収束工程表、海外メディアも速報 関心の高さ示す東京電力が17日、福島第1原発の原子炉を6~9カ月程度かけて「冷温停止状態」にするとの工程表を公表したことについて、海外主要メディアは同日、東京発の至急電で報じ、事故処理の行方に関する関心の高さを示した。 ロイター通信は会見開始から間もない17日午後3時7分、東電の勝俣恒久会長が向こう3カ月で、同原発から放出される放射線量の「着実な減少」にこぎ着けるとの目標を示したことを見出しに取った一報を配信。 AP通信も1分後の同8分に速報、同19分の一報で、東電は放射線量の「着実な減少」に持ち込んだ後、3~6カ月で放射性物質の放出を管理し、線量を大幅に抑えることを目指していると伝えた。 中国国営新華社(英語版)は会見に先立ち、共同通信が伝えた枝野幸男官房長官の発言を引用し、日本が「早ければ(17日から)一両日中」に事故の収束時期を公表すると報じた。(共同) 【共同通信】
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