名鉄資料館

名鉄資料館

特別展示《パノラマカー登場50周年記念写真展》

 日本初の前面展望車として、昭和36(1961)年6月に「パノラマカー」が登場してから、今年でちょうど50年になります。
 パノラマカーは、登場以来一昨年に引退するまで48年間名鉄のシンボルとして活躍しました。パノラマカーが活躍していた時代の心に残る写真の数々をご覧ください。

1. 期間

平成23年5月5日(木)~6月30日(木)
 事前予約が必要です (電話で希望日時とお名前、人数をお伝えください)
 休館日  土・日曜日、祝日
 ※ 但し5月5日(こどもの日)は特別開館し、事前予約は要りません

2. 開館時間

午前10時~午後5時

3. 展示品

約50点

  • パノラマカーが登場した頃の写真
     フェニックスマークを取りつけて颯爽とデビュー
     パノラマカー10両編成の臨時列車 など
  • パノラマカーが主役だった時代の写真
     四季の名鉄沿線で活躍したパノラマカー
     白帯特急時代・名称列車 など
  • パノラマカーお別れ列車の写真
  • パノラマカーが舞木検査場に保存されるときの写真
  • パノラマカーのブルーリボン賞受賞記念プレート

4. 交通

名鉄広見線 日本ライン今渡駅下車  徒歩20分(駅に案内図あり)  タクシー7分

5. 問合せ先

名鉄資料館
 岐阜県可児市川合北2-158
 (0574)61-0831

 


名鉄資料館について

 この資料館は、平成6年6月、名古屋鉄道創業100周年を記念して開館しました。

 当社の創業は、明治27年の愛知馬車鉄道の設立に遡ります。その後、間もなく名古屋電気鉄道と社名を改め、明治31年には、我が国二番目の電気鉄道として笹島~県庁前間の営業を開始いたしました。

 また、この地方では、明治から大正にかけて、当社の前身となった数多くの私鉄が相次いで開業しましたが、その後、太平洋戦争をはさんで当社との合併、統合がすすみ、今日の会社の基盤が築かれました。戦後は、戦災の荒廃の中から立ち上がり、豊橋~新名古屋~新岐阜間の直通運転実現をはじめ、車両の高性能化、駅舎、線路等、鉄道施設の基盤強化に力を注いでまいりました。

 さらに、昭和30年代半ば頃からは、パノラマカーの投入をはじめ、新線の建設、名古屋市地下鉄との相互直通運転を行うなど、輸送力の増強とサービスの向上に努め、飛躍的な伸展を遂げ、今日では、鉄道・バス事業を通して、この地方の交通の重要な担い手として大きな役割を果たしております。この資料館では、こうした幾多の混乱期をのりこえ今日に至るまでの当社の歴史を物語る数々の貴重な資料を保存、展示し、先人の足跡を偲ぶよすがとすると共に、新しい発想を生み出す糧にしたいと考えております。