カダフィ政権軍、市街地でクラスター爆弾使用 人権団体指摘

2011.04.16 Sat posted at: 09:18 JST

トリポリ(CNN) リビアのカダフィ大佐率いる政府軍が西部の都市ミスラタの市街地でクラスター爆弾を使用したと国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が15日に発表した。しかし、カダフィ政権側はクラスター爆弾の使用を否定している。

HRWの声明によると、14日夜にミスラタの市街地で3発のクラスター爆弾が爆発した。現場は反体制派と政府軍の戦線から約1キロの地点で、付近には病院もあったという。ただ、安全上の理由から現場検証は行えず、市民が負傷したか否かは確認できていないという。

ニューヨーク・タイムズ紙の記者が発見したクラスター爆弾の子弾をHRWが分析したところ、この爆弾はスペイン製の120ミリ迫撃砲弾「MAT-120」であることが分かった。この砲弾は空中で爆発し、21個の子弾が拡散する仕組みになっている。子弾は物に接触すると爆発して溶融金属が飛び散り、この溶融金属が人々を殺傷するほか、装甲車両の車体をも貫通する。

この高い危険性から、2010年8月にクラスター爆弾禁止条約(CCM)が締結され、多くの国々がクラスター爆弾の使用を禁止している。

HRWのディレクター、スティーブ・グース氏は、住宅地でクラスター爆弾を使用するなど言語道断であると政府軍を強く非難した上で、「(政府軍は)クラスター爆弾の使用を直ちに中止し、爆弾の残骸で市民が負傷しないよう最善を尽くすべきだ」と指摘した。

一方、リビア政府の報道官は「リビアの国民に対してクラスター爆弾を使用することなどありえない」とし「世界が注目する中で、そんなことをできるはずがない」と反論している。

こんな話題も


注目ビデオ一覧へ

注目フォト一覧へ

注目ニュース

かたつむりクリーム

かたつむりクリーム
奇跡の栄養クリーム。お肌に保湿と栄養を

電源不要の扇風機

電源不要の扇風機
夏の節電対策に。電池、USB駆動で便利

レイングッズ特集

レイングッズ特集
雨の日もハッピーに♪おしゃれを楽しもう

トイデジで遊ぼう!

トイデジで遊ぼう!
行楽のお供に。おもしろ写真が手軽に撮れる

春休み&GW 2011

春休み&GW 2011
最大10連休の大型連休は家族でお出かけ!

自由自在の組み立て旅行

自由自在の組み立て旅行
飛行機と宿を組み合わせてオリジナル旅行へ

特集 by 楽天市場
編集部セレクト一覧へ
特集
注目キーワード
コレ読んだ?
CNNからのご案内
  • CNN Mobile携帯端末サービス
  • CNNjCNNテレビ視聴
  • CNN ENGLISH EXPRESSリスニングの進化が実感できる
    英語月刊誌!
  • CNNGoユニークな視点で
    世界の各都市を紹介

このページの先頭へ戻る