大相撲の尾上親方(41)=元小結浜ノ嶋=が東京都港区の路上で、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されていたことが19日、警視庁高輪署への取材で分かった。
尾上親方はこの日、両国国技館に出向き、二所ノ関生活指導部長に事情を説明した後、午後7時に、東京・大田区の尾上部屋前で報道陣の取材に応じた。「このたび皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。深く反省しております」と冒頭に深く頭を下げた。
尾上親方によると、当日は相撲協会からの帰りに知人と飲酒した。酒を抜くために約3時間ほど体を休めてから帰路についた。「(そんなに)飲んでいないと思っていた。十分に休んだつもりだった」と視線を下にやった。
20日に臨時理事会が開かれ、尾上親方の処分に関して話し合われるが、「反省の気持ちしかない。処分どうのこうのではない」と処分に従う姿勢を見せ、一方で師匠としての立場から「人間的に修行をしていきたいと思っております」と話した。
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