暮らし・話題
北大構内から古墳 8〜9世紀の墓 5月末まで調査
(04/20 11:03)
北大は19日、医学部棟西側の駐車場から、8〜9世紀ごろの墓とされる「北海道式古墳」が見つかったと発表した。過去に恵庭市や江別市などでの発見例はあるが、北大構内で発見されたのは初めて。
北海道式古墳は擦文文化時代の墓で、周囲を浅い堀で囲まれ、半球状に土が盛られているのが特徴。埋葬されるのは1〜3人で、堀には副葬品の土器や鉄器が置かれている。
北大は医学部の新施設を建設するため、同大埋蔵文化財調査室が今年4月からこの駐車場約2500平方メートルの発掘調査を行っていた。17日に、駐車場北西部に幅80センチ深さ20センチの堀の一部と、割れた土器やナイフ状の鉄器を見つけた。
同室の高倉純助教によると、古墳の規模は4メートル四方で同時代のものとしては中規模。これまで北大構内では、同時代の竪穴住居跡が約100カ所見つかっており、複数の集落をつくっていたと考えられている。今回見つかった古墳は、いずれかの集落の墓とみられる。
<北海道新聞4月20日朝刊掲載>
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