仙台 ガス「復旧対策隊」解散
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仙台 ガス「復旧対策隊」解散

4月17日 13時39分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

震災で供給が止まっていた仙台市とその周辺の合わせて7つの自治体で都市ガスがほぼ復旧し、全国から応援に駆けつけた「復旧対策隊」の解散式が行われました。

解散式は、仙台市宮城野区の仙台市ガス局で行われ、復旧作業に当たった作業員およそ300人が集まりました。仙台市の奥山恵美子市長は「ガスが使えることをこんなにうれしく思ったことはないという市民の声がたくさん寄せられています。本当にありがとうございました」と述べ、復旧対策隊の代表に花束が手渡されました。これに対し、大阪ガスから来た復旧対策隊の石川哲夫隊長が「阪神・淡路大震災以来の大きな被害でしたが、ガスが使えないにもかかわらず、市民の皆さんが温かいねぎらいのことばをかけてくれ、励まされました」とあいさつしました。仙台市ガス局が都市ガスを供給している仙台市など7つの市町村のおよそ36万世帯では、ガス管が壊れるなどして全面的に供給が止まりましたが、全国51のガス事業者から、最も多いときには、一日に3700人が復旧に当たったということです。ガス局によりますと、残る1700世帯余りも20日ごろには供給が再開される見通しですが、津波の被害が大きかった仙台市の沿岸部などの670世帯余りの復旧は見通しが立っていないということです。