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[地方]ニュース
【東日本大震災】液状化が起きた久喜市南栗橋地区、先行き見えず 住宅は壊れたまま
2011.4.20 22:31
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女性は「余震も多く不安でしようがない」と漏らすが、修理には1千万円以上かかる見込み。「このまま傾いた家に住み続けるわけにはいかないが、年金暮らしで余裕もない。信頼して家を買ったのに、いまさら『昔は沼でした』と言われても…」と途方に暮れる。
久喜市は3月12~25日、125戸に対し危険度調査を実施。うち42棟が要注意判定を受けた。旧栗橋町が造成・分譲したため市に賠償責任を求めようとする住民も多く、市はこれまでに説明会を数回開催。さらに今月から現地での地盤調査を始め、液状化と造成方法の因果関係などについて調査を行っている。
一般的に、液状化現象は埋め立て地や地下水位が高い場所、砂がちな地質で発生しやすいとされる。
埼玉大学地圏科学研究センターの桑野二郎教授(地盤工学)は「低平地だった県東部や南部は液状化現象が相対的に起こりやすく、南栗橋地区もそういった状態だった可能性がある」と分析。
その上で、「今後の大きな地震動により、さらに液状化現象が起きる可能性は否定できない。ハザードマップや古い地図を見て元々の地形条件を確認し、備えてもらいたい」と話した。
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