「全国地震動予測地図」は、地震発生の長期的な確率評価と強震動の評価とを組み合わせた「確率論的地震動予測地図」と、特定の地震に対して、ある想定されたシナリオに対する詳細な強震動評価に基づく「震源断層を特定した地震動予測地図」の2種類の性質の異なる地図から構成されています。
確率論的地震動予測地図(基準日:2010年1月1日)
今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率
(平均ケース・全地震)
確率論的地震動予測地図と震源断層を特定した地震動予測地図を合わせた「全国地震動予測地図」(基準日:2010年1月1日)です。
地震ハザードステーション(J−SHIS) −独立行政法人防災科学技術研究所−
地震動予測地図の各種地図の閲覧、数値データ等のダウンロードが可能です。
地震調査研究推進本部政策委員会成果を社会に活かす部会報告 −地震動予測地図を防災対策等に活用していくために− (PDF 501 KB)
地震動予測地図に関する理解を深め、防災対策へ活用する際の手引きとしてもらうことを目的に、「成果を社会に活かす部会」がまとめた報告書です。
将来ある特定の地震が発生した際に生じる長周期地震動の揺れの強さや性質を予測した地図です。2009年試作版では、想定東海地震・東南海地震、宮城県沖地震を対象として予測地図を作成しました。
⇒報告書、地図・波形データ等のダウンロードはこちらから。
長周期地震動予測地図(周期5秒における速度応答スペクトル分布図)
想定東海地震(左図)、東南海地震(中図)、宮城県沖地震(右図)