リ ー ダ ー 挨 拶


2007年度

決意表明

主将 吉田伸介
 昨年度の目標は日本一でしたが、大学選手権1回戦敗退と残念な結果で終わってしまいました。
 私たちの本年度の目標は自主性の確立です。1人1人がラグビーについて考え自立していくことでチームが一丸となり更に上のレベルを目指して飛躍できるよう頑張っていきたいと思っています。
 主将として私生活、グラウンドレベルにおいてすべての部員の模範となるよう全力で取り組みます。謙虚な姿勢で今年一年間精一杯頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

寮長 松波智也
 昨年は寮長はじめリーダー陣の力で、1年間住みよい寮生活を送ることができました。昨年度の寮長笠原雄太の後任という立場に責任と義務を強く感じております。
 全部員が自立し、規則などなくても一人一人が大人の判断のできる環境をつくれるよう努力していきます。
 また、昨年より充実した寮生活を送れるよう、未熟ながら全力で取り組んでいきます。短いながら、今年度の初心表明とさせていただきます。

主務 慎 勲宰
 主務という学生の最高責任者という立場を任されたことに責任と義務を強く感じております。クラブの頭として先頭に立ち、時には後から後押しをしていくような柔軟な対応をしていきたいと思います。
 第40期という節目に流通経済大学ラグビーフットボール部がより一層進化、成長できるように全力を尽くして大役に挑んでいきたいと思います。つきましては、前任者同様ご指導、ご鞭撻を賜わりますように慎んでお願い申し上げます。まずは書面にて、新任のご挨拶とさせていただきます。


2006年度

1年間を振り返って

主将 藤田大吾
 2006年度、主将という役職を任せていただき誠にありがとうございました。皆さんに納得してもらえる働きができたとは思えませんが、本当に良い経験をさせてもらったと思っています。
 今期、我々ラグビー部は日本一という高い目標を立て日々練習に取り組んできましたが、1回戦で大阪体育大学に敗れてしまい、目標を達成することができませんでした。
 日本一のチーム、強い集団になるにはどうすればいいのか、何が足りないのかということを常に考え、新しいことにもチャレンジしてきました。結果として出すことはできなかったですが、今期築いたものは必ず来期につながると思います。
 来期こそは必ず日本一という目標を達成してくれると思いますので、皆様方のご支援、ご声援の程を宜しくお願いいたします。1年間ありがとうございました。

寮長 笠原雄太
 今年一年間寮長という役職を任され、人をまとめることのむずかしさや協力することの重要さなど色々なことを学ばせていただきました。
 160人以上の集団の生活となればさまざまな問題が浮上し、それら一つ一つの問題を解決することは大変苦労しましたが部員の後押し、協力を得て住みよい充実した寮生活を送ることができたのではないかと思います。
 寮長をするにあたり上野先生をはじめとしてコーチの方々、近所の方々に大変お世話になりました。4年間流通経済大学で学んだ事、寮長としての1年間をこれから活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

主務 三浦丈和
 2006年度、日本一という目標を掲げた年に主務という大役を任せられ、初めの頃は戸惑いと不安な気持ちでいっぱいでした。主務の仕事とラグビーを両立する事は難しく、主務の仕事を疎かにする事は出来ないのでやむをえなくラグビーの練習に休まなければならない事が多々ありました。なぜ自分だけ大好きなラグビーができず仕事をしているのか?など本気で悩んだときもありましたが、副務や4年マネージャー・後輩マネージャー、部員の支えがあったおかげで何とか一年間、主務の役目もラグビーも全う出来たと思います。しかし、今年も大学選手権一回戦の壁を越えることができませんでした。卒業していった先輩方や応援して下さる皆さんの願いは来年こそ、心強い後輩たちが必ず成し遂げてくれると願っています。
 最後になりましたが、OBのみなさん、大学の職員のみなさん、父兄の方々、スタッフの方々、今年度一年間大変お世話になりました。来年度以降も流通経済大学ラグビー部をよろしくお願いいたします。

 

決意表明

主将 藤田大吾
 昨年度の目標は大学選手権一回戦突破でしたが、大学選手権一回戦敗退と残念な結果で終わってしまいました。
 私達の本年度の目標は日本一になる事です。日本一という高い目標設定をした上で、部員全員が目標に向かって一日一日、目の前の目標に挑戦し達成できるかだと思います。
 主将として私生活・グラウンドレベルにおいて全ての部員の模範になるよう全力で取り組みます。国立という舞台に立てるよう日々努力を惜しまず、謙虚な姿勢で今年一年精一杯頑張りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

寮長 笠原雄太
 今年度は「日本一」という目標を掲げました。去年は寮内でさまざまな問題がおこり、ラグビーにも支障があったと思います。そこで今年度は、不規則だった私生活を改善し、曖昧になってしまった寮則を時には厳しくし、徹底して守らせていきたいと思います。部員全員が自立し、ルールなど無くても大人の判断が集団を目指し、目標を達成できるようにしたいです。短いながら今年度の初心表明とさせていただきます。

主務 三浦丈和
 2005年度の主務高橋洋祐の後任として学生の最高責任者という立場に責任と義務を強く感じています。主務という役職は、クラブの頭として時には先頭に立ち、ある時は後ろから後輩の後押しをしていくような柔軟な立場に立たなくてはならないと思います。グラウンドとは違う舞台ですが部全体をマネージメントし、全力を傾けて大役に挑んでいきたいと思います。そして、流通経済大学ラグビーフットボール部を日本一のチームにできるように微力ながら努力してまいります。つきましては、前任者同様ご指導ご鞭撻を賜りますように慎んでお願い申し上げます。まずは書面にて,新任のご挨拶とさせて頂きます。


2005年度 組織図 詳細

1年間を振り返って

主将 湯原祐希
 今期、我々ラグビー部は初の大学選手権1回戦突破を目標とし、日々練習に励んできましたが、1回戦で同志社大学に敗れてしまい、その目標を達成することはできませんでした。しかし、試合を重ねていくことでチームの団結力は高まりました。目標は達成できませんでしたが、チームが一つになったことを感じることができ、良いシーズンだったと思います。これは我々ラグビー部だけの力ではなく、皆様方のご支援、ご声援のおかげだと感謝しております。来期は今期以上の成績を残してくれると思いますので、これからもご支援,ご声援の程を宜しくお願いいたします。

寮長 佐々木 翔
 今年度寮長を任され、当初は140人という人の前に立って話すのさえ緊張していました。今年度から今まで住んでいた別館を引越し、本館の近くに新別館ができました。最初の頃は様々な問題が起き、それについて部員全員で解決してきました。自主性を持った大人の集団を目指してやってきましたが、一歩ずつですが目標に近づいていけたと思います。
 寮長をするにあたり、上野先生をはじめとして内山ヘッドコーチ、松尾コーチ、伊藤コーチ、大中コーチ、風見さん、近所の方々に大変お世話になりました。この大学4年間と寮長としての1年間の経験を活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

主務 高橋洋祐
 2005年度、主務という役職を任せていただき誠にありがとうございました。始め自分には主務という役職は大役すぎて、何から始めていいか手につかずの状態でした。しかしながら1年間、副務達の励ましと後輩達サポートのおかげもあり、選手達をベストな状態でグラウンドに送り出すことができました。
 自分は1年時に首を怪我してしまい、グラウンドでは二度とプレーもできなくなり、ただいるだけの存在になっていました。しかしながら主務という役職を任され自分の存在感を実感でき、飛躍する事ができたと思っております。選手権一回戦、惜しくも同志社大学に負けてしまいました。けれど来年こそは後輩達があらたな伝説を作ってくれると信じています。いや、今までにない新リーダー陣のやる気とMGのサポートで必ずや、成し遂げてくれます。今年一年間多くの人にお世話になり、感謝しきれません。また後輩達がお世話になると思いますが宜しくお願いいたします。そして、これからも流通経済大学の応援を宜しくお願いいたします。一年間ありがとうございま

 

決意表明

主将 湯原祐希
 主将を任せていただいた湯原です。昨年度は大学選手権に出場したものの、一回戦敗退と、残念な結果で終わってしまいました。私達の本年度の目標は、とにかく大学選手権で勝つということです。
 主将という立場上、グランドレベルでは常に勝つことだけを考え、すべての部員の模範になるようにしていきたいと思います。どれだけやれば勝てるのか、日本一になれるのかは、まだ選手権で勝った事の無い私達にはわかりません。だからこそ妥協せず、甘んじることなく、どこまでも追求する事が私達の使命だと思っています。今年一年、精一杯頑張りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

主務 高橋洋祐
 2004年度の主務三宅隆史の後任として、学生の最高責任者という立場に責任と義務を強く感じています。主務という役職は、クラブの頭として時には先頭に立ち、ある時は後ろから後輩の後押しをしていくような柔軟な立場に立たなくてはならないと思います。グラウンドとは違う舞台ですが部全体をマネジメントし、全力を傾けて大役に挑んでいきたいと思います。そして流通経済大学ラグビー部の更なる発展の為に全力で努力してまいります。
 つきましては、前任者同様ご指導ご鞭撻を賜りますように慎んでお願い申し上げます。

寮長 佐々木 翔
 今年度は「大学選手権で一勝」という目標を掲げました。去年は寮内でさまざまな問題がおこり、ラグビーにも支障があったと思います。そこで今年度は、不規則だった私生活を改善し、曖昧になってしまった寮則を徹底して守らせていきたいと思います。部員全員が自律し、ルールなど無くても大人の判断が出来る集団を目指し、目標を達成できるようにしたいです。短いながら今年度の初心表明とさせていただきます。


2004年度

前期を振り返って・後期に向けて

主将 佐藤幸明
 今年度の流通経済大学大ラグビーフットボール部の目標 『大学日本一』
 とても大きな目標を立てました。この目標達成のためには何をどこまでやれば達成できるという手本もなければ、経験者もいない。だからこそ前進しつづけるしかないだろう。
 春のオープン戦では、考えていた以上苦しい結果になった。反省材料もたくさんできた。リベンジしなきゃいけない相手ができた。やられてただで起きるつもりはありません。これからオーストラリア合宿、菅平合宿、プレシーズンマッチなどチームとしてまだまだレベルアップするチャンスがあります。部員一丸、全員が上の目標を目指して頑張っていきたいと思います。

主務 三宅隆史
 主務という役職・主務という名前に責任感・充実感・時には孤独感、そして信頼感を感じた前期だった。部のマネージメントというものが、時間的に幅広く、空間的には一瞬の判断が必要になってくるものだという事が理解で出来た。マネージメントには、常に変動しているものに対しての判断を要する。しかし、そこでの判断は、自分自身の確固たる信念を持つ事が必須である。責任に対するプレッシャーと成功した時の達成感は相対するもので、常に成功を信じて、最悪の状況を想定する能力も要するのである。前期を振り返ってみるとそんな事を感じる。また、部の運営とは自分自身の能力では身に余る大役で、周りの手助けがそこの不足分を補ってくれた。その点に関して同期そして、後輩のマネージャ達に非常に感謝している。
 後期に関しては、まず今持っている信念をより一層自分自身の中で確立させて、強い信念として公式戦を迎えたい。そしてRKUの勝利を信じて最後まで戦いつづけていきたいと思う。

寮長 伊勢田彬人
 私の仕事は寮での生活を監視し、常に生活に乱れがないかを厳しくチェックしています。なぜなら、この大学での生活が社会人へ向けての大切な準備期間だと私は思っています。「生活は、ラグビーでのプレーにも通じている。」という言葉は本当だと私は信じています。生活でのルールを守れない人はプレーでも甘さが出たり、ましてやトップチームに入るということは絶対にないと思います。
 私は今の4年生に不満があります。なぜなら、決めたルールを4年生が守れない現状があるからです。その4年生を見てきた後輩達も守れないのです。本当ならば年上の私達が手本となり、指導をしないといけないのにもかかわらず4年生が寝坊をしたり、点呼中に喋ったりし、何度注意してもその場だけ解った顔をしまた同じ過ちをすることが多々あります。こんな状態でシーズンを戦い抜けるか心配です。もっと1人1人が自主・自立をし、自分の置かれている立場を考えるべきだと思います。前期で出たたくさんの反省点を後期で改善できるようにしていきたいです。そして、主将・佐藤幸明と共に協力し合い、チームを盛り上げていきたいです。

 

決意表明

主務 三宅隆史
 今年度私、三宅隆史は流通経済大学ラグビーフットボール部平成16年度の主務に就任いたしました。15年度の主務石原雄大の後任として学生の最高責任者という立場に責任と義務を強く感じています。
 主務という役職は、クラブの頭として時には先頭に立ち、ある時は後ろから後輩の後押しをしていくような柔軟な立場に立たなくてはならないと思います。その為には、明解な自己主張が必須と心得ています。微力非才の身ではございますが、全力を傾けて大役に挑んでいきたいと思います。そして流通経済大学ラグビー部の更なる発展の為に努力してまいります。
つきましては、前任者同様ご指導ご鞭撻を賜りますように慎んでお願い申し上げます。まずは書面にて、新任のご挨拶とさせて頂きます。

寮長 伊勢田彬人
 「寮はいつもキレイに」、「自分自身のモラル」、「まずは小さい事から」そんな夢を見る力が流経ラグビー部にはあります。
 数ある小さい問題をみんな守れば、もっと楽しくなりそうだ!もっとワクワクできるに違いない!同じ夢を持つ人どうしが結ばれる力。夢を実現に向けてチャレンジし続ける力。
 人は誰もが夢を見ることができる存在です。そして夢こそが新しい流通経済ラグビー部への原動力だと私はそう思います。
 この部活は一人ひとりが自由に見た夢が集まってできている部です。私の夢はこの寮・部員の生活を守りたいという大きな目標とともに私自身もこの年大きく成長できれば良いと思います。


2003年度

1年を振り返って

主務 石原雄大
 私はこの四年間で、流通経済大学ラグビーフットボール部の部員として様々なことを学ぶことができました。また、四年目には主務という大役を任され、一年間身を粉にして頑張って参りました。
 結果、成績でいえば「関東大学一部リーグ戦三位」「全国大学選手権一回戦敗退」というものでしたが、リーグ戦に関しては目標を達成できなかったものの、私達が当初打ち出した「意思統一」「意見交換」「ラグビーを楽しむ」ということが実行できたことによって、この結果が出たのだと思っております。
 最後に、日頃から多大なご尽力をいただいているOB会、父母、そして野尻学長をはじめとする教職員の皆様方に深く御礼申し上げます。四年間、本当にありがとうございました。来年度以降も流通経済大学ラグビーフットボール部を宜しくお願い致します。

主将 土生智之
 今期、我々ラグビー部は、初の大学選手権一回戦突破を目標として日々練習に励んできましたが、一回戦で明治大学に敗れてしまい目標を達成することはできませんでした。
 しかし、関東大学リーグ戦では第三位という素晴らしい成績を残すことができました。これには、我々ラグビー部の力だけではなく、たくさんの応援や援助があったからだと思います。
 今期の成績に満足せず、反省を繰り返し来期はさらに上を目指していってもらいたいと思います。

寮長 紙田周平
 今年一年間、寮長という役職を任され今全ての仕事を終え、少々の安堵感を覚えます。
 クラブは大学選手権で勝つということを目標に一年間取り組みました。私はその目標が達成できるように寮長という立場から住みよい寮、なおかつ勉強・部活ともに集中できる寮作りを目指しました。しかし100人を超える集団の団体生活ともなれば様々な問題が浮上し、それらの問題を解決することは大変な苦労でした。そういったなかで部員たちが協力してくれたおかげで、住み良い寮生活を送ることができたのではないかと思います。
 寮長をするにあたり、上野先生や内山さん、風見さん、大家の岡田さん、並びに近所の方々に多大なご迷惑をおかけしましたが、自分は寮長という役職を任され、人の上に立ち統率していくことが非常に難しく大変なことだと実感した一年間でした。大学で学んだことをこれからに生かしていきたいと思います。本当にありがとうございます。

 

決意表明

主務 石原雄大
 私がこの度、平成14年度主務佐藤慶樹の後任として平成15年度の主務に就任いたしました。微力非才の身ではございますが、全力を傾けてチームの発展に努める覚悟です。
つきましては、前任者同様、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、慎んでお願い申し上げます。
まずは書面にて、新任のご挨拶とさせて頂きます。
 さて、我々流通経済大学ラグビーフットボール部は、平成15年度の目標を「リーグ戦優勝」としました。この目標を達成する為に、我々は、意思統一、意見交換、そして何よりもラグビーを楽しむことを提示し、日々、精進していく次第であります。
 最後に、流通経済大学ラグビーフットボール部の主務として、部全体をマネージメントし、最高のクラブ運営を心掛けていきたいと思います。

寮長 紙田周平
 昨年度は、「大学選手権で勝つ」という目標をかかげ、日々練習に試合に励んできましたが、選手権一回戦敗退という結果に終わり、OBの方々、保護者の方々のご声援におこたえすることができませんでした。
 今年度は、グラウンド面だけではなく、寮生活から見直していこうと考え、それにあたってまず、「謙虚さ」「責任感」「自立心」の3つの言葉をラグビー部三原則という形でかかげることにしました。「そんなの当たり前だ」とお思いになられる方もいらっしゃるでしょうが、どれも昨年度には足りないと感じたものです。これから一年、これらの言葉を糧に寮生活を送っていくわけですが、必ずこれらのことが、全ての部員に伝わるかというと私にもわかりません。ですが、これを達成することが私に与えられた責任だと感じています。
私は、大学でラグビーの技術を高め、試合で勝つというのと同じくらいに部員一人一人の人間性も高めていきたいと思っています。
 これから一年、寮長として至らない点、ご不満な点が多々あるとは思いますが、私なりに精一杯頑張って行きたいと思いますので応援よろしくお願い致します。


2002年度

1年を振り返って

寮長 桜井 剛
 3月に新しい寮が完成し、旧寮から新寮に移り変わり新寮での新たな生活がスタートし、それとともに寮則を新しく作り上げ、部員たちがリラックスできる寮作りを目指しました。
しかし、新しい寮での生活をしていくうちに数々の問題が浮上し、それらの問題を解決していくのが苦労しました。時がたつにつれて、部員たちも新しい寮での生活に慣れ、充分リラックスできていたち思います。寮長をするにあたり、上野先生や内山さん、風見さん、大家の岡田さん、並びに近所の方々に多大なご迷惑をおかけしましたが、自分は寮長という役職を任され、人を統率するということがどれだけ大変かということを実感することができました。これらの経験をこれから先の人生に生かしていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。

決意表明

主務 佐藤慶樹
 私がこの度、平成14年度の主務に就任いたすことになりました。私にとって身に余る重責ではありますが、昨年までの経験を活かし、全身全霊をもって努力する所存であります。前任者の三浦同様に、御指導御鞭撻を承りますよう御願い申し上げます。まずは書面にて、新任の御挨拶とさせて頂きます。
 さて、我々流通経済大学ラグビーフットボール部は、平成14年度の目標を『大学選手権で勝つ!』とし、新体制がスタートしました。昨年、それ以前の反省点を見出し、それを今後の課題としていこうと、新しくリーダーに任命された部員達は、主将の栗原を中心にミーティングに明け暮れる毎日を送っています。
 私は日頃から部員達に、「私生活においても、常に勝ちを意識すること」、「勝つためにはどんな行動をとれば良いのか、各々で考えること」と言っており、グラウンドの中だけ必死になるのではいけない、私生活にも「勝利」につながることがあるのだと考えています。それはまさに、我がクラブの理念である「優秀なプレーヤーである前に、一流の人格者になろう」に通じていると思うのです。そのことを部員一人一人が意識し、「勝利を追求」していけば、おのずと結果はついてくる、そして目標を必ず達成できると信じております。
 また、3月に入ると、現在住んでいる寮から、只今建築中である新しい寮へと引っ越すこととなります。これは我がラグビー部にとって革命的なことであり、『大学選手権で勝つ!』ための、この上ない“本拠地”となるはずです。この効果はあらゆる面で表れると思われ、建築するにあたり、また、それに到るまでに携わって頂いた方々に感謝の気持ちで一杯です。
 そして、私達の何よりの幸せは、常に日本一を狙える立場にいるということです。上野監督、内山ヘッドコーチを始めとするスタッフの方々の御尽力はもちろん、歴代のOBの方々が歯を食いしばって昇りつめた“関東大学リーグ戦一部”という環境。それを現役である我々は忘れてはいけないと思っております。
 最後に、流通経済大学ラグビーフットボール部の主務として、自分自身はもちろん、部全体をマネージメントし、「勝つためのクラブ運営」を心掛け、日々一歩一歩精進していく次第であります。

主将 栗原 喬
 今年度の目標として、『大学選手権で勝つ』を掲げました。この目標を達成するために、スタッフ陣、部員全員が一つの方向を向き、この目標に向かい流通経済大学ラグビー部としての自覚、プライドを持ち、グランドだけでなく、私生活・寮生活から、「to win!勝つためには…」と考え、行動できる集団を作り上げたいと思います。個人としては、大学生活最後の年になります。昨年までの良いところは取り入れ、悪いところは全て排除しこの1年間は、常に流通経済大学ラグビー部が勝つことだけを考え、初志貫徹の精神で頑張り、そして、1年間を終えた時に、自分自身が納得できるようにしたいと思います。

寮長 桜井 剛
 今年は『大学選手権で勝つ』という目標を掲げました。私個人として、去年はチーム全体が良くまとまっていなかったように思え、結果として、関東大学リーグ戦6位という不甲斐無いものになってしまいました。もちろん、目標であった大学選手権へも出場することはできませんでした。
 そこで今年度は、不規則だった私生活を改善し、曖昧になってしまっていた寮側を徹底して守らせたいと思っています。最終的には全員が自律し、ルールなど無くても大人の判断ができる集団を目指し、「流通経済大学ラグビー部としてのプライド」をもって生活できるようになればと考えています。


2001年度 詳細

今シーズンを振り返って

主務 三浦信二
 今シーズンは、1部に昇格してから5年目のシーズン、そして昨年度リーグ戦第8位ということもあり、流通経済大学ラグビーフットボール部 にとって勝負の年でした。
自分自身でも、今年結果を残せなければ、このままリーグ戦内で、低迷を続けてしまうのではないかと不安な気持ちでのスタートでした。 結果的に「リーグ戦6位・大学選手権出場権なし」が、今シーズン自分が主務として作ったチームの結果です。この1年間、父母・OB・クラブ 関係者・教職員の方々の協力、そして最高のスタッフ陣、最高の部員達に支えられ最後まで熱い気持ちを忘れずにやってくることができました。 しかし現実には結果がすべてです。結果がともなわなければ、いくら順位が上がっても自己満足で終わりだと思います。 「悔いを残すな」と色々な方々から励ましの言葉を頂きましたが、正直に言ってかなり悔いを残しています。 今年度の卒業生全員が悔しくて、悔しくて、しかたがなかったと思います。この気持ちは一生忘れないと思います。 新チームには、こういう気持ちになりたくないのなら大学日本一になって最後の試合を笑って終われるようにしないと悔いは必ず残ると 伝えたいです。だから、新4年生だけではなく、部員全員が来シーズン、たった1年のシーズンに全てをかけて望んでもらいたいです。
 最後になりますが、自分は本当に頭が悪く、気のきかない主務でしたが、ラグビー部を応援していただいた方々、 仕事の手伝いをしてくれた女子マネージャー、そして一緒にフィールドでプレーした部員一人一人には一生感謝し続けます。 本当に今シーズン、そして個人的には4年間お世話になりました。ありがとうございました。

主将 児玉智繁
 自分は、キャプテンとして何をすべきか、何をさせるべきか全く分からない状態でのスタートでした。 そのくせ今年度は転機の年という事で、コース制の導入などの試みもあり、大変だなという不安もあったのですが、 主務の三浦・寮長の山本・副将の喜瀬、田口、浅野のサポートもあり、というかほとんど彼等のおかげで僕は最後まで頑張れたのだと思います。 物言わないキャプテン、考えないキャプテン、を本当に良くこのリーダー陣はサポートしてくれました。 体を張って引っ張るんだと言いながら、本当に体を張っていたか?と自問自答してみると全然足りない気がしてしかたがない、 こんな後悔はしたくない。何でも物事って言うのはやれる時期が限られている。自分の場合、107人を束ねるキャプテンという物凄く 大きな舞台に立たせてもらったのにも関わらず、今大きな後悔をしている。それは、目標を達成出来なかったからだ。 結果が全て出きった状態で、あの時こうすれば良かった、んだとかあの時こう言えば良かったなんて思ったってしょうがない。 その時、その瞬間思ったことを言えばいい。今思うと後先考えて行動してしまった自分が憎い。 それは間違った事だってするかもしれない、でもそれは、勝つ為に必要な事だったらいいのではないかと思う。
 次のキャプテンには、とにかく突っ走ってもらいたい。そして、勝つためには何事も妥協しないAチームを作ってもらいたい。 そして何より、流大ラグビー部には真の男になってもらいたい。一生懸命やってる奴を馬鹿にするな。頑張ってる奴を馬鹿にするな。 練習中に愚痴を言う奴は自分がその練習に対して一生懸命やってないからだ。 もっと自分自身、謙虚にそしてプライドをもって頑張って下さい。
 また、日頃から多大なご尽力をいただいているOB会、父母、そして佐伯学園長、坂下学長をはじめとする教職員の皆様方に深く御礼申し上げます。 四年間、本当にありがとうございました。
来年度からも流経大ラグビー部を宜しくお願い致します。 

 

NZ遠征記2001 (抜粋)

監督 上野裕一
 ラグビーという競技を通して、多くのヒトにめぐり合った。今回の遠征においても新たにめぐり合ったヒトもたくさんいた。海外でともに生活することで、学生たちとも、より親密になることができた。僕自身ラグビーから多くのことを学んだし、現在も学びつづけている。特に何から学ぶ事が多いかというと、それはラグビーにまつわる人間関係からである。
 この春から一緒に合宿所で生活することになったからかもしれないが、学生から学ぶ事が最近では一番多いような気がする。テクニカルな意味では、さまざまな優秀な指導者や海外情報などから学ぶ事もあるが、それ以上にラグビーの本質を教えてくれるのは、自分が指導している学生からである。したがって、学生は僕の恩人であり、教師である。だから、精一杯学生に恩返ししなければならないと思っている。
 僕は日頃から、スタッフの連中に、我々は学生のサーバントたれと教えている。サーバントを直訳すれば、召使である。そこまでの強い意味はないにしても、学生達に精一杯サービスを提供しなさいということである。したがって、我々スタッフは学生たちに頭ごなしに無茶なことを要求することはない。むしろ、学生たちから、無茶な注文を受け、何とか精一杯解決しようとしているのが現状である。それでもなお、学生たちが、我々をあてにし、頼ってきてくれている。自分でいうのもなんだが、信頼関係というのはこういうものかと実感するときがある。決して先輩だからといって、えばらなくてもいい、教師、監督だからといって、えらそうにする必要はない。自分が、学生からどう思われたっていいじゃないか、学生たちがいるからこそ我々がいる。そう思えば自然と、学生にも優しくなれるのではないかと思っている。
 今回の遠征は、学生たちの強い希望に則ったものであり、学生たちが企画運営したものである。遠征前・中・後の事は、スタッフや学生たちが遠征記として一生懸命まとめている。
 それを読んでいただければ、何があったかは伝わると思う。今回の遠征では、学生たちもスタッフも多くのものを学んだし、発揮してきた。今後の人生に大きな財産を得たものと確信する。部員全員で遠征するということの目的は、RKUラグビーの文化の創造と自分では位置付けている。その意味において、成功であったとここに報告したい。
 結果は、何年後に現れてくるか分からない。予測を立てる事は出来ないが、今回の経験は、学生たちの今後の人生の大きな糧になったことはいうまでもない。一人でも多くの精神的に強いヒトたちが出てくれたらいいなと考えている。
 最後に、この遠征を実施するにあたり多大なご協力をいただいた、佐伯学園長、坂下学長はじめ、教職員の方々、また、この経済不況の中、子供たちの遠征費等のご負担をいただきました、ご父母のかたがたに心よりお礼申しあげます。

 今回の遠征には、吉村部長の奥様の吉村京様にご参加いただきました。奥様は、現在ドイツのBOSCHという会社の役員秘書をされております。今回の遠征では、宿舎や交通関係の手配、全日程の会計をすべてお願いいたしました。それ以外にも、遠征期間中には盗難事件が発生しました。これに対する迅速な対応は特記すべき事柄であります。警察とのやり取り、盗難にあったパスポートや航空券の手配、テロ事件の影響も考慮に入れた帰国便の手配など、これらの仕事を一日の内に、日本領事館や航空会社と掛け合って処理していただいた時などは、感謝の気持ちを通り越し、これぞプロの仕事、仕事のクオリティーの高さに驚嘆するばかりでございました。ここに、あらためまして、感謝の意を表します。

 また、今回アメリカで発生しましたテロ事件では多数の尊い命が失われました。心より哀悼の祈りをささげたいと思います。遠くアメリカで起きた事件とはいえ、世界中を震撼させたこのような事件が二度とおきないよう、また、その後のアメリカの報復戦闘行動により、アフガニスタンでも多数の罪のない人たちの犠牲がでていると聞きます。今後どのような情勢に向かって世界が進行していくかは分かりませんが、世界が平和に、そして、人類が明るい未来に向かって発展していく事を痛切に願わずにはいられません。

主務 三浦信二
 今回、部員全員でニュージーランドに遠征すると決めたのは、4年に一度の公約というのもあるが、部員100人の意思統一を図りたかったからだ。毎年自分が感じていたシーズンに入るにつれての、Sr.チームと、Jr.チームの意識の違いがどうしても気に入らなかったので、今年は成功するか失敗するかは分からないが、とにかくアクションを起こしてみようと考えていて、この海外遠征が目に見える一つの、そして最も大きなものに写ると思い実行した。実際にニュージーランドに行ってみると部員達はその環境の素晴らしさに感動し、練習、または試合の場では体を張ってやってくれた。またピーターコーチのおかげでAチームからDチームまで本場・ニュージーランドのチームと試合をたくさんできた事が部員のモチベーションを上げることにつながったのだと思う。
 この遠征は、とにかく部員のモチベーションを上げることとニュージーランドのコンタクトプレーにどれだけ体を張れるかというところだったのだが、それなりの収穫があったと確信がある。この遠征の成果はシーズンが進むにつれて出てくると思うので、シーズン中全力で結果を出せるように精進していきたいと思う。
 また、この遠征は多くのスタッフに支えられてはじめて実行できたのだと思います。全ての協力者に感謝しています。ありがとうございました。

主将 児玉智繁
 今年は四年に一度、部員全員で海外遠征に行く年。しかし、そう簡単に決められるものではなかった。幾度となく先生方とミーティングを行い、四年生の意見を伝え、そして決まった部員全員での海外遠征。
 行くにあたって、自分達リーダー陣をはじめとする四年生に課せられた事といえば、当然100人の部員達を統括する事であった。ニュージーランドに行ってからは、毎日リーダーミーティングを行い、「グランドではお前が、私生活ではお前が。」と役割を決め、生活をしてきた。この事より、今までよりもリーダー陣の結束力が増したと自分は思う。
 実際、自分が見ていたのはグランドであった。向こうでの練習のメインは、コンタクトプレーの強化とチームプレーの確立だった。ニュージーランドのチームとゲームをしてみて、流大の明らかな弱点が分かった。それが、“コンタクトの時の弱さ”だった。「ゲームをしていても、ボールをスムーズに出せない。タックルが弱い為、一発で抜かれる。」皆が身にしみて実感した事だと思う。そのおかげで、やる事が一つ、明確になった気がする。
 ゲームの結果としては、Aチーム以外のB,C,Dチームが頑張って良い結果を残し、その後押しがあったおかげでAチームも徐々に仕上がってきたと思う。
 何の為に部員全員で行ったか、全員で勝つためだ。それを立証する為にも、これから始まる公式戦は負けられない。
 ニュージーランドに行った二週間で結束力の上がったリーダー陣、Aチームの士気向上のために体を張ってゲームをしてくれた部員達。Aチームには、決して無駄ではなかった事を証明する義務がある。ゲームに出られない奴等に答える義務がある。これからは、俺等が体を張ってみせる番だ。そういう気持ちになれるのも、みんな、こういう海外遠征というものがあったからだと思う。

編集後記  3年 佐藤慶樹
 今回のニュージーランド遠征は我々学生が全部員で行くと決め、自らの勝利の為に行ったものである。
 それぞれ遠征で成果を残し、無事に帰国し、満足をしていることだろう。だが個人的に良い遠征だったと感じるだけではいけない。その影には私達のことを考え、努力や苦労をしている人が必ずいるのだ。私達部員はそのことを忘れてはならない。
 吉村部長、京さんに会計の補助をしていただき、盗難事件の際にも大変お世話になった。
 茅原副部長が何度も病院に連れて行ってくれた。
 上野監督、内山ヘッドコーチに練習を組み立てていただき、ピーターコーチは試合を組んでくれた。
 風見コーチが早くから単身ニュージーランドに行き、食事の準備をしてくれた。勿論、毎日の食事でも常に選手のコンディションのことを考えていてくれた。
 荒川コーチ、岩佐トレーナーが毎朝テーピングを巻いてくれた。試合時もメディカルとして選手のケアをしてくれた。
 佐伯学園長、坂下学長をはじめとする先生方や学生生活課の職員の方々、遠征に行けなかったラグビー部のスタッフ、またOBの方々にも多大なご協力をいただいた。
 このツアーを担当してくれた浦山さんをはじめとする日通旅行の方々には本当にお世話になった。
 勿論、自分達の親にも深く感謝して欲しい。
 この文章は編集後記にはふさわしくないかもしれない。だが、上野監督をはじめとするスタッフの方々が100人を超える部員を率いて、この遠征に尽力してくださったことに私は感謝の意を表さずにはいられなかったのである。


2000年度 組織図 詳細

決意表明

主務 水田亮介
 結果を残すには、一つのことだけに力を注いでもそう上手くはいかないはずである。何事に関しても、最終的に求める結果を得る為には、多角的で総合的な成長が必要となってくるだろう。
 昨年度、ラグビーという競技そのものについては、皆真剣に取り組み相当高いレベルまで達することができた。私生活においても近年は無駄な上下関係も無くなり、寮則などもリーダー陣の努力により最低限のものは遵守されるようになってきている。しかし、ルールの範疇に入らない個人の判断によって決定される部分の生活習慣については、自主性という言葉を掲げるだけで、あまり改善されてこなかったように思える。
 本年度は部員全員の目指す目標として、「個の確立」というものを掲げた。個人が大人としての判断のもと、自分の生活をしっかりとマネージメントできるようなり、結果として個の確立した人の集合体になることがその目指すところと考えている。具体的には、授業に出席し勉強することが必要なことだと判断でき、全体練習の後に「自分にはOOの練習が必要だから残って練習していこう」と判断できるような精神的に自律し成熟した大人の集団になりたいということである。
 毎年、年度始めにはリーダー陣が強い決意を持って目標をうち立て、すばらしいルールが出来上がる。もちろん今年も例外ではない。しかし、つまずくところは目標達成の為の努力の継続である。本年度、私は目標の本質を見失わず、最後までクラブとしての理想的な雰囲気づくりに全力を注ぐつもりである。そして、100%の目標達成を実現できるよう自分に可能な最大限の努力で、クラブ全体をリードしていきたい。

主将 横山洋人
 今年はチーム目標として「リーグ戦優勝」と「大学選手権で勝つ」の二つの目標を掲げた。昨年と比べるとリーグ戦で目指す目標は同じだが、大学選手権での目標は異なる。異なる理由として昨年のリーグ戦で2位と目標に近づくことができたが、大学選手権では一昨年と変わらず一回戦敗退だったという要因が挙げられる。
ここ3年間だけの成績を見ても、大学選手権では一度も勝ったことがない。なぜ勝てないのか? 伝統の無さなのか? いろいろ悩んで何度も何度も新リーダー陣でミーティングをかさねた。その結果、我々はこれまで、練習を受身の姿勢で行ってしまい、自分達から積極的に取り組む姿勢がなかった。それが試合で状況判断の悪さにつながり、勝つことができなかったのだという結論になった。  その反省として、今年は目標を達成する為にいかなるときでも「常に勝つことを考える」という意思統一を図ろうと決めた。クラブとしての目標である「個の確立」を必ず実行させようと思っている。それは、部員一人一人が勝つ為にどう判断して、どう行動するかであり、これは局面が違うだけで私生活でも同じことがいえるだろう。
 今年は4年生にとって最後のシーズンになるのでもちろん必ず勝ち、また「いいチームだったね」と言われるより、強いチームだったねと言われるように練習中から互いに厳しく「常に勝つことを考える」を合言葉にがんばっていきたい。ご期待ください。

寮長 後藤崇志
 決意表明の前にまず思い出して欲しいのは、過去三度の大学選手権で一度も勝ってないことです。昨年の早稲田戦にしてもあと一歩のところで負けてしまいました。敗因は何だったのか?
 ここ最近グランドでは、選手・スタッフ全員で頑張り、ラグビーのレベルは格段にあがりました。リーグ戦の結果をみれば、一目瞭然です。しかし、寮生活の場面ではどうでしょうか?「自主性、自主性」と言ってるだけで、本質がどこにあるのか分かっていなかったと思います。
 今年は目標として「個の確立」を掲げました。自分のことは自分でやるだけでなく、一人の大人としての判断が出来るようにならなくてはいけないと思います。そうして一皮むければ私生活、勉強、ラグビーと取り組む姿勢も変わってくる。そして、その「個」が組織として集まり動き出したら。大学選手権も絶対勝つことが出来ると思います。
 今年度チーム目標の「リーグ戦優勝」「大学選手権に勝つ」を達成するには「個の確立」が必須条件です。数年後、伝説の寮長と語り継がれる寮長になるので、よろしくお願いします。


1999年度 組織図 詳細

1年間を振り返って

主務 島名 宣行
 一年間主務という仕事でいろいろな事を学べました。人を動かすという難しさや、1つの仕事に対する責任感など、自分にとってプラスになることが多かったです。またシーズン中は試合に出場していたので、川島や佐藤(仁)をはじめ下級生のマネージャー陣にいろいろとありがとうといいたいです。また関係者の皆様や保護者の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
 目標は達成することはできませんでしたが、このクラブでこの仲間たちと一緒にやってこれたことは、自分の中での宝です。今後はOBとして裏から流大ラグビー部を応援していきたいと思います。
 最後に、上野先生、四年間お世話になり大変ありがとうございました。流大ラグビー部という誇りを持って、社会でがんばっていきます。
 今後も、流通経済大学ラグビー部をどうぞ宜しくお願い致します。

主将 関 哲史
昨年の納会で、私が流通経済大学ラグビー部キャプテンに選ばれたことが、すごく最近のように思われます。四年間の中で一番短く感じたのが、この1年でした。
 思えば昨年の三月のオフ期間中、四年生全員に一通の手紙を送りました。
 内容は次の通りです。
……しかし、この世界は結果が全てである。だから、今シーズン流経大は未知の世界へ踏み出さなければならない。いや、行くべきだ。いや、行けるのだ。
上野先生も同じ事を考えている。先生は今年でちょうど十年目になるそうだ。先生自身、今年は監督の首をかけるぐらいの意気込みだ。同時に俺も(みんなも同じだと思うが)大学ラグビー人生において最後の年にかけて、自分で自分を褒められるように、すばらしい結果を残したい。……………
 このような思いで、私は今シーズン戦おうと決意しました。
 そして、シーズンが終わった今、果たして自分を褒めることが出来たかは、疑問が残ってしまう。しかしこれだけは言いたい、四年生を初めとする部員百人は一生懸命やりました。リーグ戦二位という結果を得られたのも、みんなの協力があったからです。そして、その周りで私達を支えて頂いた父母を初めとする、関係者のみなさんにも深く感謝しています。
 最後に、私が後輩達に残す言葉は「情熱」。いかに流経大ラグビーに情熱を持ってプレーできるかが、強くなるために必要なことだと感じました。
 今後はOBとして、流通経済大学ラグビー部の人生を見守っていきたいと思います。

寮長 城田 正希
 今年の目標は、リーグ戦の優勝、大学選手権優勝を掲げて四年を中心に頑張ってきました。目標を達成するには、グラウンドの練習だけではなく、生活面が重要ではないかと考えました。リーダー陣で話し合った結果、四年生に責任を持たせ、下の学年の見本となるように心がけました。例えば、寮の掃除を四年生を含め全員でしたり、土足禁止などを四年生中心に積極的に取り組んでいきました。結果、四年生がやれば、下の学年もついてくることがわかりました。

副将 Brendan Neilson
 私はこの一年間、副主将という立場で部の方に関わって来ました。辛い事もたくさんありましたが、リーダーとしての責任から、みんなを勝利の道に導こうと一生懸命努力して来ました。今年はリーグ戦で、今まで勝った事のなかった強豪チームにも勝ち、リーグ戦第二位という戦績をおさめ大学選手権へと駒を進めたのですが、初戦敗退…。本当に悔しい思いをしたと同時に、みんなの目標だった場所『国立』へ連れて行けなかった事に対して、すごく責任を感じ約束を果たせなかった事が心残りです。
 後輩たちは、これからさらに上を目指す事で辛い道を歩む事になりますが、必ず前向きにがんばってください。
 最後に、この4年間大学生活で支えてくれたスタッフ陣にすごく感謝しています。
 私もこれから先、JAPANを目指し頑張って行くので是非応援して下さい。
 Thank you everyone For your support over the past 4 years.

FWリーダー 菅野 泰慎
 昨年が大学での最後のシーズンとなりました。当初は、四年間も続くのかと思い、不安だらけでしたが、終わってしまうと本当に早いもの少し寂しい気もします。
 昨シーズンは、後一歩の所で優勝は出来ませんでしたが、リーグ戦を二位という成績で残せたことは、ゲームに出場している部員だけでなく、出られない部員も一丸となり、一年間全員で頑張ってきた結果だと思います。また、その年に、副将として務めたことを誇りに思います。
 四年間という期間は、楽しいことばかりではなく、確かに辛い時期もありますがやり遂げることによって自分に対して本当に自信が持てると思います。四年間本当にありがとうございました。

FWリーダー 友利 玲臣
 昨年の12月19日、ノーサイドの笛と共に私は大学でのラグビー生活を終えました。今年度FWリーダーとして立てた目標である日本一のFWを作り、そしてチームを日本一にするという目標は達成できませんでしたが、リーグ戦2位という流経大史上最高の成績を残せたということは、満足できる結果ではないかと思います。そして、もちろん悔いが残る部分もありましたが大学選手権での早稲田戦では、一年間の全てを出しきり、流経大ラグビーを十分にアピールすることが出来たと思います。私達が達成できなかった目標は三年生以下、新主将の横山を中心に達成してくれると信じています。
 最後にFWリーダーとしていたらない部分もあったと思いますが、温かい目で見守ってくださった上野先生を始めコーチの方々、本当に有難うございました。

BKリーダー 野瀬 大輔
 昨年度BKリーダーに選ばれた時にBKリーダーとして「自分は何をするべきなのか」という事を考えました。ボール係ならボールの管理やボールの空気入れ、グラウンド係なら荒れたグラウンドの整備や芝生などの手入れ等、沢山の係がある中でBKリーダーは明確な仕事がなく逆に言えば枠にとらわれないいろいろな事のできる係でした。その中でこの一年間自分のしてきた事は、キャプテン、副キャプテンが練習をしやすい環境を作る事でした。その中でも、FWとBKが分かれる練習でBKの事に気を配りキャプテン、副キャプテンをサポートしてきたつもりです。キャプテンは常にチームの事で沢山の事を悩んでいます。新しくBKリーダーになる人は少しでもキャプテンの悩みが少なくなるよう協力してあげて欲しいと思います。そして今年こそ大学選手権一回戦の壁を破って下さい。期待しています。

ウェイトリーダー 久保木 貴紀
 ウェイトリーダーになって気付いた事が一つあります。それは、一年生の時に比べると年々みんながウェイトを真面目にやるようになった事です。一部に上がったということもありますが、ウェイトの重要さを体で感じ取ってきたのではないかと思います。
 そこで、ウェイトトレーニングのしやすい、又、やる気が出るような環境を創っていく事が、ウェイトリーダーの役割だと考えます。
 私は主に、ウェイト場の管理、ウェイトノートの管理、ウェイト用具の発注などを行ってきました。一生懸命やったつもりですが、まだ改善しなければならない点が沢山あったと思います。
 今度、ウェイトリーダーになった人には、ウェイトトレーニングのしやすいより良い環境を創るために、頑張って欲しいです。

外務 佐藤 仁
 私はこの一年間、外務と言う役職に付かせて頂きました。はっきり言って、波瀾万丈の一年でした。今、振り返ってみると仕事のミスなどで、先生、達さん、陰山さんに迷惑を賭け怒られてしまった事を、この間のように思えます。怒られる度に、「じゃあお前がやれよ」、「俺は選手で練習もやっているんだよ」と、気持ちの中で腹を立てていました。私は、一本目になろうと頑張っているプレイヤーの自分、部を動かして行かなければならないマネージャーの自分と、狭間の中で精一杯やって来ました。練習と仕事の事で頭がいっぱいになり、時々、マネージャーを辞めてやるとも思い、そうしたらどんなに楽になるのかとも思いました。しかし、途中で投げ出すのは嫌なので最後まで何とかやり遂げました。今は達成感より、ホットしたと言うのが正直な気持ちです。マネージャーの仕事と言うのは、何か得するとか、何かの見返りが有るわけでもないのです。その中で、みんなの代表で仕事をしているので、他の人達は感謝の気持ちを忘れずに、言う事を聞いて上げて欲しいです。マネージャーの人達はそれにおごらず、みんなと協力してより良い部活を作って行って欲しいと願っています。今まで有り難う御座いました。

内務 川島 聡
 今年度リーグ戦2位、大学選手権出場と好成績を修めることが出来ました。その中で、内務という役につき、主務の島名君、外務の佐藤君、他のマネージャーと共に一部リーグのクラブとしてどのような運営を行っていくのかを考え、行動してきました。
 自分自身、プレーヤーとしては迫力が足りず、活躍できませんでしたが、内務としての仕事を失敗もしながらも何とか頑張れたという点で充実した一年間を送ることが出来たと思います。
 チームが勝利するという陰でマネージャーの仕事がとても重要で大変という事が分かりました。現マネージャーの皆さんもチームのため地道に頑張って下さい。
 最後に一年間、流経大を応援してくれた皆さん、ありがとうございました。

別館寮長 森本 晃司
 私はこの一年間別館寮長としてやってきました。別館での部員の生活ぶりは、今年度の初めから言ってきた通り、本館の生活と近いものができたと思います。いろいろ足りないこともありましたが、大きな事故もなくやってこれたので良かったと思います。
 さて、グラウンドの方の目標はというと、残念ながら達成することはできませんでしたが、試合に出ていたメンバーの人達は良くがんばってくれたと思います。流大の実力も強豪チームとさほど差はなくなってきているはずです。来年、今年のチームを超えて、大学の頂点まで行くことを信じています。
 最後になりましたが、上野先生、陰山さん、内山コーチ、荒川コーチ、山田先生、その他の諸先生方、どうもありがとうございました。

レフリールール、少年ラグビー、ウエイトリーダー 土生谷 雅典
レフリールール担当として
 前期は茨城県のレフリー講習会などに積極的に参加しました。しかし、後期は公式戦などで、そういった講習会などに参加できず、若手の育成があまりうまくいかなかった事が今年の反省です。もっと、内ゲバや他校との練習試合で、進んで後輩にもレフリーをやってもらいたいと思います。
少年ラグビー担当として
 今年度は、ドラゴンズJrの指導のほかに、地域の小学校へ行ってラグビーを教えるという新しい取り組みを行いました。ドラゴンズJrと違って全くゼロからの指導ということで、始めは「ラグビーを嫌いになってしまうのでは?」とか、「自分達になじんでくれるのか?」と、いろんな不安がありましたが小学生の笑顔はそんな自分達の不安を吹き飛ばしてくれました。「最初は嫌だったけど、今はラグビーが面白い。」などという声はとてもうれしかったです。
 自分の行動・発言がそのまま子供たちに影響してしまう指導者としての難しさ、子供達と一緒に過ごした時間は、今後、流大ラグビー部にとって必ずプラスになると思います。
ウエイトリーダーとして
 今年は、昨年以上の筋力強化、フィットネスの向上、栄養サプリメント、この3つを軸にウェイトリーダーとして取り組んできました。しかし、昨年からの課題であったシーズン中の筋力の持続という面ではまだまだ改善の余地があったように思われます。この点を来年のリーダーには、がんばってもらいたいと思います。

寮長補佐:佐藤 崇
 今年の目標を達成するためにあたって今年から四年生が完全に指揮をとっていこうということになり城田寮長の下で働くことになりました。寮関係はあまり何もしていないように見えますが、全員が住みやすくそして、社会に出ても恥ずかしくないように生活面に気を使いました。例えば、一年生の掃除チェックや寮を汚くしないようにと考えました。その結果、住みやすい寮になったと思います。

部会計:渡辺 義仁
 今年度は、ただ単に皆のお金を預かり、銀行に通い、領収書の整理を行うだけの部会計ではなく、部費の節約を年頭におき、部費の管理運営全体をしっかりと考え活動してきました。主な活動内容は、部費の管理(収支)、銀行の諸企業、帳簿管理などと単純なものになってしまいましたが、何か物を購入する際には必ずマネージャーや部員たちと話し合い、慎重に責任を果たしてきたと思っております。そのようなことに頭を悩ませたということは、それだけでもこれからの人生で役に立って行くものと解釈しています。来年度は、今年度のいくつかの反省を活かし後輩達にがんばってもらいたいと思います。

寮会計: 伊藤 大明
 本年度の流大ラグビー部の方針として、昨年度以上の成績を残すためにはまず、寮生活の改善という所から始まりました。そのため、寮会計としては無駄な出費をなるべく押さえる為に、本年度からコンピューターを導入して徹底的に管理してきました。また、寮費の微収の仕方についても従来の振込み方法から自動引き落としに切り替えました。寮会計の方でも初めての試みだったので、手続きなどの点で父母の方々には大変なご迷惑をおかけしました。
 来年度はさらに徹底した管理を目指し、本年度以上の成績を残せるように頑張ってほしいと思います。

食事調整:熊崎 悠介
 食事調整が第一に考えなくてはならないのが、部員全員が、食事をきちんと摂り、体を大きくさせること。それを考えながらやってきました。自炊に始まり、ビストロザミで終わりました。自炊ではグループに別れ朝夜と自分達でメニューを考えて作って、皆も残さず食べていました。常陽フードのチーフとも月一回のミーティングを開き、どうすれば、皆が食事をきちんと摂れるのか考えてきました。ビストロザミもなかなかの出来映えで評判も良かったです。
 自炊・常陽フード・ビストロザミと、これからどうなっていくのか分かりませんが、これからも常陽フードさんとの話し合いを持ちやっていった方が良いと思います。

食事調整:高橋 健一郎
 私は今年度から食事調整の係りになり、部員がどうすればラグビーをする上で丈夫な体を作れる食事をとることができるかということを考えてきました。このことに関してまず、寮の食事を改善することが第一に挙げられます。何回も寮の食事を作ってくれている常陽フードさんとミーティングを行い、「少しでもいい食事を」という事になりました。
 確かに、以前よりは良い食事がでているのだが、スポーツ選手としての食事としてはまだまだ役不足と感じられる食事があるのも事実であり、自分の考えとしては何とか今年度改善したかったのですが、周りの関係してくれている人々のことを考えると、部員たちの勝手なわがままだったのかと思えます。いろいろ大変なことが多いかと思いますが、後輩達には、がんばってほしいと願っています。

管理長:鴻巣 悟士
 今年は、チーム目標として「大学選手権優勝・リーグ戦優勝」を取り上げてやってきましたが、チームが日本一を目標とするならば、その周りの環境も日本一を目指さなければならないと思い、Aチームがどれだけ気持ち良く練習や試合に臨む事ができるかという事を考えてやってきました。その結果、優勝こそ逃がしたもののリーグ戦2位という今までにない好成績をおさめる事ができたこと、そしてその中で目立ったミスもなくAチームによい環境を提供することが出来たことはとても良かったと思います。それについては、一年生を初め、自分の下で一生懸命働いてくれた三年生・二年生の係りの人達に心からお礼を言いたいです。
 チームが勝つためには22人以外の部員が何かしらに携わっているわけですが、その中でも自分たちの係りが携わっている役割は非常に大きいということを忘れずに、今年自分たちが果たせなかった目標を来年こそは達成してほしいと思っています。

グランド:佐々木 貴之
 例年に比べて、今年度はグランドで公式戦を行うことが多かったです。その度に、自分たちにとっても相手校にとっても最高のグランドで試合をさせるということを念頭に置き一年間やってきました。それは試合の時だけでなく、公式戦が始まってもAチームが試合に向けて練習に集中できるようなグランドを作ろうともしてきました。一年生が一生懸命働いてくれた結果、とても試合や練習のしやすいグランドが作れたと思います。
 今年度リーグ戦2位という結果を残せたのも陰でグランド作りに協力してくれた下級生の力が大きな要因の一つとなったと考えています。

ボール管理:佐藤 亮
 今年は、昨年度よりもボールの数が少ないため、いつ新球を出すかというタイミングが難しく、菅平では芝のグラウンドでの試合でボールがすぐ駄目になるため管理するのがとても大変でした。
 またボールだけでなく空気入れやピン等すぐ壊れてしまうのがあり、新しい道具が届くまでどのように対処すべきか頭を使いました。そして、試合中や練習中に突然降り出す雨でボールが濡れ泥がつき、それを拭くための雑巾の数も管理しました。

備品管理:宮地 智哉
 今年の備品管理は、下の学年(中西、藤井、福井、浅野)が特に頑張ってくれたので私自身が、これをやってくれと言わなくても積極的に働いてくれたので本当に助かりました。
 自分たちの活動の内容としては、寮の倉庫の管理、グラウンドの備品の管理、あと試合の時にシャンプーを持って行く事です。夏合宿やオーストラリア合宿時の備品の用意も私達の仕事になっており、これが一年間の中で一番大変だったように思えます。
 今年の私はあまり役に立つ先輩ではなかったように思います、ですから来年時の備品の長になる人は後輩をしっかり引っ張っていってもらいたいと思います。

ビデオ:山田 雄一
 今年のビデオ係の主な仕事は、ビデオカメラ、デッキ、テープの管理、練習や試合の撮影や他大学の試合の偵察、テープの編集などがありました。一、二年生が積極的に働いてくれたので私自身、これをやってくれとか言わなくてもすみました。今年は自分も含め、例年になく部の為に活動できたと思います。
 来年のビデオ長は白幡君になったと聞きました。白幡君には今年の自分がやってきた事をさらに上回るように、係を引っ張っていってもらいたいと思います。友也頑張れ!

記録:田島 厚
 今年の記録の活動は、主に流健日報の制作と公式戦と練習試合等の記録、またその整理と管理です。
 流健日報は今年から他の部活と連帯しての活動が増え、仕事に対するラグビー部の負担が軽くなりました。上野先生も積極的に日報の制作に協力してアドバイスや、時には記事になる情報なども提供して下さりました。そうして出来た流健日報は学校内に配布され、なかなかの好評のようです。
 記録の面では来年こそは大学選手権で決勝戦の記録をとり、「優勝・流通経済大学」と書けるように期待しています。

メディカル:戸辺 邦弘
 私は今年一年間、メディカル長として部活動に携わった。しかし、メディカルチームを根本的に支えていたのは、荒川コーチと三年生以下のメディカルチームだと思う。今年の活動報告としては、例年通りの諸活動に加え練習時などのテーピング活動の充実があげられると思う。その他にも選手(部員)の身体ケアを考えた指導など私が四年間メディカルに属した中で一番充実していたと思う。今後も現在の安定した基盤に少しでも良くなるような活動が出来るように頑張ってほしい。
 最後に、この文章を読む人たちに一言。メディカルサポーターとは非常に大変な仕事です。自分の時間を削ってもチームのために働いています。その中で一年間、文句の一つも言わずに活動してくれたメディカルメンバー達ありがとう。又、荒川さんをはじめとするメディカルドクターチームの皆さん本当にお世話になりました。最後に、いつまでも仲良く楽しい雰囲気のメディカルチームでいて下さい。

ジャージ管理:染谷 大輔
 自分達ジャージ係は、部員全員に清潔なジャージを着てもらうため日頃からしっかりとジャージを管理してきました。  ジャージはもちろん、肩サポーター等も練習試合でも使えるよう管理しチームのためを思い、出来る限りのことをジャージ係全員で行ってきました.自分はあまり仕事をしていませんが、伊藤(3年)や村松等の後輩がしっかりしているお陰で今年はやって来れたと思います。来年も、この後輩達が管理してくれると思いますが洗濯など、部員全員で協力してやっていってもらいたいと思います。

 

大学選手権にむけて

監督 上野 裕一

 リーグ戦では関東学院大学戦で敗退したものの幸運にも残りの試合に勝利することが出来ました。この結果自体は大変喜ばしいことですが、現時点ではいわば大学選手権の予選会を勝ち、出場権を得る事が出来たということです。昨年度までの二年間は大学選手権で一回戦を突破することができませんでした。今年は何としても新しいステップを踏んでみたいものと考えています。もちろん選りすぐられたチームがひしめく中で、勝ち上がって行くことは容易なことではありません。しかし今年度の我がチームは自分達の潜在能力を十分に発揮する事が出来れば、昨年以上の結果は残せると思いますし、目標とする大学選手権での優勝も決して手の届かないものではないと考えています。あとは、指導者としてプレヤーたちの能力を上手く引き出してあげる事が出来るかどうかがキーになってきます。

 トーナメントを勝ち残るためにはチームの総合力が多分に影響することは自明ですが、勝敗の決め手になる直接的要因はディフェンス力であると考えています。可能な限り失点を押さえる事のできたチームがチャンピオンの栄誉を受ける事になるでしょう。ディフェンス力とはもちろん技術・戦術といったテクニカルな部分での強化は大切ですが、それ以上にプレヤーたちのメンタル面での強化が重要です。第一回戦の早稲田大学はそういった意味からするととても精神的に強いチームですし、メンタル的に準備性のあるチームであるとおもいます。もちろんテクニカル的にみても攻守ともにとても優れたチームであることは間違いありません。我々にとっては全ての戦いが新しい歴史であることは言うまでもありませんが、早稲田大学との対戦は公式戦でははじめてですし、秩父宮という絶好の晴れの舞台で、最高の対戦相手と試合をすることができますので、我々の持てる力を存分に発揮したいとおもっております。

 我々の大学選手権に挑むにあたってのモットーは、”挑戦者の精神を持ち続ける”ということと”自分達の能力を出し切り、最高のパフォーマンスを出す”ということです。リーグ戦ではないハードな戦いになるとおもいますが、今日のゲームは本当に素晴らしかった、観る価値のあるゲームだったといっていただけるような試合にしていきたいとおもいます。そして常にベストなゲームをやっていくことが、本大会を運営・支援して頂いた方々、またゲームを観戦に来て頂いた方々へのお礼になるとおもいます。精一杯戦ってまいりますので何卒御声援のほどよろしくお願いいたします。

 

長山小学校のみんなから頂いた“寄せ書き” (抜粋)

表紙1 表紙2 先生から 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19

 

阿字ヶ浦合宿日記

副務 滝 美由紀

9月11日(土)
 合宿一日目が始まった。2時に部員が宿に着く、宿に着くなりみんなの興味は海の方へ向いている様だ。宿に入り食堂を抜け海の見えるテラスへと出た。お世話になる阿字ヶ浦クラブの社長さんと挨拶をかわして、部屋へと入っていった。相変わらず暑い日が続き、OFF明けの気のゆるみもあるようでちょっぴりだらだらした様子。そのせいか晃司さん(4年)が集合時に部員にビシット言った言葉が印象深い。
 午後の練習は15:15ビーチに集合とのこと、1年生はもうグランド作りのためにグランドへと向かっている。グランドは全く水気のないところで、からからのグランドにも水の巻きようがなく砂ほこりがすごい。今回の合宿に向ける部員の気持ちは少し複雑らしい??菅平合宿時から話の出ていたJr選手権のことで今年はBチームが出るという話がでてから、Jr全員の目標をさだめるところが解らなくなりつつあるようだ。この合宿自体の意味が少しはっきりしていないみんなだが…。
 さて、今日の練習も全て終わった。夜は自由な時間が長いため、それぞれ楽しんでる??様だが、初日の疲れはどっと出ているみたいであった。ご飯は相変わらずのどんぶりご飯!!今日は特に問題もなく一日が終わった。明日も頑張ろう!!!

9月12日(日)
 朝から暑い一日だった。ビーチランは一本でもつらいとみんなはなげく。
昨日の練習メニューとBK、FWが入れ替わっての練習。四条くん(2年)も一生懸命グランドへ向かって走っていた。怪我人は、水くみ部隊でバンで宿とグランドを往復している。バンの運転は熊さん(4年)、初日は伊藤さん(4年)であったが、坂道発進がちょっぴり不安な為交代することになった。午後の練習の途中、水くみに戻る途中、犬を2匹引きそうになったが、犬が駐車場のロープにひかかった為に難をのがれた。
 グランドでは砂ほこりにまみれてみんな真っ黒である。途中1年生の集中が切れつつあり、上の学年はピリピリしている様子。1年生はといえば、菅平の合宿でも何かと仕事も多く毎年大変そうではあるが、今回の合宿はすこし気持ちにもゆとりがあるようだ。まあ、練習の方にはゆとりはないようだが。練習が終わって帰ってくるとみんな海へと入る。結構楽しそうだが、夕方になると水も冷たい。
 そういえば、浜ちゃん(1年)が風邪でダウンしている。早くよくなるように!!
合宿もあと2日、この合宿が終わると、オーストラリア組も帰国し、いよいよシーズンがはじまるなー。

9月13日(月)
 今回の合宿で4年生にとって最後の合宿。
練習も全て終了し、宿に戻ると合宿恒例の打上げが始まった。いつもは外でバーベキューなどを行なっていたが、今回は座敷で机を囲んで宴会場を作った。コーチを始め4年生を中心に飲んで飲んでの大騒ぎであったが、内容的には合宿最後の良い会になった気がする。学生代表対コーチ陣で朝練をかけての一気飲み大会もまた盛り上った。結果、次の日の朝練は無し!!会も終わりに近づいて、4年生からの挨拶がある。いつもはわいわいやっているだけに真剣な話は、恥ずかしそうであったが、みんな良い言葉を残してくれたような気がする。

9月14日(火)
 今日でこの合宿も終わりだ。
昨日の勝負により、朝練はなくなって10時の食事でみんな顔を合わせた。
食事が終わるとそれぞれが部屋にもどり帰る準備を始めている。
ようやく夏の合宿がおわったのだ。

 

前期を振り返って

主務 島名 宣行
 私生活の改善を目的としてに前期の活動を行なってきました。その中でも3つの課題、寮生活の改善、食事の改善、学校に行くという大きな活動に力を入れてきました。その課題達成のためにリーダー陣で話し合い、様々な対策を立ててきました。現在ではかなり良くなりましたが、まだ改善されたとは言いいきれません。しかし夏合宿を通してもう1度皆に浸透できれば、達成できると思っています。またクラブ目標である"努力を継続できる集団になること"を達成できれば、私達が理想としているクラブができると思います。
 また後期も、マネジャー陣で手を取り合って、目標を達成したいと思います。父母の方々や、関係者の方々には、いつもお世話になり、本当に感謝しております。またいろいろと御迷惑をおかけすることもあるとか思いますが何卒宜しくお願い申し上げます。

主将 関 哲史
 前回の報告書で私はキャプテンという役職を任される事について、とても不安ではあるが、その分やりがいを感じていると書きました。事実、キャプテンとはそんなに甘いものではありませんでした。特に悩んだのは練習試合においての雰囲気作りでした。リーダーとして、指示を出し全員をまとめていこうという姿勢や、プレーの面で全員を引っ張る事ができなかったら、その日の練習や試合は失敗になるのです。しかし、声を出し指示をする事と、プレーで引っ張る事を同時に行なう事は私にとって困難なものでした。4、5日は、どういう事を言葉で全員に伝えればいいのか、またどうやったら全員に伝わるのだろうかという事を毎日のように考えていました。その結果、私の性格上悩み事を独りで考え込む事があり、周りの人間と話す事がなくなっていきました。その頃私はBチームに落ち、練習や試合はもちろん、私生活まで影響し、何をやってもうまく行かない状態に追い込まれました。こんな私の様子を内山コーチは気がついており、私にアドバイスをしてくれました。それは4年生全員で酒を飲む事でした。その4年生の飲み会で私が強く感じた事は、決してチームは私一人で引っ張っていくものではなく、そこにいた4年生全員がチームを引っ張っているのだと・・・。その日から私自身、肩の荷が下りて、精神的に余裕ができました。そのため今では練習や試合においても調子が上がり、自分のプレーを思い出し、満足いく部分が見えてくるようになっていきました。
 こうして前期を振り返ってみると、私にとってキャプテンとは何をしなければならないのか、また何をしなくていいのかという事を気付かせてくれました。そして、これから夏合宿を迎えるわけですが、前期は十分にプレー面に集中できなかったので、チームの事も考えながら、特に私自身の技術の向上を目標に頑張っていきたいです。また、チームとしてまとまる事ができるのも夏合宿なのでシーズンに向けてまとまりのある強いチームにしていきたいです。
 最後に、初心に戻り、またやりがいを感じてやっていきたいです。

本館寮長 城田 正希
 今年は、大学日本一という目標を掲げ、日々厳しいトレーニングはもちろんのこと、寮生活の方では、私を中心に、寮生活を改善していき、寮生活のあり方、団体生活の重要さを昨年とは違った視点から考えていきます。
 これから、グランドでは主将の関を中心に、寮では私を中心に一丸となり、目標達成に向けて頑張っていきたいと思います。

 

決意表明

主将 関 哲史
 今年度において皆様には大変お世話になると思いますが、どうぞ暖かい心で見守って頂けるよう宜しくお願いします。
 さて、私にとってこの一年は今まで生きてきた中で一番、忙しい、悩む、考えるというような年になると思います。全てはこれから始まる事であり、不安な気持ちで一杯です。
しかし、これからの事は私にとって、非常にやりがいのある事だと思っています。そして、今年度のチーム目標として「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という二つの目標を挙げました。達成するために、5つの具体的な心構えを挙げました。この事を全部員が意識して練習に取り組めば、必ず強いチーム、勝てるチーム、優勝するチームになると今年度のリーダー陣は考えました。その中で「流通経済大学ラグビー部としてのプライド」は、前主将の伊藤 武さんが、今の流経大に必要と感じたもので、私も「プライド」は何をするにも一番大切なものだと思っています。そして、キャプテンと部員との信頼関係を築いていきたいです。この関係が成り立って始めてきびしい事を言って、私の考えを伝える事ができ、部員が理解してくれると思うからです。そこに信頼関係がなかったら、ただ口うるさいキャプテンになってしまいます。従って、この事は私が一番始めにやらなくてはならない事の一つです。
 最後に、四年生は全員同じ事を思っていると思いますが、今年は学生として最後の年という事で頑張り、良い思い出を作りたいです。ですから、私の全てを賭けて勝負するつもりです。国立には、必ず応援に来て下さい。

副将 菅野 泰則
 昨年味わった悔しさをバネに、今年は大学日本一、リーグ戦優勝を目標として一年間頑張りたいと思います。FWのセットプレーの強化、個々の当たりの強さ、精神面。現時点では、課題は多々ありますが、部員全員の意思統一。日々の練習での向上心。どんな試合でも決してあきらめない、勝つことへの執着心。自分におごらずに謙虚な気持ちを持って プレーすること。そして、流経大ラグビー部員である事に誇りを持つ事。これを部員全員が理解し、練習または試合に臨める様に浸透させていきたいと思います。

副将 Brendan Neilson
 昨年、一昨年と二年連続で関東大学リーグ戦五位、大学選手権一回戦敗退と悔しい思いをしました。しかし、今年はその経験と悔しい思いを忘れず、関東大学リーグ戦優勝、大学選手権優勝を目標とし、それを実現できるよう、キャプテンの関を先頭にチーム一丸となって精一杯頑張りたいです。自分としては、大学生活最後の年なのでベストを尽くし、最高の年にしたいと思っています。

BKリーダー 野瀬 大輔
 今年は「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を立てました。この目標を達成する為、どうすれば大学日本一を獲れるか、どうすれば強いチームができるかという事を考えながら日々トレーニングに励んでいます。昨年のチームは本当に良いチームでした。昨年の目標であった国立へいくだけの力はあったと思います。しかし、目標は達成されませんでした。どんなに良いチームでも試合で負けてしまえば意味がありません。大学選手権で優勝する為には一度も負けられません。だから、今年は良いチームではなく、強い負けないチームになれるよう日々努力していきたいと思います。

FWリーダー 友利 玲臣
 昨年「国立へ行こう」を合い言葉に伊藤前主将のもと、リーグ戦を戦い、そして大学選手権への出場を果すことはできましたが、一回戦京都産業大学に敗れなみだを呑みました。この試合を終えて、やはりFWの重み、そしてFW戦に賭ける意識の差というものを感じ、その差を埋める為には、これまで以上のFWのレベルアップが必要だと痛感しました。今年は、日本一のFWに成るべく更なるレベルアップを図り、「大学選手権優勝」という目標に向かって日々努力していきたいと思います。

ウエイトリーダー 土谷生 雅典
今年は、大学選手権優勝というチーム目標を掲げました。一週間の練習でウエイトトレーニングは半分の時間を使っているのですが、前々からの悪い習慣で、部員達の中でウエイトトレーニングを軽視してしまうことがありました。しかし今年は、チーム目標達成の為に我々ウエイトリーダーは、フィットネス、ウエイト、サプリメント、以上の3つを重要視し、試合シーズンに個々が最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていきたいと思っています。

主務 島名 宣行
 今年は私生活の改善を前提にクラブ目標として「努力を継続できる集団である事」と挙げました。その理由は、私生活もグランドとつながっていて、人間形成の重要な場であるからです。学生の私達がやらなくてはいけない事、流大ラグビー部の一員としてやらなくてはいけない事は何か?といった状況判断を養うと共に自己の確立をしていきたいと思っております。私自身、主務として、プレヤーとして今年一年、一生懸命頑張る所存でございます。皆様にはいろいろとお世話になることと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

外務 佐藤 仁
 私は、昨年のシーズン前に、前主務の中山さんに言われ、副務になる事を決めました。
最初はとても悩みました。この仕事を引き受けたら自分の時間がなくなってしまうと思ったからです。しかし、考えてみると高校からラグビーしかやっていないなと思いました。このままで社会に出ても、ただの世間知らずで終わってしまうと思い引き受ける事にしました。今年は四年生になり、外務という役職に就きました。主に対外試合の予定など、外向的な仕事を行います。外務という名前に負けないように頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします。

内務 川島 聡
今年度、ラグビー部の内務として責任ある役職を任され、主務の島名君、外務の佐藤君以下、副務の皆さんと共により良いクラブ活動を運営していきたいと思います。
 また、一人のプレヤーとして大学最後の年なので少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。一年間宜しくお願いします。

本館寮長 城田 正希
 今年は、「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を決めました。その目標を達成するためには、私生活、寮生活が非常に、重大になってきます。その中で自分がしなければならない事は、寮生活において、良い見本となってより良い寮生活がおくれるよう全員をリードしていかなければなりません。それを行っていくには、まず自分が変っていかなくてはなりません。悪い事は悪いとはっきり言える人間になり、人に厳しく、自分にはもっと厳しくしてこの一年間やって行きたいと思います。

別館寮長 森本 晃司
 私の仕事は主に、別館の管理と、寮長のサポート役として、寮長とともに、部員の私生活を良い方向へと導くことです。今年は、「リーグ戦優勝、大学選手権優勝」という目標を掲げました。その大きな目標を達成するには、今まで以上に私生活が重要になって来ると思います。流大ラグビー部も、世間に目を向けられるようになってきました。そんな中で、みんなが流大ラグビー部員として、プライドを持った行動ができるよう、寮長とともに頑張りたいと思います。


1998年度 組織図 詳細

1年を終えて

主務 中山 大輔
 第一に後期活動報告として、チームが練習面、生活面で最高なコンディションで試合に望めるかということを頭に考え、日々送ってきました。今年のチーム状態もよく、大東大、関東学院大に勝ったときは今までの苦労が水の泡となって消えていくようにおもいました。しかし、中央大学に負けた時、私自身初めて一部に挙がった初心の気持ちをわすれかけていた事に気がつきました。 私がちょっとでも安心したり、勝てるという気持ちを持てばチームに影響してくるものだとあらためて実感することができました。その事はこれから進む、一生の中で大切な事を学んだと思います。
一年間流経大の主務としてやってきましたが、年始めに私自身にかかげた『良いクラブ作り』は70%はできたと思っています。残りの30%は今考えると、クラブのなかでまだ改善する点があり、それはこれから主務に着く人にうめていってもらいたいと思います。 一年間仕事をする中で、上野先生をはじめ、陰山事務局長、コーチ陣の方、部関係者、又、内務の夏原君、後輩のマネージャー、私という人間を信頼して頂きお世話になった気持ちは表す事ができない程の喜びで一杯です。
最後に年始めにかかげた「国立へいこう」の目標を達成する事ができなかったので、是非来年目標を達成できる様応援しています。一年間主務という職務につかせて頂きありがとうございました。

主将 伊藤 武
 今年のチームは「国立へ行く」という目標をたてました。一年間その目標に向け、部員や監督、その他スタッフはおおいに貢献してくれました。しかし、キャプテンという立場にある私が夏チームとして一番の伸びる時期に、個人の不注意で怪我をしてしまい、流大ラグビー部全体を引っ張っていくことができなかった為にリーグ戦4勝3敗、大学選手権一回戦敗退という不本意な戦績におわってしまいました。流大ラグビー部に必要だと感じた事は、部員一人一人がグランドや私生活において、流大ラグビー部としてのプライドを持つべきだということです。
今年流大ラグビー部を支えてきてくれた皆様ありがとうございました。まだ、本当の強さを身につけるには時間がかかると思いますが、これからも御支援、御協力の程宜しくお願いします。

寮長 成田 洋介
 まず、前期の反省として、一人一人の意識改革が徹底されていなかったことや、寮の掃除や身の回りの整理など、寮生活を運営していく上で基本的なことが暖味になってしまったこと等が反省として上がりました。これらの反省点を改善していくために、シーズンに入ってからは試合に出るメンバーがよりラグビーに集中できるように、なるべくラグビー以外のことを考えさせないよう努めてきました。試合前は、メンバーが頑張れるように部歌を歌ってエールを贈ったりもしました。その成果、去年と同じではありますがリーグ戦5位という結果で大学選手権に出場できました。リーグ戦の中でも関東学院大学に勝つことができ、選手権一回戦の京都産業大学と決まってからは過去にないほど、部員全員がひとつにまとまって試合に望みました。結果としては負けてしまいましたが、去年より点差が少なかったので来年はもっといい試合ができると思います。

内務 夏原 央明
  今年は「国立へ行こう」を目標にして一年がスタートしました。内務として目標を達成するために試行錯誤の一年でした。リーグ戦で大東文化大学・関東学院大学に勝てた時は部員全員で喜び、本当に部員が一つにまとまったと思います。ただ、その後中央大学に負け、専修大学に苦戦し、リーグ戦では5位という結果に終わってしまい、大学選手権では一回戦で京都産業大学に破れ目標達成はなりませんでした。
 しかし、関東学院大学、大東文化大学に勝てたことは、今後大きな自信になると思います。来年こそは国立競技場で試合をし、勝てるよう頑張って欲しいと思います。
 最後になりましたが、今年一年流経大を応援して下さった方々、また、ご努力頂いた方々、ありがとうございました。

副将 牛木 謙治
 昨年を振り返ると、まず自分達で立てた目標を達成できなかったのでくやしさが残る年になりました。自分個人としても試合に出場することができず、副将としての役割を十分に発揮することができませんでした。後輩達には自分達が達成できなかった国立へ道を切り開いてもらうよう頑張って欲しいです。

FWリーダー 市原 慎太郎
 今年はスクラムを押せるFWを目標に1年間がんばってきました。その成果はリーグ戦でも随所に表れたと思います。来年は、もっと強いFWを目指して頑張って欲しいです。また、今年一年間、私達を支えてくれた先生、コーチ陣、父母の方々本当にありがとうございました。

BKリーダー 大島 久宗
 1年間BKリーダーとして、大変な時もありましたが、みんなの協力もあって無事一年間やりとげることができました。昨年は果せなかった国立競技場に向けて、新幹部を中心に頑張って下さい。

少年ラグビー指導 夏原 央明
 ドラゴンズJrの後期最初の活動は、菅平高原での夏合宿でした。コーチとして3名同行し、各地の少年ラグビースクールと合同練習試合を行いました。合宿最終日にはバーベキューや花火大会なども行い、楽しく充実した合宿が行えたと思います。また、9月、10月、11月に行われた試合の中では合宿の成果が随所に見られ、良い結果が得られました。
 今後も、子供達と楽しいラグビーができる様にしたいと思います。

 

大学選手権を前にして

監督 上野 裕一
 昨年は幸運にもリーグ戦一部昇格と同時に、大学選手権に出場する事が出来ました。明治大学との対戦でしたが、結果は惨敗でした。大学トップチームとの実力の差を痛感したものです。試合後、卒業して行った四年生の口から、一年間で50点の差を埋めることは容易なことではないな、などと三年生以下に対する励ましとも、同情とも思えるような声が聞こえてきました。
 本年度の主将は昨年からのレギュラーであります伊藤武君です。彼を中心に四年生が総力を結集し、春から、50点という実力差を埋めるべく日々激しいトレーニングを積んでまいりました。主要メンバーをみても特に突出した選手はおりませんが、チームとしての総合力は昨年以上と自己評価しております。しかしながら、チームの成果にはまだまだ上下の変動があり、高いパフォーマンスを発揮することもあれば、ちょっと気が緩むとチーム力が一気に低下するような傾向もあります。チーム力に大きな変動のあるのは真の力が無いのだと客観視するものの、大学選手権までにはコンディションを整え、最高のパフォーマンスが発揮できるよう努力したいと考えております。
 年度当初、学生達で"国立に行こう!"と目標を決めました。少しばかり背伸びした目標かもしれませんが、決めたからには部員一丸となって戦ってくれるものと信じております。

 

シーズンイン

監督 上野 裕一
 キャプテンの伊藤を中心に、例年になく四年生が高い意識を持ち、下級生を引っ張っていくという理想の形ができつつあります。
寮生活においても寮長を中心に作った規則のもとで「きれいな寮・きれいな部屋づくり」を目指し、部屋の掃除に点数をつけたりとユニークな企画を行っているようです。
 グランド練習は相変わらず「日本一のフィットネス」を目指した走り込み中心の厳しいものとなっています。レギュラーポジション争いが激しいせいか、部員たちは日々しのぎを削っています。
 戦術面については、現段階では何とも言えないというのが正直なことろだが、昨年のBKメンバーが6人残っているので今年も展開思考になりそうです。
FWもセットプレイを中心に徹底した強化を図っているため、昨年よりさらに進化した「流経大ラグビー」を見せることができるでしょう。
また、今年のチームにはスタープレーヤーがいないため、チームユニットとしての総合力はかなり期待できるはずです。

 

前期を振り返って、後期を迎えるにあたり

主務 中山 大輔
 前期の活動を行ってきた中で私の頭を一番悩ませたのが、昨年より良い成績を残すにはどうすれば良いのかということです。ですが、考えていく中で私が感じたこととして、全ての面において、他の一部の大学の中で一番でいる事ではないかと思い、部員一人一人が基本に戻り、意識を高く持って、練習、寮生活、私生活を送ることができるようにと、部の運営を行ってきました。 しかし、私自信にも、又、流大ラグビー部にも改善すべき点はまだ沢山残っていると思います。その改善点をより早く見つけ、後期においては今まで自分が学んできた三年間を、この半年間で役立て、問題を解決していけば、今年に入る前に立てた自分の目標が達成できると思います。
 最後に、10月から始まる関東大学リーグ戦で良い成績を残し、さらに大学生における最高の舞台の大学選手権で流大旋風を立てられるよう、前期よりさらなる飛躍した流大ラグビー部を作っていきたいと思います。

主将 伊藤 武
 今年の目標である、『大学選手権ベスト4』を目指し、部員一人一人が高い意識を持って、日々練習に励んでいます。他の大学にはない戦術(ランニング・ハンティングラグビー)をより確立する為に、昨年よりもレベルを上げたフィットネス、個人の能力を上げる為の基本プレーを中心に前期は練習してきました。 昨年リーグ戦終盤、怪我人の続出のためにベストの メンバーを組むことが出来ず敗退することがありました。それを改善する為にも、今年のオープン戦は、新戦力を中心に試合をし、対戦相手も社会人を主に行ってきました。
 今後は、夏の菅平合宿、オーストラリア遠征に行き、チームとしてのレベルを上げ、秋のリーグ戦、大学選手権でよい結果を 残せる様、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

寮長 成田 洋介
 昨年は、『大学日本一』という目標を掲げましたが、目標は達成することができませんでした。しかし、大学選手権に出場し、明治大学と対戦することができました。今年も『大学日本一』という目標を掲げ、この目標を達成するために、 グランドでの練習はもちろんのこと、寮生活の方では、私を中心に寮生活目標『自己管理、自己開発』、ラグビー部寮生六ヶ条を一人一人に意識づけさせ、寮生活のあり方、団体生活の重要さを昨年とは違った視点から考えております。
 これから、グランドでは主将の伊藤を中心に、寮では私を中心に一丸となり、目標達成に向けて頑張っていきたいと思います。

副将 牛木 謙治
 前期の練習を振り返ってみると、フィットネスに関しては昨年以上に充実していたと思います。しかし、走り勝つためにはまだまだ足りないので夏合宿を通じて更に高めて行きたいです。FWに関しては、セットプレーの安定を目指して毎日練習に励んでいます。また、今年は、昨年以上の成績を残さなければいけないので、一人一人の意識が更に上がったと思います。 後期を迎えるにあたり、心身共にパワーアップをはかり、国立を目指して頑張りたいと思います。

BKリーダー 大島 久宗
 今年は、『国立で試合をする』という目標を持って頑張っています。昨年よりも全てのことで上回れるよう努力しています。その為、チーム一人一人の意識が高くなり、ポジション争いも昨年より激しくなってチームのレベルが徐々に上がってきています。前期は走れるチームを作る為、フィットネス中心の練習を死ぬほど行い、走れて、大きな身体になれば一番なので、ウエイト・食事に関しても部員一人一人が、考えて取り組んでいます。

FWリーダー 市原 慎太郎
 前期の練習は、特に昨年と同じく、フィットネス中心の練習を日々行っています。今年のテーマとして『ランニング・ハンティングラグビー』ということで、すばやい集散、ボールへの執着心を課題として、取り組んでいます。
 FWとしては、組織的な練習はしているが、これからの合宿の中でさらなる組織プレイ、個人スキルを高め、高度の高い練習をし、FWをまとめて行きたいです。

フィットネスリーダー 天野 司
 今年は、大学選手権で顕著な成績を納めることができるような水準にフィットネスを高めるために、ピーターコーチや荒川コーチのトレーニングプログラムのもと、週三回のウエイトトレーニングと朝練を実施しました。 また、例年に比べ、部員一人一人が、プロテインやアミノ酸などを積極的に摂取するよう心掛けており、今年はより一層体を大きくしようと頑張っています。
 後期は、『国立へ行こう!』を合い言葉にリーダー陣を中心に頑張っていきたいと思います。

ウエイトリーダー 岩崎 治郎
 今年のチームは、昨年に比べFWの力不足が否めません。今年のチームはFWがどれだけ成長できるかにかかっていると思います。前期のウエイトトレーニングでは着実な成長があったと思いますが、まだまだ満足できるものではありません。
 後期は更なる成長を目指しウエイトトレーニングにおいてチーム全体を引っ張って行きたいと思います。

内務 夏原 央明
 今年は、『国立へ行こう』を目標に新チームがスタートしました。特に前期には、目標を達成する為の基本作りとして、とても重要な時期でした。チーム強化の為に、どの様な事をすれば良いのか、また良いクラブ作りの為にどうすれば良いのか、頭を悩ます事が多くありました。
 後期は、本格的に公式戦が始まり、一戦一戦大切な試合になります。
 一戦一戦、最高の試合ができる様に、また、リーグ戦、大学選手権で流大が活躍できる様にラグビー部を作って行きたいと思います。

食事調整 猪狩 和也
 私達、食事調整係は大学選手権で勝ち抜く為に、さらなる栄養面での改善を図り、他のチームにも負けない体づくりを目標に活動しております。前期の活動内容としましては、食事に関するアンケートを行い、部員の総意を常陽フードさんに伝える他、食事に関する事を指導して頂く浜村さんを迎え、『どのような物をどれ位食べたらよいのか』など、食事の面での疑問を解決して改善していくよう努力し、少しでも部員の要望をかなえられる様、努力して参りました。
後期を迎えるにあたり、さらに部員一人一人に栄養面での高い意識を持ってもらえる様に、努力していきたいと思います。

メディカルサポーター 杉本 昇一郎
 今年も昨年と同じくチームドクターである山田睦雄先生と連絡を取り合い、選手一人一人の健康面のチェック、怪我人に対してのトレーニングメニューや怪我のアフターケアなどの指示に従ってトレーニングさせ、一日でも早く通常の練習に戻れるようにしてきました。後期では、夏合宿、公式戦があり、一部のチームのメディカルとして選手一人一人に気を配り、常にベストコンディションで練習に望めるようにしていきたいと思います。

財務 酒井 慎吾
 昨年度は未納金を出す結果となってしまいました。未納金者が出るのは財務の責任でもあるので、今年度は未納金者に対する徴収を徹底したいと思います。
 また、後期には合宿もあり、御父母の方々にも御負担をおかけすることになりますが、財務として部費の有効活用を目的に、ムダ使いのない予算組をし、出来る限り努力して参りますので、御理解 ・ 御協力の程、宜しくお願い致します。

少年ラグビー 佐藤 亮
 毎週日曜日に、朝の八時半から約二時間ほど練習を行ってきました。練習は、高・低学年に別れ、遊び感覚でできるものや、コンタクト練習を行ない、その後、紅白戦をします。
 夏休みには、菅平高原での合宿もあります。後期には試合も入ってきますが、子供達がラグビーを通じて健やかに育ってほしいと思っています。

管理班 班長 鴻巣 悟士
 備品管理係の仕事は、用具の準備、管理、清掃です。今年は一部昇格2年目で大学選手権ベスト4を合言葉に、去年よりも上を目指していく中で激しく、厳しい練習が必然的に多くなり、破損や汚れも目立ちます。常にきれいな状態が保たれているか、壊れた物がないかに気を配っておりますが、完全には徹底できなかったこともあります。
 後期には、そういった部分を改善していきたいと思います。また、公式戦のシーズンにはレギュラーメンバーが気持ち良く練習、試合に臨めるように、陰でチームを支え、勝利に貢献出来るようにしたいと思います。

 

新年度を迎えるにあたり

主務 中山 大輔
 来年度の自分の掲げた目標としてまず、「より良いクラブ作り」というものを漠然と立ててみました。しかし、突然「より良いグラブ作り」といっても何をしたら良いのかを、はっきり言うことはできません。ただ自分にできることとしては、流経大ラグビー部の運営を毎日、頭が痛くなるまで考えれば何かは必ず見つけられるということです。正直に言うと流経大ラグビー部の主務に任命された時は、戸惑いと不安は隠せないものがありました。これまで主務に任命された人間はそれなりの人物が負かされてきました。自分は果たして、そのような人間に値するのであろうかと自分で自分のことが信じられなくもなりました。しかし、その不安と戸惑いを跳ね除けてくれたのは昨年、主務候補という立場で一年間やってきた、という自分の足跡でした。自分なりに昨年一年間精一杯やってきて、そこで様々な立場や状況を数多く見てきました。その経験というものは来年度の自分にとって、とてもプラスになっていくことだと確信しています。だから今では、しっかり目標を持って、一年間しっかりとやっていく決意をしています。今年度の一年間で学んだ最大のことは、一部のチームに勝つためには他の全ての一部にマネージャより、自分たちが全ての面で勝っていなければチームは勝てないということです。来年度のチームの成績は監督、主将だけでなく、主務という立場の人間が大きく関与してくるものではないかと思っています。一年の最後に皆から「最高によいクラブ」と言われるよう、私自身、もう一度原点に戻り「より良いクラブ作り」を目指していき、実行させたいと思っています。

主将 伊藤 武
 来年度は「国立でプレーする」という目標を立てました。「国立でプレーする」という言葉自体は簡単ですが、あの国立競技場でプレーするということは、大学ラグビー界の中で、上位4位以内に入らなければなりません。来年度のチームの中には、飛び抜けて凄い選手は一人もいません。当然この雑草軍団ともいうべきチームで国立に行くためには、他の大学よりも質の高い練習をし、他の大学にはない戦術を立て、精神的、肉体的にも上回る様にしなければなりません。伝統の浅い、我が流通経済大学ラグビー部にとって、これは新たな挑戦だと思います。困難な道のりになると思いますが、やり甲斐はあると思っています。「国立でプレーする」とういスローガンを部員全員の心の中に持ち続け、目標達成に向けて、自分自身にできる最高の努力を日々、行っていこうと思うます。

寮長 成田 洋介
 前年度を振り返ってみると、グラウンドでの練習も大事だが、それ以上に寮生活が大切だと思ったので、一つ一つを改善していき自己管理のできる1部のチームにふさわしい寮を作っていきたいと思います。また、来年度の大きな目標に向かって私生活の充実を徹底し、目標を達成できるように部員一人一人をまとめて頑張っていきたいと思います。


1997年度 組織図

一年を振り返って

主務 佐藤 崇
 まず後期の活動報告として私は、チームがいかに万全なコンディションで、メンタル面でも最高の気持ちで練習・試合に望めるかを、マネージャー陣、主将の渡辺、寮長の倉智、他の幹部陣、コーチ陣と毎晩ミーティングを重ね考えてきました。
 1部という初舞台で、やる事なす事初めての事ばかりで戸惑い、部員の事しか目に入らず、普段お世話になっている方々への感謝の気持ちを忘れかけてしまった時もありました。しかし、多くの方々に助けられ1年間主務という職務を全うする事ができました。
 1年間主務として仕事をする中で、いろいろな方々のおかげで部が成り立っているという事を本当によく感じました。
  結果としては目標に掲げていた大学選手権に出場する事ができましたが、後輩諸君はそれに甘んじる事無く上を目指して、貴重な大学生活を送って下さい。

主将 渡辺 知宏
 今年は、初の1部リーグでの試合で3勝4敗の5位、そして初の大学選手権出場と初めて尽くしの年だったのですが、今振り返ってみると、本当にこの成績で満足していいのであろうか、終わってから言えることかもしれませんが、自分、そして選手全員が練習、日常生活においてまだまだ甘い所がたくさんあったと思います。
 来期は、1部リーグ2年目で大変だと思いますがキャプテンの伊藤君を中心にいいチームを作ってください。強いチームを作るには、監督、コーチ、選手のコミュニケーションをしっかりと取り、みんなが納得する練習をしてもらいたいです。
 今年1年間、私たちを支えてきてくれた皆さんありがとうございました。

寮長 倉智 浩一
 まず、前期の反省として、当初の目標であった。一人一人の意識改革が徹底されていなかったこと。それと、寮の掃除や身の回り整理など、寮生活を運営、統率していく上で、基本的なことが曖昧になってしまっていたこと等が反省として上がりました。これらの反省点を後期に生かしていくために、まず前期にできなかったことを直して、さらにそれ以上のことを目指しました。
 シーズンに入ってからは、試合に出るメンバーが、よりラグビーに集中できるように、なるべくラグビー以外のことは考えさせないように勤めてきました。その成果があったかどうかわかりませんが、リーグ戦5位という結果で大学選手権に出場できました。選手権1回戦の相手が明治大学と決まってからは、過去にないほど、部員全員が1つにまとまって試合に望みました。結果は負けてしまいましたが、とてもよい経験をしたと思います.

副将 久保 聡士
 後期に入り、オーストラリア、菅平と強化合宿を行い、チーム全体とてもレベルアップしたと思います。戦略なども全員が理解し統一した事もあり、菅平合宿では全チームが練習試合で良い成績で終えることができました。そしてシーズンも本番に入り、試合には15人しか出場できませんが、チーム一体となって試合に望み、リーグ戦1部初昇格ながら、大学選手権出場という結果が残せました。
 来年は、1部で2年目になるので、今年ほど注目されないかもしれませんが、ミスを無くし、勝てる試合では必ず勝って、ぜひ大学日本一になって欲しいと思います。
 自分は、ほんとに良い時期に入学し、4部から大学選手権出場という所までこぎつけられました。大学4年間とても満足でき、とても幸せだったと思います。卒業して下級生たちが目標を達成できるように応援しています。

FWリーダー 碇 洋文
 今年は1部昇格初めての公式戦で自分たちの力がどこまで通用するか不安でしたが、渡辺主将を中心として、みんなが一丸となって大学選手権を目標に頑張ってきました。
 目標の大学選手権出場は果たせましたが、大学リーグ戦5位、大学選手権は初戦敗退とあまり納得の行く結果ではなかったので、来年はもっと上を狙ってほしいです。

BKリーダー 池田 渉
 今年の流大ラグビー部を今振り返ってみると、部員すべてがそうでなかったにしろ、練習に行くときは重く、練習が終わり寮に帰るときは軽い、確かに練習はきつく楽なことではないけど、それにも負けない大きな壁を超えなければ強い流大ラグビー部は生まれないと思います。
 今年1年間は、大学選手権出場を目標にしていたため、出場が決まった時、「目標を手にした」とそれで終わっていたのではないかと思います。試合に出た部員はもちろん勝ちを目指したと思います。もちろん、もっと練習を強化するのも大事だけど、部員全員の心を1つにし、勝つことへの執着心が必要だと思います。
 来年は今年のチームなど足元にも及ばぬ強さを完成させ、日本選手権出場を目標にがんばってください。何もしなかった名前だけのリーダーでしたが、自分もいろいろと学びました。ありがとうございました。来年の流大ラグビー部の周りを寄せ付けない成績に期待しています。

Jrチームリーダ 山口 悟
 シニアチームのレベルアップに良い刺激となる選手をキャプテンを中心とする幹部に推薦したり、Jrチームのレベル向上を常に意識して、練習に取り組みました。今年はJrチームも、Jr選手権に初めて出場し、結果こそ1回戦で明治大学に敗れましたが、Jrチームの選手たちにはとても良い経験になったと思います。
 1番の悩みだったのは、シニアチームからJrチームに落ちてきて、気が滅入っている部員をいかにやる気持たせ練習に取り組ませるかでした。来年、再来年に今のJrチームの若い選手がシニアチームで活躍する事を楽しみにしています。

財務会計 名越 公彦
 今年1年間初の1部昇格とあって、多くのお金の動きがありました。父母の方々にはたいへん御協力していただきありがとうございました。来年以降も、父母の方々には御迷惑をかけますが、御協力宜しくお願い申し上げます。

備品係 夏原 央明
 今年は、1部リーグとなり厳しい試合が予想されました。特にシーズンインしてからは、今までにない厳しい練習の日が続き、備品の破損が多く見られ修理できないような物もありました。。そんな中で常にいい状態で備品を提供して行く事は、非常に苦労しました。しかし、1年生がよく動いてくれたため、常にいい状態が保てたと思っています。 しかし、反省点や改善点はまだまだ多くあったので、来年はその点を改善し、今年以上にしていきたいと思います

メディカル班 落合 浩紀
 私たちメディカルサポーターは、今年初の1部リーグ、大学選手権の戦いの中で、出場メンバーは勿論のこと、100人余りいる部員全員の健康管理及びけが等のケアを仕事としてきました。前期の長い合宿を終え息つく間もなく始まった関東大学リーグ戦。選手・コーチの先生方同様に私たちメディカル班にとっても全てが初めて体験するものでした。試合2日前からの念入りな備品のチェック、選手に同行しているチームドクターの山田睦雄先生との綿密な指示・連絡のやり取りなど、昨年と比にならない仕事量でした。疲れ、焦り、苛立ちが入り交じる中で特に、1年生の責任感のある仕事ぶりには深く感謝しています。
 終わってみて思う事は、仕事の上での失敗は少々あったが、長いリーグ戦、大学選手権で私たちメディカル班は全力でプレヤーを支えられたと胸を張って言い切れます。後期は来年を見る上でとてもプラスになったと思います。来年は今年以上に良いサポートができる事を願っています。

グランド係 伊藤 武 市原 慎太郎
 今年はトラクタを購入して頂き、前期は係りの者しか運転の仕方を知らなかったため使用回数が少なかったのですが、後期に入ってから1年生にも運転の仕方を教え、練習の前のグランド整備をトラクタで短時間でかつとてもきれいに整備することができるようになりました。また、グランドの窪みや、へっ込みを、砂を埋めてい平らにし、なるべく走りやすくケガを防止するためにグランドコンディションをよいものにしていきました。
 来年は今年以上に良いグランドコンディションが保てるように努力します。

広報/記録係 中込 潤
 広報、記録係では、流経日報の制作と配布、夏合宿では練習と練習試合の記録、公式戦では公式記録の作成と協会への報告を主な仕事とし活動してきました。初のリーグ戦1部での記録の仕事とあって最初は、戸惑いもありましたが試合を重ねるごとに手順を覚え、仕事を進める事ができました。初の大学選手権など様々な局面においても、勉強する事が多かった後期でした。
 来年もチームの戦歴を残すとともに、クラブの組織の中の1つの部署として、責任をもって仕事をしていけるように頑張ります。  

食事調整係 小野 宏二 土屋 良太
 本年度は、1部昇格ということで、私たち食事調整は厳しい練習にも充分足りるだけの栄養分、量を寮の食事で取れるようにと常陽フード社と協力し、部員の意見を取り入れながら問題をクリアーしてきました。
 また、シーズン前からはプロテインを取り入れ食事調整としてできるだけメンバーの力になれるようにしました。
 後輩の皆さんには練習で疲れたときこそ、しっかりと食事を取ってがんばって行ってもらいたいと思います。

ドラゴンズJr(少年ラグビー) 谷口 一、井元 洋介
 流通経済大学ドラゴンズJr(少年ラグビークラブ)は、毎週日曜日の午前中に3時間程の練習を行っております。
 練習内容は、パス、タックル等の基礎的な事を指導しています。年々人数が増え今年も夏に菅平で合宿を行い、各地から集まったラグビースクールの子供たちと合同練習や、試合を多く行うことができました。子供たちにとっては、良い経験と貴重な体験ができたと思います。
 今後、もっとドラゴンズJrの人数が増え、楽しいラグビーができる様に、指導をしていきたいと思います。

 

オーストラリア遠征記

  
顧問あいさつ 部長あいさつ 副部長あいさつ

監督あいさつ

日程表・部屋割表 マネージャー日誌

試合総評(コーチ) ドクターより

事務局長あいさつ 編集後記

 

前期活動を終えて

主務:佐藤 宗
今年は、今までやってきたことをこなしていくだけでは一部で勝上がっていくチームにはなれないと思います。本学ラグビー部の活動の基盤である組織図の改正や寮則の改正などといった今まであたり前となっていたものを再検討してきました。部員一人一人が、基本に戻り高い意識をもって練習に望める環境ずくりを、幹部全員で考え話し合い、運営していくつもりです。9月から始まる一部リーグという最高の舞台で、部員全員が一丸となって試合に臨み、より良い結果を収めることが出来るように、部を円滑に運営していきたいと重います。

主将:渡辺 知宏
昨年は、入替戦に勝利し、目標である一部昇格が実現されました。今年は目標も新たに、1試合でも多く勝ことを目標に日々練習にお励んでいます。前期は、わがチームが目標としているランニングラグビーを実践するために、フィットネスと基本プレーを中心に練習してきました。オープン戦に入り、筑波大、、新日鉄釜石、帝京大と試合には負けてしまいましたが、内容のある試合で、チームの長所、短所が見出されました。最終戦では、早稲田大学に胸を借り、オープン戦を終了しました。今後は夏のオーストラリア遠征、菅平合宿と、自分たちの力をさらに伸ばして、1試合でも多く勝っていきたいものです。その目標に向かって、今後のチーム一丸となって目標を達成できるように頑張って行きたいと思っていますのでご声援ください。

副将:久保 聡士
前期の練習を振り返るとフィットネスに関しては充実していきたいと思います。走ることが多かったので、もっとボールを触れたいと不満はありませんでしたが、オープン戦をするにあたり、今年のチームのテーマである「走り勝つ」ということが少なからず結果として出せたと思います。BKに関しては、ハンドリングの練習に重点をおき、すこしずつですが毎日成長が見られました。また、今シーズン一番の変化は、全員の意識が上がったという事だと思います。食事に関しても、私達が一年生の頃とは比較にならないほど全員の意識が変わったと思います。これから後期を迎えるにあたり、すべての面で、もう一皮も二皮もむけて、意識を高く持ち、全員で目標を達成できるよう頑張りたいと思います。

副将:島田 力
今年は、日本一のフィットネスという目標をたて、例年以上に走り込みました。部員達も昨年までとは違い、一部という意識から、とても良く頑張ってくれています。その結果オープン戦では、内容の良い試合ができ、いい形で前期を終えることができました。まだまだ課題は多く残ってはいますが、これからのオーストラリア合宿と菅平合宿で個人スキルの向上、フィットネスのさらなる強化、組織プレイといったことを練習し、最良のコンディションで公式戦を迎えたいと思います。

食事調整係:小野 宏二  土屋 良太
私達、食事調整係は一部昇格を期に、さらなる栄養面での改善をはかり、一部リーグでも通用する様な体づくりを目標に活動しております。前期の活動内容としましては、食事に関するアンケート調査を行い、部員の総意を食堂に伝え、月一回の「食堂委員会」というものを設定し、話し合いの場を設けました。食堂のマネージャーさんや、チーフの方、栄養士さんらと話し合いを行い、より良い食事内容にと、努力してまいりました。後期を迎えるにあたり、さらに部員一人一人に食事面や栄養面での高い意識をもってもらえる様に努力していきたいと思います。

寮長:倉智 浩一
グランドでの練習はもちろんのこと、寮生活の方でも一人一人の意識改善を目指し、寮生活のあり方、団体生活の重要さを昨年とは違った視点から考えております。これからオーストラリア合宿、菅平合宿、大学リーグ戦へ向けて、グランドでは主将の渡辺を中心に、生活面では寮長である私を中心にクラブ一丸となり、目標達成に向けて頑張っていきたいと思います。

備品管理係:夏原 央明
備品管理係の仕事は、用具の用意、管理、清掃です。特に今年は一部に昇格したこともあり、激しく、厳しい練習が多く、破損や汚れが特に目立ちます。常にきれいな状態が保たれているか、壊れたものがないか、いつも気を配っておりますが完全には徹底できなかったところもあります。後期には、そういった部分を注意しながら徹底できるようにして行きたいと思います。夏合宿においては、オーストラリアへ遠征することもあり、今まで以上に備品管理が大切になっていきます。一つ一つの用品の管理、清掃を完全なものにしていきたいと思っています。また公式戦においては、一戦一戦が大切な試合になり、それに伴い、練習もより一層激しいものになると思います。陰でチームを支え、勝利に貢献できるようにしていきたいと思います。

財務:名越 公彦
財務の仕事はお金を管理し、部の運営を円滑にしなくてはならない重要な仕事だと思います。そのためには、会計とコミュニケーションをとり、これからの夏合宿や公式戦に向けて、お金の面で円滑に運営していきたいです。

少年ラグビー:井元 洋介
毎週日曜日、朝八時半から約二時間ほど練習を行ってきました。練習はランニングパスやキックダッシュなど基本的なことをやり、その後、高・低学年に分かれて練習します。夏休みには菅平高原での合宿もあり、後期には試合も入ってくるので少しでも子供たちがラグビーを理解し、一試合でも多く試合に勝ってほしいと願います。

メディカル班:落合 浩紀
今年になってチーム組織が強化され、私達メディカル係にも様々な要望が出されております。まずチームドクターである山田睦雄先生の指導のもと、練習や試合において病院や怪我人に対し、山田睦雄先生の指示に従って対処するというシステムが確立された。また、テーピングの面でも発注だけだったこれまでとは変わり、テーピング業者の方と週一回のテーピング講習を受けている。それによって現在ではディカル全員が一通りのテーピングを施すことができるようになった。一部に上がったことで仕事の面でも過去経験したことがないもので出ていたが、指導者との話し合いを密にして行っている。公式戦が始まる後期に向けて、メディカル係としての組織をさらに強化し、今まで以上に努力して行こうと思っております。

グランド係:市原 慎太郎
グランド係は、よりよいグランドコンディションを皆に提供することが私達の目的です。特に一年生は、練習前にグランドに来て、整備しております。しかし、雨の降ったあとに水溜まりを完全に取り除くことができずに、練習を行ってしまうことがあり、一部に昇格したのだから、そういうことは決してあってはいけないと思います。また私達はグランドを大切にし、より良い環境を作っていきたいと思っております。そして、来客の人が来てすばらしいグランドだと思われるようにしたいです。後期は前期の反省を生かし、さらに良いグランド作りをしていきたいと思います。

ジュニアリーダー:山口 悟
今年のジュニアチームは、例年になく個人個人が高い意識を持ち、積極的に練習に取り組んでいる。フィットネス面においては、シニアチームに負けないくらいの高いレベルの選手が多数いる。技術面においても、練習後それぞれが自発的に個人練習を行い、シニアチームに追いつこうと努力している。これから後期に入り、シーズンを迎えるにあたり、ジュニアチームのフィットネスと技術面の両面をさらに鍛え上げて、チームの底上げのために努力して頑張りたいと思います。また、シニアチームがより良い環境でシーズンが迎えられるよう、努めていきたいと思います。

フィットネスリーダー:河内 一泰
今年は一部でゲームをするにあたり、怪我をしない体作り、コンタクトプレーの強化を目標とし、週3回のウエイトトレーニングを実施しました。選手一人一人が効率よく、集中してトレーニングができるように、フィットネスコーチである荒川コーチと話し合い、メニューを組んできました。今年は部員一人一人の意識が高く自分の小遣いの中で、プロテインやアミノ酸などを買い、少しでも体を大きくしようと頑張っています。後期はリーダー陣を中心に、より一層頑張っていきたいと思います。


1996年度 組織図

一年を振り返って

主務:小林 宜義
1部のチームに勝つためには、一部のチームのマネージャーに、あらゆる面で勝っていなければ、まずチームは勝てないと思っていました。そのことをずっと心の中で思い、一生懸命やってきました。また、強いチームづくりそして、なにより、良いクラブづくりを目標にしてきました。私はこのクラブの良いところは、部の中で上下関係がほとんどないことだと思います。逆に、こういった状況で下級生をどう指導していくかが悩みの一つでもありました。また、ニュージーランド合宿や夏合宿ではより一層充実した合宿にするため、ミーティングを重ねて夜遅くまで話し合いました。マネージャーとして自分自身、努力してきた結果、チームの目標が達成できたことは大変喜ばしく、これからの自分自身の大きな自信につながりました。

主将:森元 正博
2部全勝優勝、1部昇格を目標にして今年1年間がんばってきました。前期においては、3月21日〜4月3日までニュージーランドにて遠征合宿を行い、ピーターコーチにラグビーの細かい基礎から、戦略、フィットネスの重要性などを教わり、成果のあるものになりました。帰国後、私達はニュージーランドで教わった練習を取り入れ、走り込みや基本プレーを中心に練習してきました。
後期においては、走り込み中心の青森合宿を皮切りに、菅平合宿で行った練習などで、メンバーをセレクトしていき、公式戦に望みました。その結果2部リーグでは優勝でき、入れ替え戦に出場することができました。試合の1週間前には、ピーターコーチに再度来日してもらい、ご指導をして頂き、万全の態勢で国士館大学との試合に臨み、目標でした1部昇格を果たすことができました。

寮長:宮川 賢一
1部昇格をめざし、グランドでの練習は主将の森元に、そして寮は私を中心として行ってきました。目標達成のために練習はもちろんのことですが、その前に生活を乱さないことと、寮をいつも清潔に保つことをモットーにこの1年間やってきました。シーズンも半ばになる頃に、顧問の荒木先生のほうから寮のあり方、また、寮の使い方の指導を受け、もう一度部員全員が寮での規律正しい生活を再確認することができました。その結果といったらおかしいかもしれませんが、1部との入れ替え戦では、勝利をものにすることができました。私自身、今まで継続してきたことが、結果として現れたことは、大変うれしいことだと思いました。
来年度は1部という舞台で試合をしていくわけですが、今年以上に寮に気を使い、清潔に使うことで、より以上の力を発揮できると思っています。

フィットネスリーダー:佐藤 拓也
1年間をと通じて、ゲームで怪我をしない体作り、コンタクトプレーの強化を目標とし、週3回のウエイトトレーニングを実施しました。選手1人1人が効率よく、集中してトレーニングできるように、フィットネスコーチである荒川さんと話し合い、メニューを組んできました。現在の大学ラグビーで勝つためには、いかにウエイトトレーニングが大切かを、フィットネスリーダー陣で考え、選手達に話をしてきましたが、それでも真剣にトレーニングに取り組まない人がおり、その人にはリーダー陣で厳しいことを言ってきました。今年1年フィットネスリーダーをしてきて、ウエイトトレーニングの大切さを痛感したので、来年度もより一層、リーダー陣を中心にウエイトトレーニングの大切さを考え、1部でも通用する体作りをしてもらいたいです。

グランド係:渡辺 知宏
この1年間、ほとんど毎日といって良いほど使用するグランドを整備し、管理してきました。いかに、みんなが気持ちをいれ練習に望めるよう私を中心とするグランド係は、ゴミのないグランドを目標としてきました。今年は、夏休みにグランドの改修工事があり、シーズンに入る前には大変充実したグランドができあがり、グランドの充実とともに、私達も気を引き締め、今まで以上の整備・管理を行うよう心がけてきました。グランドはチームの顔といえるものなので、練習試合はもちろんのこと、公式戦のときは1・2年生総動員で行い、メンバーが気持ちよく試合ができるようなグランド作りをしてきました。このすばらしいグランドをこれからも保ち続けていきたいと思います。

財務:遠藤 嘉章
今年は、部費を値上げしましたが、そのためか、部の運営がスムーズに運び、部員全員が気持ちよく試合に望め入れ替え戦でも勝利することができました。

メディカル係:落合 浩紀
1部昇格という目標の元で、厳しい練習をしている選手たちに、怪我や風邪はつきものです。それをいかに早く癒せる環境を作ることを1年間やってきました。また、怪我予防のためテーピング講習会を幾度となく受け、テーピング技術向上をめざし、常に部員の健康を見つめてきました。万全な体調で練習に望むには、本来であると個々の自己管理が必要となりますが、団体生活をしているため、私達に予防できるならばと思い部員をサポートしてきました。

備品係:島田 力
私達は、部で活動していく中で、何気ないキックティー、水用具、タッチフラッグ、タックルダミーなどを管理してきました。数が足りる、足りないという単純なものではなく、今この状況で何が必要か、何があったら便利であろうかと、深いところまで追求してきました。普段何気に使っているものでも、いかに練習や試合に万全な態勢で望めるかを考え、徹底した管理を行ってきました。

ジュニアリーダー:田中 秀明
1年間、シニアチームのレベルアップ、良い刺激となる選手をキャプテンを中心とする幹部に推薦したり、Jrチームのレベル向上を常に意識し、練習を行ってきました。今年は、帝京大学との練習試合で勝つことができ、Jrチームにとって良い経験となり、シニアチームにとっても良い刺激となったと思います。下のチームから上がる人もいれば、やはり上から落ちてくる人もいます。1番の悩みは、上から落ちてきて気が滅入っている部員をいかにやる気を持たせ、練習に取り組ませるかでした。1年間を通してシニアチームが目立ちがちになり、ジュニアは楽だというイメージをなくしたかったので、私自身に対し部員みんな色々な意見はありましたが、自分の意志を貫き通せたと思います。

食事調整係:宮川 賢一
普段の生活において一部昇格を目指す私達にとって、食生活というものは大変重要なものです。いかに部員みんなが、ご飯をおいしく食べ、なおかつバランスのとれた食事を取れるかを考え献立を自分達自信でミーティングを重ね、作成し、食堂の方とコミュニケーションを取り合ってきました。後輩諸君には、これからも部員のことを考えてより良い食事を取り、バランスの取れた食生活を送ってほしいです。

広報係:浅川 高歩
広報係では、年間の公式戦をはじめ、オープン戦、夏の練習試合などの経過と結果をまとめてきました。また、早朝、流健日報(流通経済健康日報)を作成し学内をはじめ、市役所などに配布してきました。記録の仕事をすることによって、チームのパターンや様子、皆の努力の跡がつかむように良く分かりました。新聞の記事では、生活について、健康について、人間のからだのことなど自分にとって大変勉強になり、有意義な仕事でありました。私達は来シーズンも今までの努力の足跡を大切に残すためにがんばっていこうと思います。

少年ラグビー:谷口一、井元洋介、石山大亜
毎週日曜日の午前中に3時間程度の練習を行いました。練習内容は、ランパスやタックルで、去年まですることができなかったチーム内での試合も、人数か16人から26人になったことにより、毎週紅白戦を行うことができるようになりました。また、夏には初の合宿(菅平高原)を行い、子供たちも期待と緊張感を味わうことができ、良い経験になったと思います。来年度は、10月下旬に行われる茨城県内の交流大会に向けて、子供たちがラグビーをより楽しめるような指導をしていきたいと思います。

 

前期を振り返って

主将 森元正博
昨年12月の入替戦から半年が経ち、3月よりニュージーランド合宿を行うことで、今年のチームスタイルをつくることができました。日本に帰ってからも基本練習、フィットネスを中心とした内容で、部員100人が1部昇格に向けて日々努力してきました。同じ練習を繰り返すことによって、どうしても集中力が欠けてしまう時もありましたが、こういった練習がシーズンの最後には身を結び目標達成ができることを信じています。夏合宿は、青森(弘前)をフィットネス中心として、菅平はユニット、ゲームという2つの課題を軸に取り組んでいきます。これから夏合宿で今までの成果が出るように充実した期間にしたいと思います。

副将 権藤克博
昨年は入替戦で敗退し、その要因の1つであるフィットネスの重要性を痛感しました。今年は1部昇格を達成するために、例年にない厳しい朝練習を行いました。フィットネスの充実とともに、基本プレーの徹底を見直し、日々の練習メニューの中に組み入れました。その結果、怪我人が出たときもありましたが、個人個人のスキル向上は確かなものになりました。今後は、青森合宿、菅平合宿を通じてさらなるフィットネス、基本プレーの向上とともに、他のチームと試合をしていく中で、勝つためのチーム作りを目標に、がんばりたいと思います。

主務 小林宜義
一部に昇格するためにはどうすればいいのか考え、そのためには全ての面において、一部の大学より勝っていなければならないと思い、部員一人一人が基本に戻り、意識を高くもって練習、寮生活、私生活を送るように部を運営してきました。また、より良い部活動にするためにミーティングの機会を多く設け、リーダー陣、マネージャー陣で、練習、寮生活、私生活、食事について話し合ってきました。後期はリーグ戦に向けて前期で行ってきたことを生かし、全部員が協力し、一丸となってチャレンジャー精神を忘れずにがんばっていきたいと思います。

主務補佐 田中秀明
今年は、何事についても再検討していかなければならないと考えました。それは、私自身入学してから4年目ということもあり、当たり前としてきたことを、あえて当たり前と考えないようにすることと、良き伝統をしっかり残すことで、流大ラグビー部を一層良い部へしたいということを、考えなければならないと思ったからです。例えば、なぜ毎日点呼をするのか、しなければどういう問題が起こるのか、また今、部員の気持ちは一部昇格という目標としっかり向き合っているのか、日々何かに疑問を投げかけ問いただす、そんな毎日を過ごしてきました。また、生活の大部分を占める寮生活について、マネージャーと寮関係のスタッフで力を合わせて、居心地の良い環境で生活できるためにと週一度のミーティングを意義あるものにしてきました。後期は、部員100名が一部昇格を果たせるために、円滑に運営していきたいと考えています。

寮長 宮川賢一
今年こそは一部昇格を絶対の目標とし、規則正しくけじめのある生活を送っていく様、グランド同様、寮内での生活姿勢についても厳しく行っていこうというスローガンを立てました。また、健康管理として、食事の栄養バランスを考え、料理長と話し合いをしてできるだけ部員達の要望にこたえられるよう努力しています。そして、より良い環境の中で生活していこうと1〜4年生まで全員で常日頃から心がけるようにしています。そして、秋には始まるシーズンに向けて、ベストコンディションで望めるように、精一杯部員達を統率し、がんばっていこうと思います。

寮長補佐 青野友輔
今年度の一部昇格するためには、まず寮の生活から改めていかなければならないと思い、寮を常にきれいにする、整頓をしっかりする、食事の改善といった毎日の生活から見直してきました。また、毎週リーダー陣が集まってミーティングを開き、チームをより良いものにしようと努めてきました。後期から始まるリーグ戦、入れ替え戦での勝利にむけて、万全の体制で臨めるように、部員一丸となって臨めるように寮を運営していきたいと思います。


1995年度 組織図

一年を振り返って

主務 落合充樹
大学3年の春、上野監督に「お前、主務をやったらどうだ」といわれました。そのときは1年上の先輩に最適な人物がいたので、私自身呆気にとらわれてしまいました。私は「はい、やります」といきおいよく返事したものの、やはり3年生の主務というものはやりずらく、自分自身で納得しかねる部分もあり、はっきりいってしまえば”名ばかりの主務”でした。
本当の意味での部の運営のあり方について理解できたのは、4年生になってからでした。私にも主務としての自覚がでてきたのか4年生になってからの主務はとても楽しい感じがしました。つらいこともたくさんありましたが主務を頑張ってきてよかったと思います。結局最後は試合に出れませんでしたが、チームに対して貢献できたことは、私自身誇りに思っています。いろいろお世話になった荒木先生、上野先生、吉村先生、茅原先生、陰山さん、諸先生方、本当にありがとうございました。そして、1年間こんな不甲斐ない主務についてきてくれたチームメイトのみんな、本当にありがとう。今年成し得なかった1部昇格の夢を実現させ、白いユニフォームが秩父宮ラグビー場で、戦っている姿を早く見たいものです。
最後に後輩諸氏へ ”東海に負けたあの悔しさを忘れるな”

主将 横尾敏雅
2部全勝優勝、1部昇格という年間目標を達成するために、部員全員が力を終結し、毎日グランドで汗を流してきました。今年度は、上野監督の指導の下、特に4年生を中心にチーム作りを進めてきました。当初の目標を達成するためには、2部で圧倒的な強さを得る事の重要性は強く認識していました。チーム力をアップさせるための基本戦術としては、FW・BKでボールをキープしつづけ、展開、連続攻撃で相手を崩すというものをうちだしました。そのためには、FWはBKのプレーを身につけ、BKはFWのプレーを身につけるという思想を全員が頭の中で理解し、実践してきたつもりです。何人か怪我人がでて辛い試合もありましたが、リーグ戦2部で2位という成績を納め、入替え戦に出場できたことは今から考えると70−80点の総合評価をすることが出来ますが、結果的には17−46で敗退し、目標を達成する事ができませんでした。
我が流通経済大学ラグビー部は、まだまだ発展途上のチームです。来年は我々が果たせなかった夢、悲願の1部昇格にむけて、後輩達ががんばってくれるものと思います。いつも試合の応援に来て、暖かい応援をしてくださったOBの先輩、大学の教職員の先生方、また、父兄の皆様には本当に感謝しております。来年も今年以上にがんばってくれることと信じていますので、応援のほど宜しくお願いします。

寮長 大野有人
私を寮長に選んでくれた人のために、いい加減なことは出来ないと肝に命じ、この1年間練習では主将を中心に、寮では私を中心として1部昇格を目指しました。目標を達成するには、まず、私生活を乱さない事、寮をいつも清潔に保つ事だと思い、私のできる限りのことはやりました。しかし、残念ながら夢がかなわなく、とても残念でした。精一杯自分なりにがんばってきたつもりです。1年間こんな寮長に協力してくれた部員のみんな、上野先生をはじめとする諸先生方に対し、言葉にならないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。1年間ありがとうございました。

少年ラグビー指導 中村太亮
流通経済大学少年ラグビー(ドラゴンズジュニア)クラブは、毎週日曜の午前中に2時間から3時間程度の練習を行いました。
練習内容はランパスやタックルなどの基本的なものが主でした。また、秋にははじめて茨城県交流大会に出場しました。この試合は、低学年(1.2年)、中学年(3.4年)、高学年(5.6年)に別けてそれぞれ試合をするものですが、うちのチームは人数が全部で16人と少ないので、どの学年も他のチームからメンバーを借りて試合を行いました。子供たちも楽しそうにやっていたので、初めての試合にしては、まずまずよかったと思います。
来年は部員数をさらに増やし、子供たちがラグビーをより楽しめるように指導していきたいと思います。

 

後期をむかえるにあたり

主将 横尾敏雅
後期は、前期に行ってきたことの完成と、その完成度に応じて部内セレクションを行い、チーム代表選抜を行っていくつもりです。常に上を目指して、そして最後には笑えるように、日夜精進していきます。

副将 入沢英希
後期は、スクラム・ラインアウト技術の向上はもとより、実践的なユニットプレー、サインプレーの練習なども取り入れ、いかにしたら試合に勝てるかということを考え、つまり「試合に勝つ」という点に重点をおき練習していきたいと思っています。

副将 倉林直樹
後期からは、実践をとおしてユニットプレーと実践の導入に力を注いでいきたいと思います。

副将 上野貴広
後期は、個人スキルのさらなる向上と、オープン戦の結果から得られた評価を基に、ユニットスキルの実践をつうじた改善を行っていきたい。
そして前期での積極的なラグビーを忘れることなく、激しいタックル・コンタクトプレーを目指し、厳しい公式戦を勝ち抜き、1部昇格という大きな目標を確実に達成できるよう鋭利努力に参りたいと思っております。


1994年度 組織図

一年を振り返って

総務 杉林 匡
本当に大変な1年間でした。4年生とは何と厳しいものなのだろうか。4年生の意見は部全体の意見となるのである。まして、マネージャーの長(総務)として、クラブの運営もしなければならない。正直にいって泣いた事もあった。しかし、シーズンが終わった今、こんなにもすばらし経験ができたこと、多くのことを学べたことは私にとって、何物にも勝る宝物である。
私がここまでやってこれたのは、村主主将、大丸寮長、マネージャーの西尾をはじめ、4年生全員の手助けがあったからだと思う。共に笑い、共に泣いた仲間がいることを、心の励みとしてこれからも精進していきたい。

主将 村主智久
3部A全勝優勝、2部昇格という年間目標を達成するために、部員全員の力が終結しなければならないということで、毎日全員でグランドに出て汗を流してきました。
上野監督の指導の下、4年生を中心に高いレベルの技術を身につけ、[FW・BKでボールをキープ、支配し、連続攻撃で相手を崩す]という戦術論を全員が頭の中で理解し、確実に実践できました。何人か怪我人がでましたが、全ての試合において優位に試合を進め全勝し、入替戦も74−3という大差で勝ち、目標を達成することができました。
いつも試合の応援に来てくださったOBの先輩方、大学の教職員の先生方、父母の皆さんがたには本当に感謝しております。
我が流通経済大学ラグビー部は、まだまだ発展途上のチームです。来年はさらに上を目指し、悲願の1部昇格にむけてがんばってほしいです。

寮長 大丸敏夫
私が寮長になるなんて、私を知る先輩方、そのほか周りの人達は信じられない事であったと思います。しかし、こんな私を選んでくれた人のためにも、いい加減な事はできないと考え、ラグビー部全員が快適で心地よくて、寮生活は楽しいと思えるような寮にしたいと思いながら新役員の人達とスタートしました。
私にとっては初めてのことだらけで、100人の部員の生活や、気持ちなどを理解することは、非常に難しく、最初から最後までバタバタして終わった感じです。
私なりに精一杯がんばってきたつもりです。1年間こんな寮長に協力してくれた部員のみんな、上野先生をはじめとする諸先生方には言葉にならない位、感謝しています。ありがとうございました。


1993年度 組織図


1992年度 組織図