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今月1日に女優の小雪(34)と入籍した俳優・松山ケンイチ(26)が20日、都内で結婚報告会見を行った。09年4月の交際スタート時から結婚前提だったと告白した松山は、8歳年上の姉さん女房の魅力について「ストレートにものを言う方ですので、かっこいい」とのろけた。年下を不安視されたことも打ち明け、新婚生活での“カカア天下”ぶりをうかがわせた。
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故郷・青森なまりのイントネーションは、晴れの場でも変わらなかった。小雪は自身のどこにひかれたかを聞かれた松山は「田舎もんのところですかね」と照れ笑い。幸せオーラをにじませた。
08年5月に映画「カムイ外伝」で出会い、翌年4月から交際開始。当初から結婚前提だった。それでも、8歳の年の差がある2人が恋人になるには時間がかかった。「『あなたみたいなヒヨっ子に大丈夫なの!?』と言葉ではないんですけど、すんなりとはいかなかった。(小雪を)大事だと思ってましたので、がむしゃらに押しました」と猛アタックを振り返った。
小雪の心配は仕方なかった!?会見の冒頭、松山はグレーのスーツ姿で、報道陣200人の前にさっそうと登場するも、マイクを忘れる凡ミス。あわてて舞台袖に戻り、頼りなさをのぞかせた。
「尻に敷かれてる?そうなんじゃないですかね。カカア天下?そうですね」。交際前から小雪の自宅で同せい。現在も同じ場所で新婚生活を送っているというが、「頼ってるところがあるので、いつも怒られてます。自分の部屋を散らかしてたりすると」と告白して苦笑い。愛妻にまったく頭が上がらない様子だった。
もちろん、男らしさも見せつけた。「幸せな家庭を作るのはもちろんですが、皆さんに元気を与える仕事をしてますので、それを忘れずに一生懸命継続してやります」。この日は愛妻・小雪から「頑張ってね」と送り出された会見で、最後はきちんと決めてみせた。来年はNHK大河ドラマ「平清盛」の主演という、大仕事が待つ。今夏のクランクインを前にけじめをつけた“元ヒヨっ子”が、役者としてさらなる飛躍を期す。
(デイリースポーツ提供)
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