朝鮮王室儀軌還収委、22日に日本の衆議院訪問
【ソウル20日聯合ニュース】文化財返還運動を展開している市民団体「朝鮮王室儀軌還収委員会」が22日に朝鮮王室儀軌(朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物)返還運動の一環として日本の衆議院を訪問する。委員会側が20日、明らかにした。
朝鮮王室儀軌の返還批准審査を行う衆議院外務委員会に参考人資格で出席するもの。還収委員会事務処長の慧門(ヘムン)和尚は「李明博(イ・ミョンバク)大統領が5月21日に訪日するだけに、それまでに解決できるとみている。5月末か6月初めには返還されるだろう」と予想した。
朝鮮王室儀軌をめぐっては、菅直人首相が昨年8月に韓日併合100年に際しての談話で返還を表明。同年11月には両国首脳が朝鮮王室儀軌など文化財級の図書1205冊の返還に合意した。
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