これもISO1600だがブログ掲載サイズなら十分実用範囲だ。

ダメ男が増えているのは、ママが息子をかわいがりすぎるのが原因だろう。
子供は母親がいちばん好き。特に男の子は一時期お母さんべったりになる。
うちの息子も最近何かと言えば「お母さんと一緒がいい」と言い出した。
それを全面的に否定はしないが、私は頻繁に「今日は男同士で行動だ」と宣言し、
息子と二人だけで遊びに出かけたり買い物に行ったり食事に行くようにしている。
妻は私より厳しいところがあるのであまり心配は無いのだが、
それでも男の子が母親べったりになる弊害は避けるべきだと思うから。

息子の成長の記録を残そうと土曜の晩の料理の写真を貼っておくつもりで書いた話が、
育児論に脱線してしまった。
そうなってしまった理由は、世の母親を見ていて自ら子供を駄目にしていると感じているから。
最近の親はとにかく子供に甘い。子供のしたいようにさせることが愛情だと思っている。
とんでもない勘違いだ。子供のしたいようにさせていたら子供を駄目にする場合が多い。

個人差はあるが、１歳半を過ぎたら、納得するしないは別に学習する力はある。
うちの娘はまだ１歳４ヶ月だが、ものを覚える力はもう十分にある。
だから、本人が嫌がっても駄目なことは駄目だとはっきり教えている。
横から息子が「ユイちゃんはまだ赤ちゃんなんだからそんなこと言ってもわからないよ」と
私を批判してくるが、私は「それでも駄目なことは駄目」と言って娘を「叱る」。
それでやらないようにはならないが、その行為が叱られる類のことだと覚えるようになる。

私は無理して早くに子供をしつけようなどとは全く考えていない。
ただ、子供の行動をきちんと観察していると、いま教えても決して早くないことが分かる。
急ぐ必要などひとつもない。多くのことは他の子に後れてもいずれ身につけるだろう。
しかし、覚えても良い時期を親が延ばしてしまえば、わがまま気質は温存助長されるだろう。

どこかで何かを「絶つ」ということは子供の成長にとってとても重要なことなのだ。
そのタイミングをいたずらに先送りしていると、子供の根っこに甘えを植え付けることになる。

息子の時も娘の時も、妻は脇から見ていて残酷に思えるほど断固として卒乳をやった。
歯が生えそろってきた後は、寝る前にミルクを飲ませると虫歯になりやすいからだ。
毎晩寝る前に飲んでいたミルクをある日突然絶たれることは赤ん坊にとっては悲劇的。
最初暫くはミルクの代わりに麦茶をのませてごまかして寝かせ付けるのだがこれが大変。
自分が大変だから卒乳を伸ばすという母親もいるだろうと思う。
しかし、１月過ぎて娘はお茶も飲まずにちゃんと眠ることが出来るようになった。
これはあくまで一つのたとえ話。子育てにはこの類のことが沢山あるということだ。
「まだ早い」というのは母親自身の怠慢である場合が多いだろう。

親の育て方ひとつで、子供は少なからず違って成長していく。
だから、親であるということの責任はとても大きい。

【追記】
気になったので卒乳時期について調べてみた。娘は１歳３ヶ月だったので早くはない。
ちなみに、卒乳すると朝までぐっすり眠るようになると言われているが娘もそうなった。

トラックバックURL : http://okuribito.exblog.jp/tb/11632560
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

名前 :
URL :
非公開コメント
削除用パスワード