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【芸能・社会】米倉スカーレット ガッツで演じる 主演舞台「風と共に去りぬ」製作発表2011年4月19日 紙面から
帝国劇場開場100周年記念公演「風と共に去りぬ」(山田和也演出)の製作発表が18日、東京・グランドプリンスホテル高輪で開かれ、主人公スカーレット・オハラ役の米倉涼子(35)をはじめ、共演する寺脇康文(49)、岡田浩暉(45)、紫吹淳(42)、高橋ひとみ(49)らが出席した。 1860年代、米国の南北戦争動乱期の南部地域を舞台に、真の愛を求めて力強く生きたスカーレットの半生を描くマーガレット・ミッチェル原作の不朽の名作。衣装で情熱的な赤いドレスを着た米倉は、初の帝劇出演に加えて世界を魅了してきた大役に「ものすごく緊張してます。皆さまに喜んでもらえるお芝居をしたい」と力強くアピールした。 米倉が、1939年公開でヴィヴィアン・リー主演の映画版を観賞したのは10数年前。芝居の勉強として観賞し、「ヴィヴィアン・リーの素晴らしいキュートさ、偉大さ、とにかく美しいという印象でした。(当時は)自分が演じるとは思いませんでしたが」と明かした。 これまでに演じた役柄は強い女性が多く、勝ち気な性格が印象的なスカーレットは米倉の“集大成”にもなりそうで「ガッツでやらせていただきたい」と熱っぽく語った。 スカーレットを無償の愛で包むレット・バトラー役の寺脇は、ダンディーな雰囲気で登場し「米倉さんと共演できるので(出演を)即決した」と明言。何度かお酒の席を一緒にしたそうで「飲んで気持ちのいい人は芝居も気持ちがいい」と絶賛し、役柄では永遠の愛を誓う設定だけに「初めて会った時から初めてでないようだった」と運命的な存在のようだった。 スカーレットが思いを寄せるアシュレイ役の岡田と寺脇を横にした米倉は、取材陣から「どちらがタイプ?」と水を向けられると、「岡田さんは今日初めてお会いしたので岡田さん! ということで」とスカーレットばりに無邪気にかわして笑わせる一幕もあった。 6月3−12日は大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月18−7月10日は東京・帝国劇場で上演される。 PR情報
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