民主党の山岡副代表は自民党の町村元官房長官と会談し、東日本大震災からの復興には与野党の協力が重要で、菅総理大臣の下では困難だという認識を示したうえで、「辞める気持ちのない総理大臣を辞めさせるためには、問責決議案や内閣不信任決議案という話になってくる」という見方を示しました。
会談で、町村元官房長官は「政治には信頼関係が大事だ。一緒にやっていくには政策が一致することが重要で、それがなければ難しい。今年度の第1次補正予算案までは挙国一致で協力しているが、党内は『それ以降は支える必要はない』という方向に変わりつつある」と述べました。これに対して、山岡副代表は、東日本大震災からの復興には与野党の協力が重要で、菅総理大臣の下では困難だという認識を示し、「辞める気持ちのない総理大臣を辞めさせるためには、問責決議案や内閣不信任決議案という話になってくる」という見方を示しました。また、山岡氏は、統一地方選挙の後半戦が終わった来週以降、選挙の総括や震災復興の財源などを協議するため、民主党執行部に両院議員総会の開催を求めていく考えを伝えました。