NHK群馬県のニュース　前橋放送局

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前橋西高校　個人情報を紛失

　前橋市にある県立前橋西高校で、男性用務員が卒業生２４人分の試験結果などが書かれた資料を紛失していたことがわかりました。
　これは１７日、高校の担当者などが記者会見をして明らかにしたものです。
　それによりますと、今月７日、前橋西高校の３５歳の男性用務員が、卒業生の試験結果などが書かれた文書やＰＴＡの役員名簿などおよそ２６００点の資料を廃棄するため、軽トラックで市内の清掃工場に運ぶ途中、誤って資料の入った、少なくとも４つのゴミ袋を路上に落としてしまったということです。
　落としたゴミ袋は、その日のうちにすべて回収されましたが、ことしの卒業生２４人分の模擬試験の結果や志望大学などが書かれた文書１枚を紛失したということです。
　これまでのところ被害は無いということですが、高校では１７日までに、卒業生や在校生の保護者１０００人余りに文書で謝罪したということです。
　県教育委員会によりますと、公立の小中学校や高校では個人情報が含まれる文書の処分方法について、明確な定めはないということです。
　前橋西高校の伊藤栄二校長は、１７日の会見で、「申し訳ない気持ちでいっぱいだ。今後は裁断して処分し、２度とこのようなことがないようにしたい」と述べました。
　　　　　　　　　　　　

04月17日　20時08分

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