地方26号沿い、歩道事故防止へ 自転車レーン整備 和歌山市2011.4.19 01:44

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26号沿い、歩道事故防止へ 自転車レーン整備 和歌山市

2011.4.19 01:44

 ■国交省が意見募集

 和歌山市の国道26号沿いの歩道に、自転車走行レーンが整備された。国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所では、5月10日まで使いやすさなどの意見を募集している。

 整備されたのは和歌山市男野芝丁から西汀丁交差点までの約350メートルの区間。小学校の通学路にもなっており、通勤通学時間帯には自転車と子供の通行量が多い。自転車と歩行者の人身事故は、平成18年から4年間で9件発生している。

 今回の整備で、歩道幅約5メートルのうち左側2メートルを自転車走行レーンとした。柵などは設けず、白線とイラストで区分。区間開始位置には路面にイラストを描き、LEDをつけた支柱も設置して分かりやすくした。総事業費は600万円で、タイルを張り替えた場合の3分の1程度におさえた。

 国交省は20年1月、和歌山市駅前と吹上砂山の2地区を「自転車通行環境整備モデル地区」に指定。同事務所は21年8月から社会実験などを行い整備方針を検討していた。県庁前交差点から市立吹上小学校前までの国道42号沿い約1キロも、今年度中に整備する予定。

 意見は、同事務所(同市西汀丁16)の1階入口付近にある「自転車通行環境整備のご意見箱」まで(郵送も可)。窓口は午前8時半~午後5時。ファクス((電)073・424・2484)とホームページ(http://www.kkr.mlit.go.jp/wakayama)でも受け付ける。

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