から以外での制限値、癌死 1〜37/10万人)
数値は全て自然からの年間放射線量を除いた値
*1 1mSvでガン死亡率40%ならば、0.4Svはその半分の20%くらいのガン死亡率となります。(被曝量に比例して障害は増加)
外部リンク            

■放射線によるガン死亡率      北里大学病院 放射線部
被曝量[毎時]被曝量[年] ガン死亡率備考
0.114 μSv/h1 mSv/年 0.4%一般人の人工被曝限度(0〜生涯継続した場合)
0.228 μSv/h2 mSv/年 0.8%(0〜生涯継続した場合)
1.14 μSv/h10 mSv/年 1.8%(18〜65歳まで継続した場合)
2.28 μSv/h20 mSv/年 3.6%(18〜65歳まで継続した場合)

■単位
1 Sv = 100 rem ≒ 100 R ≒ 1 Gy(X-ray,γ、β線)≒ 20 Gy(α線)≒ 10 Gy(高速中性子線)
1 Gy = 100 rad
1 Ci = 37×10^9 Bq = 370 mSv/h
1 cpm = 1 dpm = 60 Bq = 0.6 nSv/h (液体シンチレーションカウンターの場合、効率100%)
                       ↑ガイガーカウンターなどは、効率下がるのでこれ以下
Sv:シーベルト Gy:グレイ rem:レム rad:ラド Bq:ベクレル Ci:キュリー R:レントゲン

■水、農産物、空気中の放射性物質について  (ベクレル⇔シーベルトの換算方法)
■水道水を1リットル飲んだ場合

■1リットル(=1kg)あたりのベクレル数まとめ [Bq/Kg]

2,900,000,000,000 2号機の溜まり水 (I134)← ★new! 絶賛 再臨界中?
11,660,000,000 2号機トレンチ
3,900,000,000 3号機で作業員の足がつかった溜まり水
5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草
430,000 1号機の地下水
371,000 いおりんの黄金溜まり水
54,100 茨城の水洗いした後のホウレン草      ←★★★
8,300 千葉旭市の水洗いした春菊      ←★★★
2,000 日本の3月17日以降の暫定指標(野菜)
1,000 WHO基準 たとえ緊急時でも1000 Bq/kg の食品を食べてはいけない
965 福島県飯館村の水道水
370 日本の3月16日までの基準値(野菜)
300 日本の3月17日以降の暫定指標
210 東京都金町浄水場
170 アメリカの法令基準(飲食物)
100 乳児の飲用に関する暫定的な指標値
10 日本の3月16日までの指標値
10 WHO基準(野菜)
1 WHO基準(水)
0.5 ドイツガス水道協会
0.111 アメリカの法令基準


■日本が過去に基準値[ 370 Bq/kg]を超えたので税関で止めた食品一覧

H01.01.11 きのこ(くろらっぱたけ) フランス     650 Bq/kg
H01.01.23 乾燥ぜんまい       ソビエト     655 Bq/kg
H01.04.10 乾燥ぜんまい       ソビエト     379 Bq/kg
H01.10.23 きのこ(あんずたけ)   フランス     532 Bq/kg
H02.02.28 ハーブ茶(ダンデリオン) スイス     1,167 Bq/kg
H02.10.03 ハーブ茶(セイヨウノコギリ草)アルバニア  814 Bq/kg
H03.02.14 乾燥きのこ(ヤマドリタケ)ユーゴスラビア  556 Bq/kg
H03.03.13 ミックススパイス     フランス    1,028 Bq/kg
H06.11.08 燻製トナカイ肉      フィンランド   388 Bq/kg
H10.01.21 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア  731 Bq/kg
H13.11.08 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア  418 Bq/kg

H23.03.21 水洗いした茨城ホウレンソウ   日本   54100 Bq/kg


基準  事故前   370 Bq/kg
     事故後  2000 Bq/kg


■ヨーロッパにおける安全許容量 [Bq/kg]  (ネイチャーより)
・乳製品   セシウム      1000
        ヨウ素        500
        ストロンチウム    500
        プルトニウム     20
・乳製品以外 セシウム    100-1250
        ヨウ素       3000
        ストロンチウム   3000
        プルトニウム     80



■海水の法定限界値  [pdf]
  0.04 Bq/cm3 = 40 Bq/kg
  (ちなみに水道水の限界値は、300 Bq/kg)



■1リットル(=1kg)あたりのベクレル数まとめ [Bq/Kg]

2,900,000,000,000 2号機の溜まり水 (I134)← ★new! 絶賛 再臨界中?
11,660,000,000 2号機トレンチ
3,900,000,000 3号機で作業員の足がつかった溜まり水
5,190,000 福島飯舘村の水洗いしてない雑草
430,000 1号機の地下水
371,000 いおりんの黄金溜まり水
54,100 茨城の水洗いした後のホウレン草      ←★★★
8,300 千葉旭市の水洗いした春菊      ←★★★
2,000 日本の3月17日以降の暫定指標(野菜)
1,000 WHO基準 たとえ緊急時でも1000 Bq/kg の食品を食べてはいけない
965 福島県飯館村の水道水
370 日本の3月16日までの基準値(野菜)
300 日本の3月17日以降の暫定指標
210 東京都金町浄水場
170 アメリカの法令基準(飲食物)
100 乳児の飲用に関する暫定的な指標値
10 日本の3月16日までの指標値
10 WHO基準(野菜)
1 WHO基準(水)
0.5 ドイツガス水道協会
0.111 アメリカの法令基準


■日本が過去に基準値[ 370 Bq/kg]を超えたので税関で止めた食品一覧

H01.01.11 きのこ(くろらっぱたけ) フランス     650 Bq/kg
H01.01.23 乾燥ぜんまい       ソビエト     655 Bq/kg
H01.04.10 乾燥ぜんまい       ソビエト     379 Bq/kg
H01.10.23 きのこ(あんずたけ)   フランス     532 Bq/kg
H02.02.28 ハーブ茶(ダンデリオン) スイス     1,167 Bq/kg
H02.10.03 ハーブ茶(セイヨウノコギリ草)アルバニア  814 Bq/kg
H03.02.14 乾燥きのこ(ヤマドリタケ)ユーゴスラビア  556 Bq/kg
H03.03.13 ミックススパイス     フランス    1,028 Bq/kg
H06.11.08 燻製トナカイ肉      フィンランド   388 Bq/kg
H10.01.21 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア  731 Bq/kg
H13.11.08 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア  418 Bq/kg

H23.03.21 水洗いした茨城ホウレンソウ   日本   54100 Bq/kg


基準  事故前   370 Bq/kg
     事故後  2000 Bq/kg


■ヨーロッパにおける安全許容量 [Bq/kg]  (ネイチャーより)
・乳製品   セシウム      1000
        ヨウ素        500
        ストロンチウム    500
        プルトニウム     20
・乳製品以外 セシウム    100-1250
        ヨウ素       3000
        ストロンチウム   3000
        プルトニウム     80



■海水の法定限界値  [pdf]
  0.04 Bq/cm3 = 40 Bq/kg
  (ちなみに水道水の限界値は、300 Bq/kg)


■放射能による移住レベル区分(参考)

20   [Bq/km2]     原発から40km地点          (福島県 飯舘村)
 1.48 [Bq/km2]     チェルノブイリ 強制移住対象レベル
 0.55 [Bq/km2]     チェルノブイリ 移住対象レベル   (ベラルーシ)


■水道水を1リットル飲んだ場合
・ベクレルとシーベルトの換算係数は下表の通り。(元素毎に異なる)    変換器
・成人男子の値。子供は約10倍くらい(つまり感受性が高い)。各年齢層によって異なる。
 (経口時。吸入の場合はまた値が異なる。)
・得られるシーベルトの値(黄色)は、放射化が全て完了するまでの積分値 (1Lを1回飲料時)
 つまり、時間当たりの[μSv/h]ではなく全部のトータル量  [預託実効線量]
 (大人は50年間、子供は70年間分として算出したもの)
★[μSv/年](オレンジ)は、1日2リットル×365日飲み続けた場合
変換係数 μSv/Bq  0.016 0.039
採取日 採取地 ヨウ素131 セシウム137
[Bq/L] [μSv] [μSv/年] [Bq/L] [μSv] [μSv/年]
3/18 栃木県 77 1.7 1237 1.6 0.02 15.2
3/18 群馬県榛東村 14 0.31 224      
3/18 群馬県       0.22 0.003 2.1
3/18 群馬県前橋市 2.5 0.06 40 0.16 0.002 1.5
3/18 東京都新宿区 1.47 0.032 24
3/18 千葉県 0.79 0.017 12.7      
3/18 埼玉県 0.62 0.014 10.0      
3/18 新潟県 0.27 0.006 4.3      

また0.114μSv/h (=1mSv/年=1000μSv/年) を被曝の限界値とすると、
 ・ヨウ素131    62 Bq
 ・セシウム137  105 Bq
までは大丈夫な計算になります。(大人が毎日2リットル飲み続ける場合)
栃木ではすでにこれを越えており、危険です。
子供は、さらに1/10くらいしか許容量がないため、大変危険です。

お風呂などに入って、体に付着する放射性物質からの外部被曝についてはまた別に加算されます。

放射性物質がついた野菜などはよく洗って下さい、とテレビで言ってます。
しかし、もし洗う水が野菜より汚染されていたら、あまり意味がないでしょう。
ちなみに、例えば1リットル当たり1.6ベクレルのセシウム137を検出した栃木は、水道水1リットルの中に約20億個のセシウム137の原子が入っています。
なので、1個も体内に取り込まないことはほぼ不可能でしょう。
あとはトータルの被曝量の問題となります。
それに、野菜から検出された放射能は、洗った後の野菜から検出された数値です。


■水道水中の放射性物質の制限値  (水道水の放射線基準がダブルスタンダードなカラクリ)

これを調べてたんですが、どうやら水道水中の放射性物質の制限値というものは、正式には日本では存在しないらしいんです。これが。

WHOにはあり、日本も一応これに準拠しているようです。 【WHO飲料水水質ガイドライン】[pdf]

しかし、これはあくまで平時の基準のようです。
上記ガイドラインのP202にも、次のように書いてあります。

天然線源に由来する放射性核種、または、現在もしくは過去における活動の結果として環境中に排出された放射性核種について、飲料水中の放射性核種のガイダンスレベルを表に示す。
これらのレベルは、一年以上前の核事故で放出された放射性核種にも適用できる。
しかし、事故直後の1年間は、BSS(IAEA, 1996)並びにその他のWHOおよびIAEAの関連刊行物(WHO, 1988;IAEA, 1997, 1999)に記載されているように、食材に関しての一般的アクションレベルが適用される。

この、BSS〜 どうのこうの、という文献が見あたらないので困ってしまうのですが、、、
また、高度情報科学技術機構にはこう書かれている。

放射線事故が起きた時には 〜中略〜 放射性物質によって汚染する住民の被ばくを防ぐためには、摂水や摂食の制限、外出の禁止などがとられる。緊急被ばく医療 (09-03-03-03)[2005]

両方とも「これは平時の基準で、非常時は別基準を使ってね」と書いてあるわけです。
つまり、「平時の基準はA、でも事故後1年間はムリだろうからBを基準にして」ということだと思います。

なので、例えば飲料水1kg(=1L)当たりの放射性ヨウ素の基準値は、

成人   平時      10Bq/kg   [WHO基準]
乳幼児 現在     100Bq/kg   [非常時基準,2003年規定]
成人   現在     300Bq/kg   [非常時基準,2003年規定]

となります。
で、3/19に非常時基準に移行した、ということだと思います。
一応つじつまはあっています。


だからといって、この非常時基準でいいのか? というのは別問題ですね。
はっきり言って、良いわけないだろ! と思います。
政府は、非常時の基準が適切なことと、なぜこの基準に移行しなければならないのか? ということを明確に国民に説明しなければなりません。

チェルノブイリの時は、「平時基準」輸入禁止にしたのに、日本のは大丈夫だって? アホか。
あくまで「平時基準」で考えましょう。
自分や家族の健康を守るのは自分しかいません。


【参考】
・ チェルノブイリ時の輸入食品 → 放射性物質検出で禁輸 [WHO基準]で判断
・上記のICRP(国際放射線防護委員会)基準でさえ、不適切に甘いという指摘もある。ICRPの欠陥

上記は、個人的に調べて計算したものですので、詳しい専門家からのご意見等お待ち申し上げます。


■主な放射性物質の半減期
・半減期とは、原子崩壊によってその物質が半分に減ることです。(他の半分は崩壊後の別の原子に変わりました。)
  つまり、まだ半分は残ってるんです!  勘違いしないようにしましょう。
  (半減期×3.5回くらいで1/10、半減期×7回くらいで1/100になります。 (1/2)^n )
放射性同位元素半減期放出放射線排出期間蓄積臓器備考
カリウム4012.5億年β線   
セシウム13730.17年γ線(β)100〜200日、(70日?)生殖腺、全身(筋肉)137Cs→β→137mBa→γ→137Ba
生物学的半減期 4〜9歳 42日 12〜14歳 62日 成人 80日
環境的半減期は180〜320年という最新説も
ヨウ素138.0日β線8日甲状腺 
ストロンチウム28年β線15年 
コバルト605.3年γ線10日全身 
プルトニウム23924000年α線骨50年、肝臓20年  
ウラン23844.7億年α線?300日  
クリプトン85は、フィルター等で除去できません。

■各種対策
■ヨウ素
・ヨウ素  安定用素材 ヨウ化カリウム
・昆布   □100mm2枚を15分間煮沸で99%溶出するのでこれを飲むと、安定ヨウ素剤1回分になる
・昆布   乾燥重量2gあたり約 5mg のヨウ素を含む
・イソジン 推奨されないが、米軍等では非常時の対策として有効との情報有り
原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用考え方について
■セシウム
放射性セシウム体外除去剤「ラディオガルダーゼ」


■実効線量係数  [μSv/Bq]  シーベルト⇔ベクレルの換算係数
核種 半減期 経口摂取 吸入摂取
Cs-137 30.0年 0.013 0.039
Cs-134 2.06年 0.019 0.02
Cs-136 13.1日 0.003 0.0028
I-129 1570万年 0.11 0.036
I-131 8.04日 0.022 0.0074
I-134 53分    
I-133 20.8時間 0.0043 0.0015
K-40 12.8億年 0.0062 0.0021
Sr-89 50.5日 0.0026 0.0079
Sr-90 29.1年 0.028 0.16
Sr-91 9.50時間 0.00065 0.00041
Sr-92 2.71時間 0.00043 0.00023
U-235 7.04億年 0.047 3469.87
U-237 6.75日 0.00076 0.0019
U-238 44.7億年 0.045 3265.76
Pu-238 87.7年 0.23 449.02
Pu-239 2.41万年 0.25 489.84
Ca-45 163日 0.00071 0.0037
Cr-51 27.7日 0.000038 0.000037
Mn-54 312日 0.00071 0.0015
Fe-59 44.5日 0.0018 0.004
H-3 12.3年 0.000042 0.00026
C-14 5730年 0.00058 0.0058
P-32 14.3日 0.0024 0.0034
Co-58 70.8日 0.00074 0.0021
Co-60 5.27年 0.0034 0.031
Zn-65 244日 0.0039 0.0022
Y-90 2.67日 0.0027 0.0015
Y-91 58.5日 0.0024 0.0089
Zr-95 64.0日 0.00095 0.0059
Zr-97 16.9時間 0.0021 0.00092
Nb-95 35.1日 0.00058 0.0018
Nb-97 1.20時間 0.000068 0.000045
Mo-99 2.75日 0.0006 0.00099
Tc-99m 6.02時間 0.000022 0.00002
Ru-103 39.3日 0.00073 0.003
Ru-106 1.01年 0.007 0.066
Rh-105 1.47日 0.00037 0.00044
Rh-106m 2.20時間 0.00016 0.00035
Ag-110m 250日 0.0028 0.012
Sb-125 2.77年 0.0011 0.012
Sb-127 3.85日 0.0017 0.0019
Te-129 1.16時間 0.000063 0.000039
Te-132 3.26日 0.0038 0.002
Ba-140 12.7日 0.0026 0.0058
La-140 1.68日 0.002 0.0011
Ce-141 32.5日 0.00071 0.0038
Ce-143 1.38日 0.0011 0.00083
Ce-144 284日 0.0052 0.053
Nd-147 11.0日 0.0011 0.24
Ra-226 1600年 0.28 9.5
Th-232 140億年 0.23 110
Np-239 2.36日 0.0008 0.001
Am-241 432年 0.2 96
Cm-244 18.1年 0.12 57
緊急被ばく医療研修のホームページより 
上記は、水道水から0.1mSv/年の被曝をしないことを基準に算定されている。
たぶん他の食品や空気中からの被曝もあるためと思われる。

■飲料水中の放射性物質 許容レベル (概略値)
・条件 成人男子が1日2リットル飲むと仮定
 水道水からの年間被曝量として、0.1mSv/年を設定。これは、自然以外からの被曝量の限度の1/10。水道水からの被曝は、限度の1/10程度に抑えるという考えか?
・飲料水中のウランの暫定許容値は、腎臓に対する化学的な毒性に基づき15μg/L
放射性核種 [Bq/L] 放射性核種 [Bq/L] 放射性核種 [Bq/L]
3H 10,000 137Cs 10 140La 100
7Be 10,000 136Cs 100 139Ce 1,000
14C 100 135Cs 100 141Ce 100
22Na 100 134Cs 10 143Ce 100
32P 100 132Cs 100 144Ce 10
33P 1,000 131Cs 1,000 143Pr 100
35S 100 129Cs 1,000 147Nd 100
36Cl 100 131I 10 147Pm 1,000
45Ca 100 129I 1,000 149Pm 100
47Ca 100 126I 10 151Sm 1,000
46Sc 100 125I 10 153Sm 100
47Sc 100 93Mo 100 152Eu 100
48Sc 100 99Mo 100 154Eu 100
48V 100 96Tc 100 155Eu 1,000
51Cr 10,000 97Tc 1,000 153Gd 1,000
52Mn 100 97mTc 100 160Tb 100
53Mn 10,000 99Tc 100 169Er 1,000
54Mn 100 97Ru 1,000 171Tm 1,000
55Fe 1,000 103Ru 100 175Yb 1,000
59Fe 100 106Ru 10 182Ta 100
56Co 100 105Rh 1,000 181W 1,000
57Co 1,000 103Pd 1,000 185W 1,000
58Co 100 105Ag 100 186Re 100
60Co 100 110mAg 100 185Os 100
59Ni 1,000 111Ag 100 191Os 100
63Ni 1,000 109Cd 100 193Os 100
65Zn 100 115Cd 100 190Ir 100
71Ge 10,000 115mCd 100 192Ir 100
73As 1,000 111In 1,000 191Pt 1,000
74As 100 114mIn 100 193mPt 1,000
76As 100 113Sn 100 198Au 100
77As 1,000 125Sn 100 199Au 1,000
75Se 100 122Sb 100 197Hg 1,000
82Br 100 124Sb 100 203Hg 100
86Rb 100 125Sb 100 200Ti 1,000
85Sr 100 123mTe 100 201Ti 1,000
89Sr 100 127Te 1,000 202Ti 1,000
90Sr 10 127mTe 100 204Ti 100
90Y 100 129Te 1,000 203Pb 1,000
91Y 100 129mTe 100 206Bi 100
93Zr 100 131Te 1,000 207Bi 100
95Zr 100 131mTe 100 210Bib 100
93mNb 1,000 132Te 100 210Pbb 0.1
94Nb 100 131Ba 1,000 210Pob 0.1
95Nb 100 140Ba 100 223Rab 1
224Rab 1 235Ub 1 242Cm 10
225Ra 1 236Ub 1 243Cm 1
226Rab 1 237U 100 244Cm 1
228Rab 0.1 238Ub,c 10 245Cm 1
227Thb 10 237Np 1 246Cm 1
228Thb 1 239Np 100 247Cm 1
229Th 0.1 236Pu 1 248Cm 0.1
230Thb 1 237Pu 1,000 249Bk 100
231Thb 1,000 238Pu 1 246Cf 100
232Thb 1 239Pu 1 248Cf 10
234Thb 100 240Pu 1 249Cf 1
230Pa 100 241Pu 10 250Cf 1
231Pab 0.1 242Pu 1 251Cf 1
233Pa 100 244Pu 1 252Cf 1
230U 1 241Am 1 253Cf 100
231U 1,000 242Am 1,000 254Cf 1
232U 1 242mAm 1 253Es 10
233U 1 243Am 1 254Es 10
234Ub 10 254mEs 100    
 【WHO飲料水水質ガイドライン】より [pdf]




(高度情報科学技術研究機構 原子力百科より)   チェルノブイリ事故による死亡者数の推定 (09-03-01-13)



■原子力災害のため、災害後に変更した日本のあたらしい基準値





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