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腎移植手術 断念/新潟大病院

2011年04月14日

 昨年7月に本格施行された改正臓器移植法に基づき、全国で初めて15歳未満の子どもが提供者となった臓器移植で、腎臓の一つを40代の男性患者に移植する予定だった新潟大学医歯学総合病院(新潟市中央区)は13日、患者側の医学的理由から移植を断念したと発表した。

 日本臓器移植ネットワークによると、この腎臓は東京女子医科大学病院(東京都)で60代の男性に提供された。提供者は10代前半の男性で、心臓が大阪大医学部付属病院で10代後半の男性に移植されるなど、臓器は全国5病院へ運ばれた。

 新潟大病院では今年2月、改正法で認められた家族承諾による脳死下での臓器提供としては県内で初めて、50代男性に腎臓の移植手術を行ったほか、12日には脳死下で提供された肝臓を50代男性に移植している。

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