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【大リーグ】

松井ボテボテ投ゴロでもV打!!

2011年4月19日 紙面から

タイガース戦の4回、投ゴロで三走(後方)を生還させ打点を挙げたアスレチックス・松井=オークランドコロシアムで(共同)

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 【オークランド穐村賢】アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は17日(日本時間18日)、タイガース戦に5番指名打者で先発し、0−0の4回1死一、三塁の好機でボテボテの投ゴロを放ち、この間に三塁走者が生還し先制。4打数無安打ながら松井の“2戦連続V打”で、チームは5−1で連勝した。13連戦を7勝6敗で終え、勝率5割ジャスト。18日は2週間ぶりのオフで、19日からレッドソックス(ホーム)、マリナーズ、エンゼルス(ともに敵地)の9連戦を貯金シリーズとしたいところだ。

 2戦連続V打に苦笑いだ。0−0で迎えた4回。1死一、三塁の絶好機で、打席は松井。先発右腕ペニーの3球目、真ん中高め92マイル(約148キロ)のツーシームをフルスイングだ。ところが、打球は一塁線に向かってコロコロコロ−。「沈んだ。ボールの上をたたいちゃった…」。打った本人が苦笑いで振り返るほどのボテボテの当たりで、見送ればおそらくファウルなのに、ペニーは捕球し一塁へ送球。松井がアウトになる間に、三塁走者バートンが悠々と生還し先制だ。

 この1点が効いたのか、続く5回、アスレチックスは3得点を奪ってペニーをKOだ。思わぬ形?で、連勝に貢献した55番は「最後、微妙なところは見えなかった。捕ったら1点入りますからね。(ペニーが)どう判断したかは分からない。あそこはどうしても1点欲しいところ。打撃の内容は別として、点が入ったのはよかった」とにこやかに話し、ゲレン監督も「ファウルになると思ったけど、あの当たりで先取点が入ったからね」と主砲の豪快な一振りを喜んだ。

 13連戦を7勝6敗で終えたチームは再び勝率を5割に戻した。19日からの9連戦は、ヤンキース時代の好敵手だったレッドソックス、同地区のライバルでイチローのマリナーズ、元巨人の同僚・高橋が所属する古巣エンゼルスと、因縁の多い相手が続く。松井のバットで新旧のライバル球団をたたき、チームを貯金&連勝街道へと乗せたいところだ。

 2戦連続V打に苦笑いだ。0−0で迎えた4回。1死一、三塁の絶好機で、打席は松井。先発右腕ペニーの3球目、真ん中高め92マイル(約148キロ)のツーシームをフルスイングだ。ところが、打球は一塁線に向かってコロコロコロ−。「沈んだ。ボールの上をたたいちゃった…」。打った本人が苦笑いで振り返るほどのボテボテの当たりで、見送ればおそらくファウルなのに、ペニーは捕球し一塁へ送球。松井がアウトになる間に、三塁走者バートンが悠々と生還し先制だ。

 この1点が効いたのか、続く5回、アスレチックスは3得点を奪ってペニーをKOだ。思わぬ形?で、連勝に貢献した55番は「最後、微妙なところは見えなかった。捕ったら1点入りますからね。(ペニーが)どう判断したかは分からない。あそこはどうしても1点欲しいところ。打撃の内容は別として、点が入ったのはよかった」とにこやかに話し、ゲレン監督も「ファウルになると思ったけど、あの当たりで先取点が入ったからね」と主砲の豪快な一振りを喜んだ。

 13連戦を7勝6敗で終えたチームは再び勝率を5割に戻した。19日からの9連戦は、ヤンキース時代の好敵手だったレッドソックス、同地区のライバルでイチローのマリナーズ、元巨人の同僚・高橋が所属する古巣エンゼルスと、因縁の多い相手が続く。松井のバットで新旧のライバル球団をたたき、チームを貯金&連勝街道へと乗せたいところだ。

 

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