イギリスのウィリアム王子の婚約者ケイト・ミドルトンさんが、結婚式で使用する紋章が公開されました。結婚後は、ウィリアム王子の紋章とケイトさんの紋章を組み合わせて新たな紋章が作られるということです。
この紋章は、今月29日にロンドンで行われる、イギリスのウィリアム王子と婚約者のケイトさんの結婚式で、プログラムなどに用いられるもので、紋章や系譜などを管理する紋章院が作りました。デザインには家族も関わったということで、ケイトさんと妹と弟を表す3つのドングリがあしらわれ、中央の帯は母親の旧姓である「ゴールドスミス」にちなんで、金色になっています。また、紋章がリボンにつり下げられた形になっているのは、未婚の女性であることを象徴しているということです。イギリスでは、家族や組織の由来を紋章で示す伝統がありますが、一般家庭で育ったケイトさんにはこれまで紋章がなく、一部のメディアは「一家の社会的地位が上がったことを示すものだ」と伝えています。また、結婚後は、ウィリアム王子の紋章とケイトさんの紋章を組み合わせて新たな紋章が作られるということです。