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【プロ野球】

竜倒3本柱で上昇ヤクルト

2011年4月19日 紙面から

中日戦へ向けキャッチボールで調整するヤクルト・石川(右)と由規=神宮外苑で(北田美和子撮影)

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 ヤクルトは19日から神宮に中日を迎えて3連戦。昨年、このカードは15勝8敗1分けと大きく勝ち越した。このうちのほぼ半分の6勝を稼いだ先発3本柱をぶつけて、一気に弾みをつける。

 18日は、神宮外苑のこぶし球場で軽く練習。初戦に先発する予定の左腕エース石川雅規投手(31)はブルペンには入らず、キャッチボールやノックなど軽いメニューで最終調整した。4年連続で任された開幕戦は、味方の失策も絡んで負けたが、荒木チーフ兼投手コーチが「石川らしく丁寧に投げてる。ボールのキレ、制球とも悪くない」と評したように調子は悪くない。

 昨年、開幕から6連敗した石川も「まだ開幕したばかり。1カ月でしっかり勝ち越しをつくって交流戦に入っていければいい」と落ち着いたもの。19日には出場選手登録日数が丸9年となり、海外FA権を取得する。「複数年契約してもらっているから、いわれなきゃ知らなかった」と言いながらも「1軍でしっかりやった結果、取れるもの。これからも1軍で投げ続けられるようにしたい」と、節目を前に気持ちも入れ直した。

 ヤクルトは昨年、特に本拠地・神宮で中日に強く、8勝2敗と圧倒した。石川に続き第2戦に由規、第3戦は館山が先発予定。17日にようやく今季初勝利を挙げたばかりだが、ここは“お得意様”相手に反転攻勢のチャンスだ。(竹村和佳子)

 

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