県教委は十五日、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)の容疑で逮捕された北勢地域の中学校技術科の男性教諭(50)を懲戒免職とした。県教委人材政策室では「重く受け止めている。教職員の資質向上に一層努める」と陳謝した。
県教委によると、教諭は平成二十一年二月九日、当時担任をしていた中学校三年生のクラスの女子生徒に対し、亀山市内のホテルで、相手が満十八歳に満たないことを知りながら、みだらな行為をした。生徒の保護者からの被害届けをきっかけに二十二年十二月七日に亀山署に逮捕されたが、示談が成立して告訴が取り下げられたため同二十八日、津地検は起訴猶予処分とした。
同教諭は不起訴後、わいせつ行為はなかったなどと話しているらしく、県教委はこれまで事実の再確認に当たっていたという。
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