東京電力は17日、福島第1原子力発電所の事故収束に向けた復旧作業について、中期的にはコンクリートなどの構造物で本格的に放射性物質の流出を防ぐ措置を取る方針を示した。当面は応急措置として今後6~9カ月で原子炉建屋をカバーなどで覆うことを目標とする。
東電によると、同原発敷地内でのがれきの除去作業や放射性物質の飛散防止措置を実施後、水素爆発とみられる爆発で建屋が吹き飛んだ1、3、4号機でまず建屋全体を覆うカバーを設置する計画。
ただ、カバーでは余震や地震などで破損する恐れがあるため、9カ月後以降に本格的に放射性物質を遮蔽する構造物の設置に乗り出す。
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