こちらでしたら、すこしゆっくりお話ができますね。 少し進めさせていただければと思います。
さてお問い合わせの件ですが、まず僕は以下のスタンスです。
・既に創価学会については、執着はなし。 ただし身内に多くの学会員もあり、しがらみとして所属をしている。
・ただし日蓮大聖人の仏法については信じているが、それは大石寺の教学に縛られるものではない。
・創価学会の教学については大石寺の教学(いわゆる石山教学)の影響を色濃く受けていて、そのそもそもの大石教学については、疑念点も多くある。
・大石寺宗門については、教学が根源的に同一である事から、言葉は悪いが「目くそ鼻くそ」である。
こういったスタンスです。
なので一般的な創価学会の脱会者と同様と捉えられてもそれは違います。だから「再折伏をしよう」というスタンスであれば、諦めたほうがよいと思います。 #まあ形としては「脱会者」ではありません。
その上から考えるならば、ご質問の要旨の一つ。 >一つの宗派足りえませんでしたよ。 ●というのは当たり前だと思います。 そもそも大石寺の教学についても、それだけのイニシアチブをとる事ができなかったという証左ではないでしょうか? それぞれ貫主となるには、それなりに教学を研鑽した事でしょう。また宗内でも研究されたことでもあるでしょう。 その上にたっても、同一見解については出なかったんでしょうね。
>『諸宗は本尊にまどえり』 このままですよ。 ●注意して欲しいのは、この御書の文言ている「諸宗」とは、日蓮門下以外の諸宗を述べているのであり、阿弥陀仏とか観音菩薩とか、大日如来とか・・・そういった本尊について迷っていることをさしています。 この場所の論点についていうならば、日蓮大聖人の十界互具の曼荼羅の事を述べていて、そういう面では日蓮大聖人の御文の指し示す論旨とは明らかに違います。 日蓮大聖人の御書を切り文で使うのはやめましょう。。。。意味がありませんから。
>戸田会長は何を広めようとしたんですか? ●恐らくは日蓮正宗を広めようとしていたと思いますよ、それも純粋な思いから始まったのかもしれません。でも結果として数十年の創価学会の活動の結果が今の時代であり、社会であるのであれば、それは見直しを行わなければならないでしょう。そう考えています。
>凶悪犯罪者、池田犬作 作成の >ほぼ同じ相貌『ペラペラカレンダー』を広めようとなさったん >ですか? ●これは宗門の方と話す場合、往々にして混同している論点なんですが、創価学会は相貌を変えていません。元は宗門にあったご本尊の相貌です。脇書きについては削除をしましたが、それは問題とは考えていません。 創価学会が行ったのは、御本尊のコピーですね。 作る事と複製する事は違います。
>開眼草木成仏による歴代上人様の御本尊様を御安置申し上げ >るのが広宣流布の第一歩。 ●相伝書にあたるものには偽書も多くあります。 僕は別に気にしていないので、歴代法主の許可が必要とは全然考えていませんが、宗門の方はそこに多くのこだわりを持っていらっしゃる。
一つ質問なんですが、「開眼草木成仏」について相伝書に沿わないで、現存している日蓮大聖人の御書の上から解説をしてもらえませんか? (ちなみに真蹟度の高いものからお願いします。日蓮大聖人の御書においても偽書や追加の文言が多くありますので・・・そこは論拠にされても信用度がおちますので・・・・)
別に僕のスタンスは宗門だろうが創価学会だろうが・・・・宗教組織について正統性がどうとか、だれそれの許可が必要だろか、、、そんな事は、もう「どうでも良い事」なんです。
そんな事のこだわりのために「買った負けた」の論争する事はさんざんやりましたし、そういった事は飽き飽きしています。
人生をよりよく生きる、自分らしく自分の人生を生きる。そういう事には全然役に立たない事ですから。
気長に回答をお待ちしますので、よろしくお願いします。
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