北朝鮮の4地域で口蹄疫発生、牛や豚300頭が感染
【ソウル20日聯合ニュース】北朝鮮の黄海北道と江原道で先月新たに300頭近い牛や豚が口蹄疫(こうていえき)に感染したと、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が20日に報じた。
北朝鮮が18日に国際獣疫事務局(OIE)に提出した報告書によると、3月2日から同26日までに黄海北道の祥原郡、新坪郡、黄州郡と江原道金剛郡の4地域で口蹄疫が発生し、豚270頭、牛22頭が感染した。このうち141頭は死んだ。
北朝鮮は報告書で、口蹄疫の感染経路は確認されていないが、ほかの地域には拡大しておらず、発生地域を遮断し消毒作業を行っていると説明した。
北朝鮮は2月に口蹄疫の発生状況をまとめた最初の報告書をOIEに提出し、昨年12月に平安北道で口蹄疫発生後、ことし1月末までに135カ所の農場で豚1万267頭と牛1135頭が感染したと明らかにした。
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