摂理的使命(聖母マリアさまやタマル)
私も聖書でマリア様の処女受胎を信じていました。 神様なら、卵子を受精卵に変化させたりできるのだろうな・・と思っていました。 でも統一教会では、マリア様は決死の覚悟でザカリヤの家に行き、受胎したのだと学び、 神の血統を繋ぐために、タマルは娼婦に扮して舅を誘惑し、子を授かったと学びました。 統一教会では聖母マリア様は、形の上では「不倫」です。 それは神様の「復帰摂理」の重要な使命でした。 だからといって、統一教会の教会員に不倫を認めるなどということはありません。 教会員が目指しているのは「創造本然の世界」です。 結婚相手は唯一無二の人。 祝福式では、決して離婚しないと誓います。 それが本来の神様の願いですから。 「創造原理」は、本来の姿です。 「復帰摂理」は、緊急措置的な例外的な歩みです。 本然の世界ではアダムを善側と悪側に分立する必要もありませんでした。 再臨のメシヤの路程も、再婚する予定はありませんでした。 創造本然の世界には、蕩減条件という対処も必要ありませんでした。 メシヤが歩まれた人生は、人類救済のためのものです。 メシヤが勝利されたので、私たちは多くの恩赦を受ける事ができました。 私達が目指すのは「創造本然の世界」です。 メシヤの過酷な路程は、メシヤは胸に秘めておきたかったのではないでしょうか。 純白の二世や純真な青年たちには、本然の世界だけを目指してほしかったのではないでしょうか。 堕落世界の悲惨な事件は、本然の世界では記憶から消し去られるのだろうと感じます。 堕落世界の堕落の思い出をそのまま「天国」で懐かしむというのには違和感を感じます。 今の「絶対善霊」は犯した罪の記録が消去されるそうです。 (「堕落世界の残虐な経験も良い思い出だ」・・・という懐古的な情も愛しいかもしれませんが、天国では諦めて皆で忘れましょうよ) では複雑な親子関係は霊界ではどうなるのでしょうね。
「養子」は「実子」になるのかな? |