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【格闘技】

32年ぶりプロレスオールスター戦 メジャー3団体で8・27武道館

2011年4月19日 紙面から

チャンピオンベルトを手にポーズをとる(左から)諏訪魔、杉浦貴、棚橋弘至=日本武道館で

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 新日本、全日本、ノアの国内プロレスメジャー3団体は18日、東京・日本武道館で合同会見し、団体の枠を超えたオールスター戦「東日本大震災復興支援チャリティープロレス ALL TOGETHER(オール・トゥゲザー)」を8月27日、同武道館で行うと発表した。メジャー団体によるオールスター戦は、新日本、全日本、国際が参加して1979年8月26日に同武道館で行われて以来、32年ぶり。

 32年前に1度だけ行われたプロレスオールスター戦が再現される。会見にはIWGPヘビー級王者棚橋弘至(33)、三冠ヘビー級王者諏訪魔(34)、GHCヘビー級王者杉浦貴(40)ら三団体の看板王者、社長が出席。当日は鈴木みのるや曙、佐々木健介、高山義廣らフリーの実力者の出場も予定されており、プロレス人気復興にもつながる画期的なイベントになりそうだ。

 大会は10試合程度になる見込みで、カード編成やテレビ中継についてはこれから詰める。会場設営、宣伝なども分担し合い、入場料収入やグッズ販売の利益、観客からの募金は全て義援金に回す。

 全日本・武藤敬司社長は「この3団体がタッグを組んだ以上、10倍とか30倍にもスケールアップした興行にしたい」とコメント。棚橋は「被災地を応援する側として、より元気がないといけない。日本全体を元気にするようなものにして、被災地にエネルギーを送る」と話した。

 また、大震災発生時に仙台市内でバス移動中だった諏訪魔は「現地の様子を直接見て、いろいろ考えた。3団体の垣根なんか取っ払って、素晴らしいものを伝えたい。王者同士がタッグを組むのもいいんじゃないか」と提案した。

  (門馬忠雄)

 

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