定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

なるべくフィジカルに

2011-02-03 08:32:15 | 日記
さて、千葉の講演、質疑応答の時間に
参加者の方がご自分のお子さんのちょっとしたエピソードを例に出され

「体力を鍛えることはできても精神力は鍛えられないのではないか?」と疑問を呈されました。
親として、現状を嘆かれていたんでしょうね。

私はそのエピソードを聞いていて
「体力と精神力の乖離ではなく
行動体力と防衛体力の乖離ではないかと思います」と意見を述べました。

そして詳しくはもちろんプロの意見を聴いたほうがいいので
よかったら青い本(「続自閉っ子、こういう風にできてます!」)を買って帰ってくださいと言いました。
あの本の中で岩永先生が
行動体力と防衛体力の違いについては書かれていますからね。

で、青い本売り切れました。
皆様お買い上げありがとうございます!

そう。
花風社の提言は、いつも根性論から一番遠いところにある。

たとえば「頑張ることのできる」のは
○○○(きわめてデジタルな三文字)の違いだとか。

この質問のケースだと、お子さんが親御さんから見て歯がゆい行動しか取れないのは
体力と精神力の乖離ではなく
行動体力と防衛体力の差だとか。

そういうふうに、なるべく情緒的・根性論的ではなく

フィジカルに解釈する→打つ手はあるよ→解決

っていうのが花風社が数年間主張し続けてきたことだからね。

それで多くの人が問題解決に至っているから
本は売れるし著者にも私にも講演のお座敷がかかるわけでね。

だから「修行が虐待だ!」なんて騒いでいるやつらは
本を読まずに騒いでいるか
読んでもきちんと解釈できないやつの誤解釈を真に受けて騒いでいるか
どっちみち私の客じゃないし

読まずに誤解する人の存在というのは、ある程度名の知れた存在になれば自然に発生するので
想定の範囲内ですね。

ソンをするのは
勝手に修行が根性論だと思いこんで白くま母さんに「虐待だ!」とかメールを送ってくるやつら。

それと「専業主婦の私が恥ずかしいというのですか!」と曲解メールを送ってくる勝手に卑屈になっているおばかな専業主婦たち。

白くま母さんが「私は専業主婦です。賃金の発生しない家事労働をしていますがそれを恥ずかしいと思ったことはありません」と返事を出すと、逆切れするらしい。
「だってそらパパさんが言っていた! 私は悪くない!」

だからあそこに書いてあるのはインチキなんだって。
インチキ信じて変なメール送ると
全部保存されて法廷に突き出されても文句言えないよ。
だって明らかな迷惑行為の証拠だからね。
あのレビューをそらパパが引っ込めない限り、大地君ファミリーにはこういうわずらわしい被害が起こるという証拠として私たちはせっせせっせと保存してあるんだから。

インチキを信じて迷惑行動を起こすのなら
インチキを拡散しているヤツと同じ法的リスクがあると覚悟しといたほうがいいかもね。

まあとにかく、修行はまずフィジカルなもの。取り組みやすくしてあるもの。
根性論じゃないよ。
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