2011年4月19日11時36分
栃木県鹿沼市で登校中の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故から一夜明けた19日朝、6人が通っていた市立北押原小学校の児童たちは、大人たちに付き添われながら登校した。
一方、県警は同日朝から事故の目撃者を探すための検問を実施。さらに、自動車運転過失致死容疑で調べを受けている柴田将人容疑者(26)が「居眠りをしていた」と供述していることから、勤務や生活状況などを調べるため、勤務先である同市の小太刀重機と同県日光市の自宅の捜索に入った。
事故現場となった鹿沼市樅山町の国道293号沿いの歩道には花束が供えられ、PTAの役員らが「おはよう」などと声をかけながら集団登校する児童を見守った。時折激しい雨が降るなか、子どもたちの列には保護者が寄り添い、警察官が先導する姿も見られた。安全確保のため保護者の運転する車で登校する児童も多かった。
同校によると、18日夜にあった臨時の保護者会では、事故が起きた歩道を引き続き通学路とすることを懸念する声も出た。しかし、裏道などでは道幅が狭く、車が通るとかえって危険なため、事故現場前を引き続き通学路とすることが了承されたという。
同校は19日朝、臨時の全校集会を開いて事故の概要などを児童に説明した。今後、カウンセラーを置いて、児童の心のケアに努めていくとしている。授業は同日も午前中で打ち切り、一斉下校させるという。