2011年に新入社員として東京電力に入社したと思われる女性Pさん(22歳)が、インターネット上に過激な書き込みをして物議をかもしている。とある人物が東京電力を批判する日記をSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)に書いたところ、Pさんが「よく考えてから批判するように!! 文句あるなら電気使うな!」と反論の書き込みをしたのだ。

Pさんの書き込みはそれだけに留まらず、「批判する人間は自分が原発に行けばいい」「電気を使わせて貰ってる人間が東電は許さないとか知識人ぶるのは滑稽」など、何度も反論の書き込みをしている。どの書き込みもかなり過激で、多くの人たちが驚きを隠せずにいる。以下は、Pさんの東京電力批判に対する反論コメントである。
 
・Pさんの東京電力批判に対する反論コメント
「東京電力の批判をしてますが、今電気を使えてるのは誰のお陰ですか? よく考えてから批判するように!!!文句あるなら電気使うな! あなたみたいな陰湿な事をいう人間がいるから日本人の質が問われるんです」
 
「世間知らずはどっちでしょうね。批判してるのは極一部ですよ。普通の人は東電頑張れと応援してくれてます! 今批判的なことを言うのは妬みだと思います。あと社長が悪いとか幹部が悪いとか言いますがみんな必死にやってます! そういう人間を批判する人間は自分が原発に行けばいいんじゃないですかね?行く度胸もなく、ただ電気を使わせて貰ってる人間が 東電は許さない とか言い知識人ぶるのは滑稽です(笑)」
 
「脳がないって(笑)。偉そうに言ってるけど原発の事とか何もしらないのでは? 他にも色々と矛盾してること言ってますしね。もうちょっと色々と勉強してから物事を発言したほうがいいですよ。あと会った事もない人間におまえ呼ばわりされる筋合いもありません!」(引用ここまで)
 
国民の声として、東京電力を批判する声もあれば擁護する声もある。この問題は多面的なものであり、簡単に「良い悪い」と言えないのも確かだ。考え方は人それぞれなので、正しいかどうかは別としてPさんのような過激な意見が出てきてもおかしくはない。

しかしここで問題なのは、Pさんが東京電力の社員ということだ。自身の立場を考えれば、どのような発言をすればどのような反響が返ってくるのかわかるはずである。以下は、このPさんに対するインターネット上の声である。
 
・Pさんに対するインターネット上の声
「スイーツ×ゆとり×ネット=破壊力」
「よくもまあいけしゃあしゃあと言えるな」
「天災とはいえ、福島県民の前でそれを言えるのか?」
「東電社員の発言なんだからこれ印刷して福島県でばら撒けばいいよもう」
「まぁ貴重な東電の本音なんだろ」
「ほとんど事情を知らないであろう新入社員ごときが何故ここまで自社を擁護できるのか」
「まさに東京電力って感じの人材だな。人事部はよくこういう人間集めて来れるものだよう」
「ゆとりの破壊力はまさに想定外だわ。俺の中の何かが水素爆発でぶっ壊れた」
「これは東電の質が問われてるな」
「インフラ独占しておいて誰のおかげとかw」
「俺が福島県民だったら怒りで壁が何枚あっても足りんぞこれは」
「新入社員だし社会ルールを知らないから許してやろう」
「まぁ、挫折なし人生で自信にあふれてて気が大きく尊大になっちゃってたんだね」
「こりゃアウトだな。かわいそうに」
「福島に謝れ」
 
また、東京電力の教育体制に疑問を持った人もいるようで、「社内ではこうやって教育してるんだろうなぁ。東電は悪くないって」という声もあがっていた。

ちなみにPさんは東京電力勤務とSNSに書いていないものの、2011年4月から東京電力に入社が決定している人しか入れない「東京電力(株)2011年度入社」という承認制コミュニティや、「ありがとう東京電力」というコミュニティに入っていたことから、東京電力社員であることが判明した。

参照元: SNS