国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長らが爆発事故から25年を迎えるチェルノブイリ原発を訪れ、福島の事故をきっかけに、原発の安全基準の見直しを訴えました。
潘事務総長とIAEA=国際原子力機関の天野事務局長らは、施設が閉鎖された今も放射能漏れの対策が続くチェルノブイリ原発を視察しました。
国連・潘基文事務総長:「我々は、原子力の安全基準を徹底的に見直す必要がある。自然災害と原子力の関係にもっと焦点をあてるべきだ」
また、チェルノブイリがあるウクライナの首都キエフで、原子力の専門家らによる会合が開かれました。この場で、天野事務局長は「地震や津波などで電力が停止した場合も想定した新たな原発の安全基準を考えなければならない」と強調しました。原発を保有する国の専門家からは、同じ過ちを繰り返さないためにも、福島事故の詳細なデータがほしいという声が数多く聞かれました。