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2008年度 総合演習

教育実践総合センター 小山 智史
技術教育講座 肥田野 豊
授業科目名(単位数)・課題領域:
総合演習(2単位)・科学と技術
授業題目:
「ものづくり」で工夫する力を養う
あの鐘を鳴らすのは百円玉06P1103阿保憲太朗
思ひ出ぽろぽろ06P1119笠原 彩乃
ミニスタンドウォッチ06P1125門脇 沙希
トライアングル・ボックス06P1149清水 亮太
...06P1152菅 顕太 
ぶら下がりランプ06P1178堀内 翔太
タイムカプリンタ06P1179真坂 早織
...06P1225須賀 将道 
似非ビデオエクステンダー06P1233永原 祥
ミニ☆テーブル06P1245本間 史祥
どれでもスイッチング1号06P1254米田 文彦
立食party テーブル06P1307小山 弘貴
和風バルーンランプ06P2002蘆川 記子
万能★本棚06P2007笠井麻由美
スパイス・ラック06P2011佐藤春香
イッテラッシャイマチェスト06P2013清水 彩音
プリンタ収納ボックス06P2018畠山 麻乃
和風ランプ06P3103磯部 翔子
水の流れがわかる! 透明なフィルター06P3303石田 幸弥
授業の趣旨:
 現在は皆が「使う人」になってしまい、「作る人」がほとんどいなくなってしまった。何か調べたい時にはWebで検索する時代となり、ノートを「作る」ことも少なくなった。パソコンの利用者がプログラムを作ることもほとんどなくなった。100円ショップに行くと、さまざまな物が手に入るし、「作る必要がなくなったのだ」と思われるかもしれないが、そうではない。「依存」の習慣が染みついてしまっていないだろうか。「作る=工夫する」と置き換えてみてほしい。分野を問わず、社会人が得る給料は「工夫の対価」である。工夫を要しない仕事はアルバイトで事足りる。かつては「何とかする能力」をそれなりに大学で身につけたが...。
 「作る」ためには、「何のために」「何を」「どのように」と考えなければならない。また、さまざまな作り方があり、答えはひとつではない。別にゼロから作らなくとも、手元にあるものを組み合わせるだけでもいいのである。拙い知識や技能であっても、それを総動員して工夫することが重要である。頭の中の工夫を目で見ることはできないが、幸い「ものづくり」は工夫の過程を目で見ることができる。構想があり、計画の具体化があり、実際の工作があり、またそれらの観点を切り替えることも重要な点である。
 ただ作ればいいというわけではない。説明書のとおり作るだけでは「工夫」はない。「ものづくり」を通した「創造力の育成」がこの授業のねらいである。
授業内容:
  1. 小学校や中学校で用いられる工作教材キットを組み立て、「もの」がいろいろな要素から成り立っていることを学びます。製作する教材キットは自分で選定します。
  2. 各自の製作物にオリジナルの要素を組み入れてアレンジしていきます。この活動が本演習の中心であり、一連の活動を通して「工夫する力」を養います。
  3. 各自の取り組みを全員で共有し、互いに知恵を出しあえるように、意見交換を行いながら進めます。また最終報告はホームページで行ってもらいます。
  4. 一部、環境整美のための活動を含みます。
授業計画:
※ 10/2〜10/16の3回は実践センター3階マイクロティーチング室、その後は技術科の木材加工実習室で行います。
10/2(小)ガイダンス自己紹介を兼ねて各自の抱負を発表。なお、1人1テーマでの取り組みとします。
10/9(肥)構想・教材キットの選定基本的に教材キットのカタログから選定してもらいますが、他の方法でも構いません。例えば素材を集めての製作や廃品の分解・再利用など、授業の趣旨に添うならばキットの組み立ての枠を超えた取り組みも歓迎します。ただし、必ず担当教員と相談して決定してください。
10/16(小・肥)構想の報告製作するキットおよびその後のアレンジを含む構想をA4用紙1枚に描き(手書きも可)、各自簡潔に報告してください。(キットの選定は遅くともこの日まで決めること)
10/23(小)
10/30(小・肥)
11/6(肥)
教材キットの製作自分でできる部分はなるべく時間をみつけて製作を進めてください。授業時は、工具を使った加工や、組み立て方法の相談に充てるとよいと思います。
11/13(小・肥)途中経過の報告現在の状況を報告してください。また、互いにアイディアを出し合ってください。
11/20(肥)
11/27(小・肥)
12/4(小・肥)
製作物のアレンジ各自、創意工夫を凝らしてください。ホームセンターや100円ショップや模型店などに行くと、いろいろひらめくことがあるかもしれません。
12/11(小・肥)
12/18(小・肥)
1/8(小・肥)
まとめ以下の項目でレポートを作成し、電子媒体で提出してください。ホームページで広く公開します。
(1)タイトル...製作物に適切な「ネーミング」を考えてください。
(2)学籍番号・名前
(3)概要...使用したキットの名称・型名およびアレンジした点を簡潔に記載。
(4)解説...写真や図を使い、子どもにもわかるように製作物の仕組みやアレンジの様子がわかるように説明を工夫。
(5)工夫した点
(6)苦労した点
(7)計画と達成度
(8)感想
1/15(小・肥)報告会各自が取り組んだ「ものづくり」と工夫の数々について、概ね上記のホームページに添って紹介してください。
1/22(予備日) 
環境整美は、キャンパス内のゴミ拾い、草刈り、雪片付けなど随時行ってください。ゴミ袋、手袋、スコップ等を用意していますので、遠慮なく申し出てください。
成績評価・採点基準:
自分に合った目標を設定し、主体的に活動できたかどうかを中心に、総合的に判断します。
その他:
教材キットは各自購入していただきます。
(参考文献)
[1] 加藤与五郎: 創造の原点, 共立出版, 1973.
[2] 川上正光: 工学と独創, 共立出版, 1977.
[3] 森羅万象: 電子機器解体新書, 工学社, 2006.
[4] JSTP: もの作り不思議百科, コロナ社, 1992.
[5] JSTP: 続・もの作り不思議百科, コロナ社, 2005.
[6] 吉岡安之: じしゃく忍法帳, 日刊工業新聞社, 2001.
[7] Make, Vol.01〜05, オライリー・ジャパン, 2006〜2008.

(過去の授業) 2002年度, 2003年度, 2004年度, 2006年度, 2007年度
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