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【大相撲】

「引退勧告」3力士が国技館で断髪式

2011年4月16日 紙面から

 八百長問題で日本相撲協会から「引退勧告」を受け、引退届を提出した元幕内の春日王(33)、元幕内の安壮富士(35)、元幕内の十文字(34)が東京・両国国技館で断髪式を行うことが15日、明らかになった。放駒理事長(元大関魁傑)は6日に「今回のことで退職した力士が国技館で引退相撲をする場合は貸し出す」としていた。

 春日王は5月28日、安壮富士は同29日、十文字は6月4日に申し込んでいる。現時点では国技館内にある大広間の使用申し込みだけだが、協会関係者は「女性にもはさみを入れてもらうなら大広間でしょうけど、土俵も空いているので使用することはできる」と話しており、土俵に最後の別れを告げることも可能となっている。

 ただ、チケットを発売し、力士らの取組が行われる「引退相撲」という形ではなく、部屋関係者や後援者などだけを集める「断髪式」として行われるという。

 引退勧告などを受けた力士たちすべてが国技館で断髪式を行うわけではなく、ホテルなどで行う元力士も多い。

 八百長問題で、5月28日に引退相撲を予定していた立川親方(元関脇土佐ノ海)と同29日に予定した関ノ戸親方(元小結岩木山)は開催を延期したが、それにより国技館を使用できる結果となった。 (岸本隆)

 

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