公民権停止中 運動員を買収 容疑で舞鶴署 自民候補支援者逮捕
今月10日の京都府議選で、公民権停止中に選挙運動し、運動員に現金を支払ったとして、京都府警捜査2課と舞鶴署は17日、公職選挙法違反(公民権停止者の選挙運動、買収)の疑いで、舞鶴市選挙区で初当選した自民党の池田正義さんを支援していた政治団体幹部、千歳嘉四郎容疑者(72)=舞鶴市大内野町=を逮捕した。
逮捕容疑は2009年の衆院選で運動員を買収した公選法違反の罪が確定し、5年間、選挙権と被選挙権がなく選挙運動もできないのに、今年3月31日、60、70歳代の男性2人に車から沿道に手を振るなどしてほしいと依頼し、報酬として現金計1万2千円と商品券を手渡した疑い。
府警によると、千歳容疑者は「間違いない」と容疑を認めている、という。
関係者によると、千歳容疑者は今年3月で引退した自民党の千歳利三郎前府議の実弟で09年衆院選に同法違反容疑で逮捕され、罰金15万円の略式命令を受けていた。今回の府議選で舞鶴市選挙区(定数2)は4人が立候補し、池田さんが1万2941票を集めてトップ当選した。
【 2011年04月17日 22時48分 】
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