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少年同士初の心臓移植 肝臓は北大で20代男性に

(04/13 15:35、04/13 16:22 更新)

移植する肝臓が入った保冷バッグとともに北大病院に到着した同病院の医師=13日午前11時30分

移植する肝臓が入った保冷バッグとともに北大病院に到着した同病院の医師=13日午前11時30分

 15歳未満で初めて法的脳死と判定された男子の臓器摘出手術が13日朝、関東甲信越地方の病院で行われた。心臓は大阪大に運ばれ、同日午前、拘束型心筋症の10代後半の男性への移植手術を終了した。日本臓器移植ネットワークによると、少年から少年への心臓移植は国内初。肝臓は移植を行う北大病院に到着した。

 同ネットワークによると、摘出手術は13日午前4時2分に始まった。肝臓は午前5時53分、移植手術を行う北大の医師により摘出され、定期航空便で新千歳空港に到着。北大には午前11時半に到着し、先天性代謝性肝疾患の20代の男性への移植手術が始まった。

 大阪大によると、心臓の移植を受けた10代後半の男性の容体は安定している。記者会見した医師らは、男性の両親が臓器提供について「大変ありがたい」と話したことを明らかにした。

 腎臓の一つは当初、新潟大で移植予定だったが、医学的理由で断念、東京女子医大で慢性糸球体腎炎の60代男性に移植。もう一つの腎臓と膵臓(すいぞう)は藤田保健衛生大(愛知県)、両肺は東北大に運ばれた。

 提供者の男子は10歳以上15歳未満。交通事故で重い頭部外傷を負った。本人は臓器提供の意思を示していなかったが、家族の承諾で12日に脳死と判定された。

 15歳未満の子どもからの脳死移植は、昨年7月の改正臓器移植法の全面施行で可能になった。

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