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2011年4月19日(火) 19:20 |
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震災で中古自動車の市場に影響も
東日本大震災の岡山県への思わぬ影響です。 震災以降中古車を販売する各店舗は、軒並み値上げに踏み切っていますが、その背景には日常の足を失って困っている被災地の事情があります。
岡山市内で主に中古車を扱う販売店です。 3月末以降に仕入れた中古車は軽自動車が、軒並み10万円前後の値上げ、普通車は20万円前後の値上げと、販売店では、約1割の値上げを余儀なくされています。 先月の東日本大震災では、岩手・宮城・福島の3県を中心に被災地で30万台もの車が廃車になったとされています。 そんな中、被災地では、購入費用が安く済む中古自動車が、入荷した側から完売する状態が続いているのです。 また、一方で部品不足のため新車の生産が激減していることも、中古車価格の高騰の要因となっています。 中古車の卸売り価格は、岡山県内でも日を追うごとに上がって来ているといいます。 全国的に在庫不足が進んでおり、今後更なる価格の高騰が懸念されます。
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