武井咲　工業高校入学　「アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜」２４日２３時スタート

　人気急上昇の女優武井咲（１７）が初主演するテレビ朝日系ドラマ「アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜」（２４日スタート、日曜午後１１時）の制作発表が１９日、東京・六本木の同局で行われた。武井は工業高校が舞台の学園ドラマとあって自らデザインしたという、作業着の“ツナギ”で登場し、アツイ意気込みを示した。

　男性ばかりの工業高校とあって、会場には男子生徒役の松坂桃李（２２）、賀来賢人（２１）、永山絢斗（２２）と教師役の勝村政信（４７）ら男性共演者がズラリ。

　松山メアリ（１９）、剛力彩芽（１８）、白石美帆（３２）、菊川怜（３３）ら数少ない女性キャストと会見に臨んだ武井は「撮影でも女１人の時が多いので“アウェー”な感じをドラマでもリアルに出せたらいいな」と苦笑い。

　ドラマは、仕方なく工業高校に入学した主人公・吉野直（武井）が、恋や学業に奮闘しながら自分の居場所を見つけ出していく物語。武井は「ストーリーもすごく前向きで、元気が出ると思います」と笑顔でアピールした。

　撮影は実在の工業高校で進められ「女子トイレが本当に遠い」と苦労も明かした武井。学校で教わる技術には「はんだごてを使うのが楽しい。溶接もやってみたい」と興味津々の様子。松坂からは「お団子の食いっぷりが豪快だった」と“男性顔負け”の一面も暴露され、照れる場面もあった。

　男性陣の中で好みのタイプを質問された武井は、硬派系ヤンキーの広瀬を演じる石田卓也（２４）を指名。「原作でも好きな役柄。男らしくて物作りにアツいけどカワイらしい。ギャップを持ったキャラクター」と絶賛。石田は「チョーうれしい」と舞い上がっていた。

　勝村はこれまでにも何度か教師を演じた経験があり、生徒役だった滝沢秀明（２９）や小栗旬（２８）らと共演した過去も紹介。「あと１０年、１５年したら、この中からも日本を背負う俳優が出てくる。その時は何かごちそうして」と笑わせた。

　南圭介（２５）、古川雄輝（２３）、金井勇太（２５）らが共演。

　○…武井は「ヒッコリーとデニムのハーフ＆ハーフ」で作ったオリジナルのツナギ姿で登場。この日のために自らデザインも手がけた武井は「撮影でいつもださいツナギを着せられていたので、せめて制作発表はカワイイのにしたかった」と女の子らしい！？　本音もポロリ。劇中でオリジナルつなぎ姿が登場する希望も明かした。実際の武井は名古屋市出身で現役の高校生だ。