2006年09月27日

トラブル対策のためのコンピュータ情報を効率よく収集する

システム管理者にとって胃が痛む仕事の1つに、クライアントPCのトラブル対策がある。コンピュータの専門家でないユーザーは、コンピュータを使っていて何かトラブルが起こると、自身では対処しようがないため、PCに詳しい身近なリーダー的存在の人や、ヘルプデスク、管理者などに助けを求めてくる。
 トラブル対策の第一歩は、ユーザーのPCで何が起こっているか、状況を正しく把握することだ。しかしこれが簡単でない。OSのバージョン、Service Packのバージョン、ディスクやメモリのサイズ、インストールしているアプリケーション、ネットワークやIEの設定など、ユーザーのPCの状態を知りたいのだが、PCに詳しくないユーザーからこれらの情報を的確に聴取するのは難しい。各種オブジェクトのプロパティやコントロールパネルのアイテム、エクスプローラ、ときにはレジストリ・エディタを操作しないと調査できない情報もある。ユーザーのPCを実際に操作できるならまだよいが、遠隔地にいるユーザーと電話でやりとりするのは悪夢のような作業だ。
 Windows XPには、このような場合に頼りになるユーティリティが標準で用意されている。「システム情報」(msinfo32.exe)と呼ばれるツールだ。
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「システム情報」ツール
「システム情報」を利用すれば、コンピュータの各種情報を簡単に収集できる。
 「システム情報」ツール(以下msinfo32.exeと表記)は、ハードウェア環境からソフトウェア環境、インターネット設定まで、コンピュータに関するさまざまな情報を簡単に収集できる。またローカル・コンピュータだけでなく、離れた場所にあるコンピュータの情報をリモートで収集することも可能だ。必要なら、収集した情報をファイル(テキスト形式、XML形式)にエクスポートすることもできる。収集した情報をファイルにエクスポートしてもらい、メールなどで送ってもらえば、遠くにいるユーザーの状態も詳細に把握できるようになる。
操作方法
 msinfo32.exeの初期バージョンは、Office 97に同梱された。現在でも、Officeアプリケーションの「バージョン情報」ダイアログ・ボックス([ヘルプ]-[バージョン情報]メニュー)には、[システム情報]というボタンがあり、これをクリックするとmsinfo32.exeが起動される。恐らく当初は、Officeのサポート支援ツールとして開発、同梱されたものと思われる。
 msinfo32.exeは、現在ではWindows XPやWindows Server 2003で標準提供されており、Officeをインストールしなくても利用できる。プログラム・ファイルは、
%ProgramFiles%¥Common Files¥Microsoft Shared¥MSInfo¥msinfo32.exe
にある。[スタート]-[ファイル名を指定して実行]からなら、パスを指定しなくても“msinfo32”だけで起動できるが、コマンド・プロンプトではパスが通っていないので、フルパスでコマンド名を指定するか、start msinfo32として実行する必要がある。
インタラクティブに情報を参照する
 msinfo32.exeを起動すると、左右2つに分かれたペインが表示される。このうち左側には情報の種類が階層表示され、ここから情報の種類を選択すると、右側のペインにその情報が表示されるしくみだ。情報のスキャンは、左側で項目をクリックした時点で実行され、一呼吸してから表示される。
tra002.gif
インタラクティブな情報の確認
左側のツリーから項目をクリックすると、その情報がスキャンされ、右側のペインに結果が表示される。画面は[ネットワーク]-[アダプタ]を表示したところ。
リモート・コンピュータの情報をスキャンする
 msinfo32.exeを実行するローカル・コンピュータの情報だけでなく、リモート・コンピュータの情報をスキャンすることも可能だ。これには、[表示]-[リモート コンピュータ]メニューを実行し、表示されるダイアログでリモート・コンピュータ名やIPアドレスを指定すればよい。
tra003.gif
[リモート コンピュータ]ダイアログ
[ネットワーク コンピュータ名]にスキャンしたいコンピュータの名前や、IPアドレスなどを指定する。
情報をファイルに書き出す
 ウィンドウでインタラクティブに情報を参照する以外にも、スキャンした結果をファイルに保存することもできる。保存できるファイルの形式は2種類で、1つはテキスト・ファイル形式、もう1つは拡張子.nfoというXML形式のファイルである。
 .nfoファイル形式で保存するには、[ファイル]-[上書き保存]メニューを実行する。すると見慣れた[名前を付けて保存]ダイアログが表示されるので、保存先フォルダとファイル名を指定する。すでにスキャンした情報があっても、ファイル保存前に再スキャンが実行され、その情報が保存される。すべての情報がスキャンされるので、保存が完了するまでに少々時間がかかる(手元のコンピュータでは30秒程度だった)。
 すでに述べたとおり、.nfoファイルはXML形式なので、必要なら、自分で情報を加工して利用することも可能だろう。またmsinfo32.exeで.nfoファイルを開けば、ツリー表示をたどりながら(msinfo32.exeのユーザー・インターフェイスを利用して)、オフラインで情報を確認できる。
 一方、テキスト・ファイルで保存するには、[ファイル]-[エクスポート]を実行し、表示される[名前を付けて保存]ダイアログで保存先フォルダとファイル名を指定する。この場合も、すべての情報が再スキャンされる。ただしテキスト・ファイルで保存した場合は、msinfo32.exeで開いて情報を参照することはできない。
コマンド・ラインでmsinfo32.exeを実行する
 msinfo32.exeをコマンド・ライン(cmd.exe)から実行することもできる。これにより、バッチを利用した自動化が可能だ。またコマンド・ラインからオプションを指定して実行すると、一部の情報だけ(例えばシステムのサマリ情報のみ)を高速にスキャンするなどが可能になる。もちろん、リモート・コンピュータの情報もスキャンできるので、スクリプトを作成すれば、ネットワーク中のコンピュータの情報を、まとめてスキャンすることもできる。
 例えば、リモートにある“testpc01”というコンピュータから、システムの概要情報をスキャンし、“testpc01.nfo”というファイルに情報を保存するには、コマンド・プロンプトで次のようにする(ただし冒頭で述べたとおり、msinfo32.exeにはpathが通っていないので注意すること)。
msinfo32 /computer testpc01 /nfo testpc01.nfo /categories +systemsummary

 そのほかのパラメータについては、msinfo32 /? で確認していただきたい。

投稿者 hitblog : 18:16 |

2006年09月13日

無期限アンチウィルスソフトのご紹介

ソースネクストから出た「ウイルスセキュリティZERO」は、一度購入すると、Windows Vista公式サポート終了時まで使えるとか。Windows Vista公式サポートは一般家庭向けが2014年まで、ビジネス向けが2016年までらしいので、3,970円払えば、10年間は更新料なしで使えます!!!
販売は8月28日からです。98やMEにも対応しています。
なお、このソフトは紹介です弊社では保守しておりません、メーカーフォローのみです,使用上の不具合は
メーカーに問い合わせ願います。

ウイルスセキュリティZERO詳細はこちら

投稿者 hitblog : 17:10 |

2006年09月12日

ユーザー プロファイル名を変更移行するには

ユーザプロファイルとは、Windowsのユーザー管理システムのひとつで、複数のユーザーで1台のパソコンを共有する場合などに、OSやハードウエアなどの設定とは別に、ユーザーごとの情報を管理することである。
例えばユーザーインタフェースの設定、デスクトップレイアウト、背景、ネットワークの設定、メニューとツールバーの設定、フォント設定などがユーザプロファイルとして保管されている。
しかし何等かの理由でPCをユーザー変更しなければならない時、違うユーザー名でログオンしたら、デスクトップレイアウト等すべて変わってしまった経験はありませんか?
このユーザプロファイルを移行できたらすべてが元通りになり、再設定の手間が省けます

ユーザー プロファイル名を変更移行詳細はこちら

投稿者 hitblog : 18:05 |

2006年09月11日

普及が始まった「RAID 6」とは (@ITより)

 サーバに搭載/接続されるハードディスクの大容量化は止まるところを知らない。当然ながら、蓄積されるデータ量も増え続けており、ストレージ管理が管理者の大きな悩みとなっている。特にハードディスクが故障すると、重要なデータが失われる危険があるため、その対策には気を使うことになる。
 一般にサーバで利用されるハードディスクは、RAIDによる冗長化を行い、1台のハードディスクが故障しただけではデータが失われないようにしている。しかし現在一般的に利用されているRAID 1(ミラーリング)やRAID 5(分散データ・ガーディング)では、1台のハードディスクが故障した場合のみデータが復旧できるという仕組みであり、2台のハードディスクが同時に故障した場合はデータが完全に失われてしまう。例えば、故障したハードディスクを交換する前や、交換した後のRAIDの再構築作業中に、別のハードディスクが故障すると、もはやデータの復旧が行えなくなる。
 通常、RAIDシステムを構築する場合、同じ時期に製造された同一モデルのハードディスクを利用する。当然、故障時期などにかかわる特性もほぼ共通であるため、1台のハードディスクが故障すると、立て続けに別のハードディスクが故障するということがままある。特にRAIDの再構築作業の際には、データの読み出しが連続的に発生して各ハードディスクへの負荷が高まることから、古いハードディスクが故障しやすい状態となる。
ハードディスクが1台壊れただけでデータが失われる危険性
 1台のハードディスクが壊れただけでも、別のハードディスクの不良ブロックなどによって修復不可能な読み出しエラーが発生するとデータが失われてしまう。この状態は、不良ブロック部分の読み出しはできないものの、ハードディスク自体は動作可能であるため、ハードディスクの故障ではない。不良ブロック自体は珍しいものではなく、どんなハードディスクでも必ず存在するため、いつかは遭遇してしまう。修復不可能な読み出しエラーの割合は、ハードディスクの仕様書にも記載されている。Seagate Technology製ハードディスクを例に挙げると、SCSIインターフェイスを採用するCheetahシリーズは1015~16 bits当たり1セクタ、IDEインターフェイスを採用するBarracudaシリーズは1014 bits当たり1セクタとなっている。

 一般にSCSIやファイバ・チャネルなどを採用するエンタープライズ向けが1015 bits当たり1セクタ、IDEやシリアルATAなどを採用するクライアント向けが1014 bits当たり1セクタである。クライアント向けが1けたも小さい(修復不可能な読み出しエラーに遭遇する確率が10倍高い)のは、セクタごとに割り当てられているデータ修復用の冗長ビットが少ないためだ。逆にエンタープライズ向けは、読み出しエラーが発生しても、冗長ビットを利用してデータを修復しているわけだ。これは、クライアント向けが価格と容量を重視し、エンタープライズ向けが信頼性を重視するという設計の違いによるものである。

 修復不可能な読み出しエラーが発生すると、データは破損されてしまう。しかしRAID 5の場合、不良ブロックがストライプに存在していても、パリティ情報などから修復され、データ自体が失われることはない。ところが、1台のハードディスクが故障している状態で、別のハードディスクの不良ブロックに遭遇すると、そのブロックが含まれるストライプのデータが失われることになる。

 大雑把に言って、単一のRAID 5ボリュームを構成するハードディスクの台数が多いほど、また単一のRAID 5ボリュームの容量が大きいほど、上記の理由でデータを失うほどの障害に遭う危険性は高まる。すなわち、ストレージ容量が拡大している現在、RAID 5におけるデータ損失の危険性は次第に高まっているといえる。
 そこで、RAID 5を拡張し、2台のハードディスクが同時に故障してもデータが復旧可能な「RAID 6」をサポートするRAIDコントローラなどが登場している。RAID 6では、パリティ用に使用するハードディスク台数が1台増えるため、同じハードディスク台数でRAID 5とRAID 6を構築した場合、実効データ容量がRAID 6の方が1台分少なくなってしまう。しかし、その分信頼性は大幅に向上することになる。
 RAID 6には、パリティの取り方の違いによって、「2D-XOR」と「P+Q」の2つの方式が提案されている。それぞれのパリティの取り方について解説する。
■対角方向のパリティを取る「2D-XOR」
 2D-XORは、RAID 5の水平パリティ(PH)に加え、複数のハードディスクとストライプをまたがるように対角パリティ(PD)を取り、それを専用のハードディスクに格納する方式である。水平パリティと同様、対角パリティもXOR演算によるパリティであるため、計算負荷が低いのが特徴だ(2方向ともXOR演算のパリティであることから、2D-XORと呼ばれる)。一方で、RAID 4と同様、対角パリティが1つのハードディスクに格納されることから、常にこのハードディスクへの書き込みが発生し、ここが性能のボトルネックになりやすい。
■異なる算出方法のパリティを取る「P+Q」
 P+Qは、算出方法の異なる2種類のパリティ(PとQ)を、RAID 5と同様に複数のハードディスクをまたぐように格納する方式である。ハードディスクが故障した場合は、この2種類のパリティを利用してRAIDの再構築を行う。2種類のパリティを計算することから、書き込み時の計算負荷が高いという欠点はあるが、2種類のパリティをすべてのハードディスクでローテーションしながら書き込むため、ハードディスクに対するアクセス負荷が均一になる。最近では、パリティ計算を行うIntelの「Intel IOP333 I/O Processor」や専用ASICを搭載することで、書き込み時の計算負荷を低減するRAIDシステムなども登場している。
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RAID 6のP+Q方式
通常のパリティ(P)に加え、係数による重み付けなど異なる計算手法を用いた別のパリティ(Q)を付加する方式である。
なぜRAID 6に向かうのか
 前述のようにRAID 5でストレージを保護していても、1台のハードディスクが故障しただけで、実際には重要なデータが失われる危険性が生じる。いまや財務データや製品開発にかかわる情報など、企業の存続を左右するものがサーバのストレージに保存されている。RAID 5は、これまでコストと実効容量の両面から企業のストレージ・システムの標準的な地位を確保してきた。だがハードディスクの大容量化と低価格化によって、以前と同じ予算/容量であっても、より高い冗長性が確保可能となっている。例えば、数年前に200Gbytes×4台で構成していたRAID 5(実効容量600Gbytes)を、400Gbytes×4台のRAID 6(実効容量800Gbytes)に置き換えても、ハードディスクのコストはほとんど変わらないか、むしろ安くなる。
 また以前は、サーバ向けのハードディスクというと、信頼性の高いSCSIディスクが標準的に搭載されてきた。しかしSCSIディスクは、信頼性が高い一方で、価格が高く、1台当たりの容量の面でもIDEディスクの数世代遅れという状況である。そのため、エントリ・サーバを中心にIDEディスク(シリアルATAディスク)の採用が増えてきており、その動きはミッドレンジ・サーバまで広がりつつある。
 信頼性がSCSIディスクよりも若干劣るIDEディスクであっても、RAID 6を採用することで、高い信頼性が確保できるのならば、ストレージ・システム全体のコストとしては安価に構築できる可能性がある。実際、そういった外付け型ストレージ製品も登場してきている。もちろんSCSIディスクでRAID 6を構築すれば、いままで以上の信頼性を確保できることになる。
 このようにハーディスクの低価格化と大容量化によって、パリティによる実効容量の低下が十分にカバーできるようになっている。加えて、IntelがRAID 6のパリティ計算を支援するI/Oプロセッサをリリースしたことで、この動きが加速されているというのが現状だ。
 RAIDといえば、RAID 1かRAID 5という時代から、RAID 1かRAID 6という時代を迎えるのも近いかもしれない。

投稿者 hitblog : 17:40 |

2006年09月06日

CD-RWに書き込みができなくなった

OSを再インストールしたら、マイコンピューターにはCD-RWと表示され
デバイスマネージャーを見てもCD-RWのドライバーは間違いなく入っているのに
書き込みができなくなった、そんな時は・・・・・

cdrw1.jpg
マイコンピューターを開きCD-RWのアイコンを右クリック

cdrw2.jpg
プロパティをクリック・・書き込みをクリックします

cdrw3.jpg
(このドライブでCD書き込みを有効にする)にチェックが入ってるか確認
チェックを入れてください

何かのアプリケーション等をインストールした場合でも、ここのチェックが外れる場合があります

以上です


投稿者 hitblog : 18:18 |

2006年09月05日

IEやOEに記憶したパスワードは簡単に取り出せる

認証が必要なWebサイトにアクセスする場合,Internet Explorer(IE)ならユーザーが入力したIDとパスワードを記憶させられる。次回そのサイトに行くと,パスワードをIEが自動的に入力する機能だ。この機能は「オート・コンプリート」と呼ばれており,たくさんのパスワードを自分で覚えておかなくて済むので非常に便利な機能である。利用している人も多いだろう。
 これらの記憶させたパスワードは,当然ながらパソコンの中に保存されているのだが,どこにどのような形で保管されているかご存じだろうか。
 Windowsにはこのような秘密の情報を保存するための「Protected Storage」という機能が用意されている。IEに記憶させたパスワードのほか,IEでフォームに入力した履歴,Outlook ExpressやWindowsメッセンジャーなどで使用しているIDやパスワードなどが,このProtected Storageに保存されている

  IEやOEに記憶したパスワードは簡単に取り出せる詳細はこちら

投稿者 hitblog : 17:51 |

2006年09月04日

Windows XPの回復コンソールを使ってハードディスクを検査/修復する方法

  Windows XPの回復コンソールを使って、ハードディスクに異常(エラー)が発生していないか検査します。検査の結果、異常が見つかった場合は修復します。  
以下の手順で、ハードディスクを検査/修復します。
【操作手順】
回復コンソールを起動します。下図のように、画面に「C:¥WINDOWS>」と表示される状態にしてください。
01.gif

1. キーボードを使って「cd system32」と入力し、「Enter」キーを押します。
02.gif
 
2. 「C:¥WINDOWS¥SYSTEM32>」と表示されますので、キーボードを使って「chkdsk /r」と入力し、「Enter」キーを押します。
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ディスクの検査が始まりますので、しばらくお待ちください。
 
3. 検査が終了すると結果が表示されます。異常(エラー)が見つかった場合は修復されています。キーボードを使って「exit」と入力し、「Enter」キーを押してください。
04.gif

投稿者 hitblog : 17:54 |

2006年09月02日

Windows XPで回復コンソールを利用する方法

対処方法

 
パソコンに問題が発生してセーフモードでも起動しなくなった場合、「回復コンソール」を使って問題を解決することができる場合があります。ここでは、回復コンソールの概要と使い方を説明しています。

《ご注意》

回復コンソールでは、マウスを使わずキーボードからコマンド(命令)を入力して操作します。操作が複雑であるため、DOSコマンド等 パソコンに詳しい方が使用することをおすすめします。
 

1. 回復コンソールの概要

パソコンに問題が発生してセーフモードでも起動しなくなった場合、「回復コンソール」を使って問題を解決することができる場合があります。

回復コンソールを使用すると、サービスの有効化と無効化、ドライブのフォーマット、パソコン内のデータの読み書きなど多くの修復作業を行うことができます。

回復コンソールは、システムを修復するためにファイルをフロッピーディスクまたはCD-ROMからハードディスクドライブにコピーする必要がある場合、またはパソコンが正常に起動しない原因となっているサービスを再構成する必要がある場合に、特に便利です。
 


2. 回復コンソールを起動する方法

以下の方法で起動できます。

インストールされている回復コンソールを起動する


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【a. インストールされている回復コンソールを起動する】
あらかじめ回復コンソールをインストールしておき、必要に応じてメニューを選択して起動する方法です。

インストール後、パソコン起動後に表示される「オペレーティングシステムの選択」画面にて、キーボードの上下矢印キーを押して「Microsoft Windows XP 回復コンソール」を選択し、キーボードの「Enter」キーを押します。
 
「Windows XP ・・・ セットアップ セットアップの開始」画面が表示されますので、キーボードの「R」キーを押します。その後、画面が切り替わるたびに「半角/全角」キー、「Y」キーの順に押します。
 
回復コンソールが起動します。


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3. 回復コンソールの基本的な使い方

回復コンソール画面が表示された後、コマンド(命令)を入力して実行するまでの一般的な手順をご紹介します。

【操作手順】

回復コンソール画面(下図)にて、キーボードの「1」キーを押し、「Enter」キーを押します。
kon01.gif
 
Administratorのパスワードを設定している場合は、パスワードを入力して「Enter」キーを押します。設定していない場合は、そのまま「Enter」キーを押してください。
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「C:¥WINDOWS>」と表示されます。この状態でキーボードからコマンド(命令)を入力できます。
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例えば、「dir」と入力して「Enter」キーを押すと、Cドライブの「Windows」フォルダ内にあるファイルを一覧表示することができます。
 

回復コンソールで使用できるコマンドについては、パソコンを通常起動して「スタート」→「ヘルプとサポート」をクリックし、「検索」欄に「回復コンソールのコマンド」と入力して関連記事を検索してください。
 
以上で、操作完了です。

投稿者 hitblog : 18:31 |