東京電力は21日、4月初めに福島第1原子力発電所の2号機付近から海洋に流出した放射性物質の汚染水について、流出総量が約520立方メートルになるとの見通しを発表した。海洋流出は2日に東電が確認し、6日に止水した。今回の推計は確認前日の1日から流出が始まったと仮定。6日までの期間で、放射性ヨウ素131やセシウム134、137などを合わせた放射性物質の量は「4700兆ベクレル」という。
流出箇所の止水強化工事は21日に完了した。今後は立て坑の閉塞を行う予定。
沖合への流出を最小限に防ぐため、東電は1号機から4号機までシルトフェンスを設置したほか、発電所の南側防波堤付近に62袋の大型土のうを積んだ。今後はこの防波堤付近に鋼矢板と呼ぶ鉄製の板を置くほか、放射性物質の吸着装置設置を検討する。規模や配置は今後詰める。〔日経QUICKニュース〕
東京電力、海洋流出、放射性ヨウ素、原子力発電所、放射性物質、福島
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