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【サッカー】鹿島FW田代 負傷離脱ピンチ2011年4月20日 紙面から 試合終了のホイッスルが鳴ると、鹿島サイドには何ともいえない微妙な空気が漂った。残念な勝ち点「1」で、水原との直接対決は終わってしまった。 水原のシュートがわずか5本だったのに対し、鹿島は9本。この本数以上に、試合内容は引いて守る水原に、攻め続ける鹿島というワンサイドゲーム。それでも、後半3分の廉基勲の直接FKで先制されると、同9分の田代のゴールで追いつくのがやっとだった。だが、試合以上に鹿島にとって痛いのがFW田代の負傷だった。 「相手GKと交錯して膝が尻の辺りに入った。連動して右の股関節がおかしくなった。ゴールの時、走るのも痛かった」と田代は言う。それでもプレーを続けたがゴールを決めてから3分後に、再び接触プレー。そのまま途中退場し、後半14分に本山と交代した。 23日のJ再開を前にFWは大迫が左内転筋を痛め、カルロンは右太もも裏痛で2人ともベンチ外。さらに田代の負傷で、FWの登録選手は興梠のみの緊急事態だ。 「何とか3日で治す」と言うが、左膝にも持病を抱える田代には酷な話。FW候補は水原戦でも田代と交代した本山が有力だが「昨年よりは体力は回復している。でも、試合勘がまだないから…」とこちらも90分間の出場は無理な状態。最悪の場合、C契約したばかりの元鹿島のアルシンド氏の長男であるイゴールも戦力として考えなければならなくなってきた。 (荒川敬則) PR情報
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