2011年04月18日
起業したい方必見! - 起業して成功するための会社設立ステップ
4月14日にEC studio のグループ会社となるEC studio アカデミーを設立しました。
創業して10年のEC studio がこれまで蓄積してきた情報やノウハウをフル活用して
グループ会社を設立したステップを公開したいと思います。
ここで紹介するサービスはEC studio で精査された間違いのないもののみ
紹介していますので、これから起業する方が周りにいらっしゃったら
ぜひこの記事を紹介してあげてください。
■会社を設立する
会社を設立するには登記手続が必要ですが、設立代行手数料がもったいないからと
自分で設立を試みる方もいらっしゃいますが、お勧めできません。
なぜなら会社の設立は基本的に一回きりなので、そのために起業前の大切な
時間を登記手続に使うのはもったいないからです。
そこでお勧めなのが「ファーストステップ」という設立代行会社です。
設立代行手数料はなんと100円!
しかも、電子定款による登記であるため自分自身で設立するよりも
47900円も安く設立できます。
※自分自身で電子定款で申請すると申請キット代の7万円がかかるそう。
●ステップ1- ファーストステップで会社設立の相談をする
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会社を設立する際に必要になるのが登記する住所です。
起業当初はオフィスを借りる余裕もないし、自宅の住所を公開するのは
気が引ける。。。そんな方にはバーチャルオフィスがおすすめです。
また、東京以外の地域に本社を置く場合は、最初から東京のバーチャルオフィスを
借りて、東京オフィスを設置しておいた方が良いです。
EC studio アカデミーも本社は大阪ですが、設立と同時に
東京銀座のバーチャルオフィスで東京オフィスを同時に開設しました。
東京オフィスを開設するメリットは大きく2つあります。
一つ目は最も市場の大きい東京の顧客を獲得する
機会損失を防ぐためです。東京は市場が大きいだけでなく
顧客単価も高いため、最初から視野に入れておくか否かで
会社の発展に大きく関わってきます。
二つ目は取材されるチャンスを逃さないということです。EC studio では
昨年大きくブランディング展開を行ってきましたが、成功の大きな秘訣の一つが
大阪本社、東京支社と書いていた表記を東京オフィス、大阪オフィスと
書き換えたところにポイントがあります。笑
メディアは東京に集中しています。東京の記者がすぐに取材にいけるかどうかの
判断はオフィスが東京にあるかがポイントです。その最初のコンタクトを
逃さないために東京オフィスが必要なのです。
実際東京にいなくても連絡がきたら、東京に行ける日を調整して
東京に行って取材を受ければいいだけです。
バーチャルオフィスの価格は月額4200円だけで、借りれる住所は一等地。
商談ルームも無料なので、実際の商談や取材をそのオフィスでできます。
借りれる住所はこちら
銀座バーチャルオフィス(東京)〒104-0061 東京都中央区 銀座1-3-3 G1ビル7階
青山バーチャルオフィス(東京)〒107-0062 東京都港区 南青山2-11-13 南青山ビル 4階
梅田バーチャルオフィス(大阪)〒530-0001 大阪府大阪市北区 梅田1丁目11-4 大阪駅前第4ビル
●ステップ2 - バーチャルオフィスを借りる
●※ステップ2 - 実際のオフィスを借りる場合はオフィスナビ
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会社設立の登記手続やその後の契約関連に必ず必要になってくるのが
会社の実印です。会社の実印も一度作ったら当面変えることはありませんので
ある意味一発勝負なところがありますので間違いないところで発注しましょう。
●ステップ3 - コストパフォーマンスが高いハンコ作成サービス
※ファーストステップで設立すると、この印鑑卸売市場で作った実印をプレゼントしてくれます。
100円の代行手数料でなぜそれが実現できるんでしょう。。。不思議。。。
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次に会社が設立できたら必要になってくるのが、会社の名刺です。
名刺を営業ツールに使うために、何面にも折り曲がる名刺等もありますが
まずはオーソドックスな名刺を作ってからでいいと思います。
EC studio は現在でもオーソドックスな名刺です。
●ステップ4 - 名刺を作る
※価格が安く、納期が早い上に、オマケで多めに刷ってくれます。
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■インフラ・システムを整備する
開業したら真っ先に必要となってくるものの一つにインターネット回線があります。
光ファイバーの工事は普通に申し込むと2ヶ月くらいかかる場合がありますから
早めに申し込んでおくことをお勧めします。2ヵ月後の工事だと困る場合は
電話で粘り強く交渉したら早めに対応してもらえる場合もあります。
インターネットはインフラなので、いろんな光ファイバーのサービスがありますが
やはり最も安定しているNTT系が良いです。
●ステップ5 - フレッツ光でプロバイダーはOCNで申し込む
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今やなくてはならないのが会社のホームページ。ホームページの
制作会社は近くの会社をご自身で探していただくことして
ホームページを置くレンタルサーバーを選ぶにも基準があります。
サーバー会社は無数にありますが、最も重要なのは安定性。
そして起業したばかりですから、次に重要なのが低価格でかつ
サポート対応が良いことです。
●ステップ6 - サーバーカウボーイでサーバーを借りる
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レンタルサーバーを借りるとメールアドレスが付いてきますが、これからの時代はクラウドです。
後からクラウドの重要性に気づいてシステムを変えようと思うと大変です。
最初からGoogle Appsを導入して、メール、カレンダー、ドキュメントをフル活用して
いつでもどこでも仕事ができる体制を整えましょう。
●ステップ7 - グループウェアはGoogle Appsを導入する
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そしてこれからの時代はメールによるコミュニケーションは衰退していきます。
アメリカでは10代の若者はメール使用率は11%、中国の80%以上がチャットを
利用しているという統計データがあり、メールからチャットへの流れは止まりません。
メールでもなくスカイプのような個人向けチャットでもなく、これから主流になるのは
ビジネスチャットツールです。社内はもちろん社外の方ともチャットで
コミュニケーションが取れる体制を最初から作っておくことをお勧めします。
●ステップ8 - クラウド型ビジネスチャットツールを導入する
※タスク管理やファイルサーバーとしても活用できるビジネスチャットツール
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■事務用品を揃える
インフラやシステムを整えるのと同時に行わなければいけないのが事務用品です。
アスクルやカウネットが有名ですが、どちらがいいかというとどちらも良いです。
ですからどちらも無料で契約できるので契約しておいて、必要なものを揃える際に
両方のカタログを見て気に入った商品を発注すると良いです。
●ステップ9 - 事務用品はアスクルを契約する
●ステップ9 - 事務用品はカウネットを契約する
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■銀行口座・支払・請求関連を準備する
売上、支払など銀行口座は必ず必要なものの一つですが、銀行も
たくさんあってどの銀行にしたらいいか選ぶだけでも大変です。
選ぶポイントの一つはネットバンクの使い勝手です。
メガバンクは信頼性があっていいのですが、使い勝手は・・・
そこでお勧めなのが楽天銀行です。もともとイーバンクという
銀行でしたが、楽天に買収されました。ネットバンクの先駆けとして
使い勝手は維持しつつ、母体が楽天ということもあって信頼性もつきました。
●ステップ10 - 銀行口座は楽天銀行で開設する
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まだまだ法人ではクレジットカードでの支払いを行っていない会社も多いですが
これから起業されるのであれば法人カードは必須アイテムです。
請求書から銀行振込で支払うというスタイルは今後衰退していきます。
クレジットカードで支払えるところはすべてクレジットカードで支払いを
統一することをお勧めします。
クレジットカードで統一するメリットは、支払いが2ヵ月後であるため
キャッシュフローが良くなる、明細がネットで確認できエクスポートできる、
自動引き落としの申し込みも簡単で経理担当の手間が減る、
支払額は同じであるにも関わらずポイントがたまってマイレージへ換金し
出張費を削減することができる。
●ステップ11 - クレジットカードはアメックスゴールドを申し込む
※最もポイント還元率が高いアメリカンエクスプレスが法人カードにお勧めです。
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銀行口座や支払方法のクレジットカード統一ができたら、売上回収の
決済手段の確立に入ります。請求書ベースで銀行口座へ振りこんでもらうのは
当然ですが、今後起業されるのであればカード決済や口座引落も
対応できる体制を構築しておくと良いと思います。
決済手数料や利便性、審査通過の容易さなどすべてを踏まえた上で
最もお勧めのサービスがこちら
●ステップ12 - クレジットカード決済のPaypal導入方法
●ステップ13 - 口座引落は日本システム収納
※Paypalは月額手数料がないのですぐに申し込んでもいいですが、口座引落は
1件目の毎月継続で入る売上が見込めた時点で申し込むと良いです。
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■マネジメントを学ぶ
起業して初めて会社を経営される方は、わからないことがたくさんあって
不安だと思います。いろんな先輩経営者に話を聞いたり本を読んだりして
実践しながら学んでいくことになりますが事前に読んでおくべき書籍を二冊紹介したいと思います。
まず一冊目が起業する全ての方にバイブルとなるであろう書籍です。
日本一のマーケッターである神田昌典氏の著書で、数々の企業をコンサルしてきた
経験を一冊の物語にされた本です。
人間にも誕生、成長、反抗期、成人、更年期、死といったような誰もが通過する
過程があるように、企業にも成長発展する過程で起こる問題を事前に把握できます。
●ステップ14 - 「成功者の告白」を読む
※起業した当初はピンとこないこともたくさんあるはずですが、期間をあけて
定期的に読むと、今の自分の会社がどの段階にあるかや、その対策、
今後起こるであろう問題に事前に対策することができます。
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二冊目は手前味噌ですが、私が書いた書籍になります。
EC studio を設立してすぐに組織の問題にぶち当たり、
次々に人が辞めていった経緯があります。その問題は自分のマネジメントの
甘さにあるのではないかと自覚し、1000人の経営者に教えを乞うた学びから
「社員第一主義」がこれからの経営の主流になるだろうと確信しました。
そこから取り組んだ5年間の経営の工夫やエッセンスを一冊にまとめました。
この記事を読んでいる皆さんには、同じ過ちを犯してもらいたくありませんので
二冊の書籍を読んでマネジメントを疑似体験し、成功してもらいたいと思っています。
●ステップ15 - 「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」を読む
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■クラウド時代の次世代ワークスタイルを学ぶ
会社設立、オフィス、事務用品、インフラの準備が整い、マネジメントのエッセンスを
学んだ後は、実際の業務を回していくことになりますが、クラウド時代に突入している
現在では本当に安くて、便利で、効率が上がるITツールがたくさんあります。
旧来のワークスタイルで業務を回すと、これから生まれてくる競合企業のスピードに
ついていけません。創業当初からクラウドツールを使いこなしたワークスタイルを
実践する必要があります。一度組織で浸透してしまった習慣はなかなか変えれません。
最初から最善の方法で業務を回す方法をIT実践会で学んでください。
●ステップ16 - IT実践会でクラウド時代の次世代ワークスタイルを学ぶ
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以上で「起業して成功するための会社設立ステップ」は終わりです。
すでに起業されている方にもヒントとなるサービスがあるかもしれませんので
ぜひ周りの方にこの記事を紹介いただければ幸いです。
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■ 「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方」
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