格闘技と野田聖子衆院議員(50)が異色のタッグを組み、東日本大震災のチャリティーを行うことが15日、都内で発表された。
K‐1を主催するFEGなど計14の格闘技団体がチャリティープロジェクト「FIGHT FOR JAPAN」を設立。関係者を通じて、手を取り合うことになった野田議員も「苦しい今を生き抜くために、私たちの立場でできることを共に行動で示していこう」と賛同した。
プロジェクトでは、オリジナルロゴを使ったTシャツやワッペンなどの売り上げを国連ハビタットを通じて寄付する。谷川貞治・FEG代表は「大きなイベントができれば」と、合同チャリティー興行にも意欲を示した。また、野田議員が展開する“エンターテインメントで元気になる”プロジェクト「メンため」と組んでK‐1選手の入場曲CDを発売。1枚につき100円の義援金を送るほか、慰問などのボランティア活動も行うという。
谷川氏は「力道山が戦後の復興期に勇気を分け与えたように、生きる力、勇気を格闘技を通じて見せていきたい」と力説。うちひしがれた国土に、リングから光を送る。
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