２１日午前３時ごろ、浜松市中区和合町のコンビニ店で、客を装って侵入した男がカウンター越しに店のオーナーの男性（５０）にカッターナイフを突き付け、「強盗だ、金をよこせ」と脅した。男は現金千円とたばこやサンドイッチなど店の商品（約３千円相当）を奪って逃走した。浜松中央署は強盗事件として男の行方を追っている。
　同署によると、男は身長１７０～１７５センチで太めの体形。４０～５０歳ぐらい。上下とも黒っぽいジャージーに、黒の野球帽をかぶっていたという。
　事件当時、店内にはオーナーの男性１人が勤務していた。男性が「鍵がないとレジが開かない」と応じると、男は男性が財布から出した千円札を奪い、籠に入れていた商品もレジ袋に入れさせて、自転車で逃げたという。同署は防犯カメラの画像を公開し、情報提供を呼び掛けている。連絡先は浜松中央署＜電０５３（４７５）０１１０＞へ。