福島原発、地震の揺れガル2、東電プレス発表

3月25日に「地震の揺れ、東電の情報隠ぺい?」という記事を書いたが、
4月1日になって、東電がプレス発表した。
表の右欄「最大応答加速度」というのが「応答できる」値、いわゆる想定値らしい。

東電は水平(南北、東西)、上下とも、揺れはだいたい400ガル台を想定していた。
実際の揺れは、
・福島第一が、300〜500ガル台
・福島第二が、200ガル台
だった。
上下よりも、東西の揺れが想定を超えていた。想定を超えたのは、
・福島第一、2号炉、3号炉、5号炉
だった。

ただ今回の大事故が、揺れによる破壊なのか、津波による被災なのかは分からない。
爆発による炉や建屋の破壊と、放射能汚染で、原因究明は今後も困難だろう。

地震も、津波も、電源喪失も、人智で想定できることを超えるというのが、今回の反省だろう。
いや、想定するくらいできないことはないが、対策に費用がかかりすぎて、
「発電コストが大幅にアップするので、想定したくないという」のが、人智なのだろう。

福島原発、揺れガル、東電発表
福島原発 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/04/02 09:17
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